愛知県三河地方は、江戸時代から綿産業が盛んな地域で長い歴史をもつ。その伝統を受け継ぐ大丸株式会社は、創業100年を迎えるアパレル企業として、三河木綿を用いたオリジナル羽織りを発表。今回の羽織りは、三河のジャガード織機ならではの独特な生地感を活かし、日本の吉祥模様である「矢絣(やがすり)」をモダンにアレンジしたデザインが特徴だ。この羽織りは、2025年2月15日よりクラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売されている。

江戸時代から受け継がれる三河木綿の技術が生み出す現代的な羽織り
日本最初の綿の伝来地域といわれる三河地方の企業が、良質で丈夫な三河木綿を使った新たな商品作りに挑戦する。
地域伝統織物・三河木綿を使用
三河木綿の特徴であるジャガード織による独自の生地感を活かし、現代的な羽織りとして仕立てられている。
三河木綿ジャガード織の魅力
三河地方には江戸時代から多くの機屋が存在し、長年にわたり培われた技術が詰まった織物が生み出されてきた。本羽織りに使用される生地は、職人の経験と創意工夫が生んだ独特の風合いをもつ。
完全国内生産による品質の追求
織り・染め・裁断・縫製・検品にいたるまで、すべてを三河地方の工場および国内工場で行い、高品質な製品に仕上げている。
矢絣模様をモダンにアップデート
日本の吉祥模様「矢絣」を現代的にデザインし、和服のようなシルエットを取り入れた粋な羽織りとして仕上げている。
希少なカットジャガード織による独自の生地
本羽織りに使用される生地は、三河の織機を活かし、独自の織り方で製造されている。そのままでは柄が際立たないため、特殊なカット加工を施すことでユニークな模様が浮かび上がる。この技術を持つ工場は国内でも数件しかなく、新規取引を制限するほど希少な存在となっている。本製品の生地加工は、長年取り引きのある職人工場に依頼し、丁寧に仕上げられている。



ユニセックスで楽しめるデザイン
男女問わず着用できるユニセックスデザインを採用。幾何学模様のようなモダンな柄は、シンプルなコーディネートにアクセントを加える。丈はロングとミドルの2種類、カラーはブラックとブルーの2色を展開。女性は袖を折り返して着こなすことも可能だ。



Tシャツやパーカー、えり付きシャツ、ニットなど、どのようなインナーとも相性がよい。オフィスカジュアルとしても活用でき、共布ベルトを締めることで異なる雰囲気を楽しむこともできる。
日本のものづくりを支える完全国内生産
本羽織りは、織り・染色・縫製・仕上げまでを三河地方および周辺の工場で完結させた完全国内生産品である。現在、日本国内で生産される衣料は全体の約2%に過ぎないが、高品質な製品を提供し続けるために、日本の技術と職人の力を大切にしている。


今回の新商品について、担当者に話を聞いてみた。
ーー商品開発の背景は?
江戸時代から綿産業が盛んなこの地域で、創業100年を迎える企業が新しい企画に挑戦しています。長く綿産業を行ってきた地域の特性と、日本の職人の感性を活かした商品を提案します。
ーー今回の注目ポイントは?
三河木綿に、希少なカットジャガード織を取り入れたことです。
三河木綿の特徴である、着るほどなじむ素材感と、吉祥紋様の矢絣デザインを取り入れた「三河木綿 矢絣羽織り」。完全国内生産で作られたこの羽織りは、伝統を守りつつ現代のファッションにも調和し、世代を問わず親しまれることを目指している。日本の職人技が息づくその魅力を体感してみてはいかがだろうか。
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