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“密にならないレジャー”としてキャンプ需要が年々高まっている。最近キャンプにハマって、せっかくやるならいろいろ道具も揃えたい、そんな思いでネットサーフィンしている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな迷えるキャンパーたちの強い味方、キャンプ系YouTube『タナちゃんねる』が厳選したキャンプ道具の数々を紹介します。キャンプギアに100万円以上つぎ込み、いろいろ買って使ってたくさん失敗もしてきた同チャンネルの運営者、タナ氏がその経験をもとに、「ほんとうに買ってよかった!」と思える、とっておきのギアをセレクトしてくれました。まずは、その中からBEST5を公開します。
※本稿は、『100万円分使ってわかった ほんとうに買ってよかったキャンプ道具』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
【1位】クラシックランタンに灯る炎の揺らぎに癒やされる『フュアーハンド』276 ストームカッペ
これは、中古で買ったのですが、ぜんぜん問題なく使えています。使えば使うほど、めちゃくちゃカッコよく見えるんですよ(笑)。ガラスは定期的に掃除をしています。メンテナンスもそんなに難しくないですし、芯が焼けてしまったら新しいものと交換できるので、永く使えます。
僕は、夜に焚き火の前でしっぽりとウイスキーを飲みながら、ランタンと星を眺めて、ゆったり座っているのが好きなんですよ。揺らぐ炎を眺めながら、どんな音が聞こえてくるかが、すごく重要なんです。焚き火のパチパチと爆ぜる音に混じって、ガスが出るゴーっていう音は、耳にしたくないです。昼間から火を灯すほど好きなので、このランタンを手放すことは一生ないでしょうね。
【2位】軽量&コンパクトな焚き火台!『STC』ピコグリル 398
スイスのブランドで、数字はグラム数を表しています。これは398グラムですね。驚くほど軽い!折りたたむと、フラットなA4サイズの大きさになるので、僕はずっと使っています。組み立ても簡単で、脚のフレームを開いて、本体プレートの溝にはめるだけです。軽くて設置も簡単だから、女性にもぴったりだと思いますよ。
脚のフレームの上にスピットを架ければ、フライパンが置けます。このスピットは、ウィンナーやパンを刺して焼いたりする、調理用の串にもなって便利です。火に関しては、薪がくべやすく火付けが簡単です。空気が通りやすくよく燃え、少ない薪でも十分な火力が得られます。いくつも試しましたが、こんなに考えられた焚き火台はそうないと思いますね。
【3位】一枚板で熱伝導率バツグン!『ターク』クラシックフライパン 28センチ
僕の動画で、肉を焼く時の相棒として活躍するフライパンです。非常に気に入っていて、買って本当によかったと思っています。ドイツ製なんですが、一枚の鉄板を叩き伸ばして作られているので、ハンドル部分に継ぎ目がないです。だから、めちゃめちゃ頑丈で、100年使い続けられると言われているものです。2年以上使っていますが、油が染み込んで、使うほどに料理がしやすくなっています。
さらに、鉄板が厚いので、蓄熱性に優れているのも魅力です。一般的なフライパンだと、分厚い肉を入れると表面の温度が下がってしまうのですが、このタークの場合は表面がカリッと焼けて、旨味を逃しません。僕のキャンプには、絶対に欠かせないギアです。
【4位】防寒性とストレッチ性も◎『モンベル』ダウンハガー800 EXP
機能的に、南極観測隊の人が使うのと同等レベルらしいですね。これを使って寒いと感じたことはないです。縦横にもストレッチするので、中であぐらがかけるほど伸縮性があって、肌触りがすごく良いので気に入っています。
【5位】ワンポール型で軽くて映える!『DD ハンモック』DD ピラミッドテント MC
メインで使っているテントです。地べたで寝るのが好きなので、ハンモックよりテント派なんです。本来はインナーが必要ですが、僕は外側だけ張って、テントポールの代わりに、トレッキングポールや木の枝を代用します。マルチカム柄がカッコいい!