モバイルバッテリーやスマホ充電器などを製造するAnker(アンカー)が、約6倍の長寿命をうたったポータブル電源「521 Portable Power Station(PowerHouse 256Wh)」を発売した。シリーズで初めてリン酸鉄リチウムイオン電池を使ったバッテリーの長寿命化を実現。2021年12月7日より、Anker Japan公式サイトやAmazon、楽天市場で販売中。庭作業やアウトドアなどの普段使いから、災害への備えとしても活躍するコンパクトサイズ。初めてのポータブル電源にもおすすめだ。
最大の特徴は電池寿命の長さ
「普段使いしながらも、災害時などいざという時の備えとして長期間置いておける製品がほしい」という要望を受け、開発された本製品。バッテリー使用による経年劣化が少ない「リン酸鉄リチウムイオン電池」をシリーズ初めて採用し、3000回使用した後も初期容量の80%以上を維持することに成功した。電池寿命は、一般的なポータブル電源の約6倍だ。
また、本体に接続した機器でも、使っていない間は自動で出力がオフになる省電力モードを搭載。不要なバッテリー消費や自然放電を抑える。電源本体の前面と背面に強化パネルの採用し、耐久性もアップ。防災用の長期保管にも最適だ。
最大6台に同時充電・給電が可能
電源ポートは、2つの純正弦波ACコンセントやUSB-Cポートを含む計6つ。ノートPCやスマートフォン、電気毛布など最大6台同時に充電・給電が可能だ。女性や高齢の方でも片手で持ち運びしやすいコンパクトな設計だが、容量は256Whとパワフルだ。「iPhone 13」であれば、約18回充電ができる。
充電・給電可能な残り時間や満充電になるまでの推定時間は、本体前面の大きなディスプレイに表示。残り時間を確認しながら計画的に利用できる。
ソーラーチャージャーに対応
本体への充電は付属のACアダプタ以外に、別売りの高出力ソーラーチャージャー「Anker PowerSolar 3-Port 100W(最大入力値65W)」にも対応している。ソーラーチャージャーと合わせれば、全く電源のない屋外でも太陽光による電力を蓄電することができる。アウトドアや災害時に、より多くの安心感を得ることができるだろう。