2021年11月分のアップ動画から選ぶ!キャンプ系人気YouTuber FUKUさんの“注目キャンプギア”BEST10

2021年12月17日

人気沸騰中のキャンプを楽しむには、キャンプギアが必要不可欠!だが、ブームのお陰もあって最近では経験者でも即決できないほどに多種多様な商品が登場しており、どのメーカーのどんな商品を購入すればいいかは本当に悩むところだ。

今回もチャンネル登録者数27万人超えのキャンプ系人気YouTuber FUKUさんに、自身のチャンネルでもオススメする“使ってみてよかった”キャンプギアを厳選してもらった。収集したキャンプギアを独自の視点を持って、優しい口調で丁寧にレビューしていく動画が好評のFUKUさん。彼が2021年11月中にアップした動画から選ぶ、注目のキャンプギアBEST10を紹介しよう!

キャンプ系人気YouTuber FUKUさんに聞いた!注目キャンプギア

【第10位】多彩に使えて頼もしい!コンパクトなカマド型

BAFADA キャンプストーブ

「BAFADA キャンプストーブ」。サイズは高さ180ミリ×幅185ミリ×奥行き150ミリ

ネジなどは不要で簡単に組み立てることができる折りたたみコンロ。「よくあるコンパクトなカマド型の焚き火グリルがベースになっています。ステンレスの風防が前面に付けられるほか、側面の片方には薪や炭を投入できる、約60ミリ×約100ミリの大きな口があるのも特徴的。価格が2000円以内(購入時)というのも魅力ですね」(FUKUさん)

「BAFADA キャンプストーブ」に、一般的なサイズのアルコールストーブを設置

高さ調節は4段階あり、ポットスタンド(五徳)やロストル(火格子)、アッシュトレイ(灰受け)を取り付けられる。「一番上に調節すればアルコールストーブを使うのにちょうどいい高さで、一番下なら燃焼スペースがかなり広くなります。ストーブ内の広さと高さ調節の自由度が高い点はすごくいいですね。プチプラな新商品の中ではおもしろい」(FUKUさん)

【第9位】冬キャンプに欲しい薪ストーブの“軽量コンパクト系”

3F UL GEAR 薪ストーブ

こぢんまりとしたサイズで、かわいらしい印象の「3F UL GEAR 薪ストーブ」

薄いステンレスを使用した、コンパクトな折りたたみ式のアウトドア用薪ストーブ。本体のサイズは縦200ミリ×横400ミリ×高さ200ミリ。足を取り付けた状態だと高さが+約100ミリとなり、どこに設置しても邪魔にならない大きさだ。煙突部分は高さが約2200ミリある。「ビジネスバッグくらいのケースに収納でき、総重量は収納バッグを含めても2.5キロほど。車はもちろん、公共交通機関での移動でもラクラク持ち運べます」(FUKUさん)

ステンレスの板を広げて各パーツや上の天板を取り付けるなど、薪ストーブの組み立て中。収納バッグのサイズは、縦260ミリ×横450ミリ×厚み60ミリ

薪ストーブの形態には、ざっくり分けて“ガッシリ系”と“軽量コンパクト系”があり、頑丈さと携帯性のどちらを優先するかで、選択肢が異なってくると話すFUKUさん。「この薪ストーブは軽量コンパクト系。このタイプのメリットは、文字通り軽くてコンパクトでも本格的に楽しめること」(FUKUさん)。反対にデメリットは、「素材が薄いことで歪みが起きやすく、耐久性が低くなること。あと、バラしてコンパクトに持ち運べるようになっていることで、組み立てや片付けがやや面倒になることですね」とFUKUさん。

「この商品は、コンパクトでも比較的長い薪がくべられるなど薪ストーブとしては十分に使えますが、軽さにこだわっている分、使用に伴なう歪みが出やすい。ガッシリ系のストーブと比較すると、耐久性は低いです。ステンレス板のあのベコベコした感じ。“味”にも感じるので、私は好きですけどね(笑)」(FUKUさん)

薪をくべる窓から見える炎や、使い込んでくすんだ味のある色合いなど、薪ストーブの佇まいもいい

【第8位】従来品よりも利便性アップ!の個性派

greenstage(グリーンステージ) ポケットストーブDX

438円とリーズナブルな価格もうれしい「greenstage ポケットストーブDX」

ドン・キホーテのアウトドアブランド「green stage」から新発売されたポケットストーブで、市販の青い固形燃料が2個収納できる。「過去には、私が同じタイプのポケットストーブを他メーカーさんと共同開発し、期間限定で販売したことも。その商品はもう終売して継続販売できなかったので、“ポケットストーブに固形燃料を収納したい”という需要に応えてくれたメーカーさんがほかにもあったことが、シンプルにうれしいです」(FUKUさん)

25グラムの青い固形燃料を2個収納した状態の「greenstage ポケットストーブDX」

見た目は、折りたたみ式の携帯コンロ“ポケットストーブ”の厚みが倍になったイメージ。「厚みは約4センチ。通常タイプのものよりも2倍になるだけで、開いた時の形とサイズが全然違うものに見えるから、本当におもしろい。お馴染みの青い固形燃料が収納できることで、従来品よりも利便性が高まったポケットストーブが438円というびっくりプライスなのも、ドン・キホーテならではの企業力ですよね」(FUKUさん)

「greenstage ポケットストーブDX」とメスティン、ウインドスクリーンがセットになった「ライスクッカーセット1合用S」(写真、1408円)もある。「私は購入できませんでしたが、サイズ違いのメスティンや蒸す時に利用したいメスティン網などが付属するMサイズやLサイズの商品も存在するようです」(FUKUさん)

【第7位】懐かしさも相まってロマンまで感じる

冒険倶楽部 ワイルドボーイ2

縦310ミリ×‎横100ミリ×厚み25ミリ。割と小さめサイズの「ワイルドボーイ2」

1980年代後半~1990年代前半の“第1次キャンプブーム”のころから販売されている、懐かしいフォルムのサバイバルナイフ。「パッケージにも“since 1987”と書いてありますが、私ぐらいの世代の方は懐かしいと思います」とFUKUさん。当時、FUKUさんは所有していたわけではなく、「うわぁー!ランボーが持っていそうなかっこいいナイフや!!」と見つめていた記憶があり、今回購入した初ワイルドボーイにワクワクしたそうだ。「この、いかにも!っていうデザインが、懐かしさとおもしろさを醸し出してますよね(笑)。見た目はワイルドでもサイズが小さめなので、どこかかわいらしさも感じます」(FUKUさん)

パッケージにはファイヤースターターとして使っている画像も。「ワイルドボーイ2」で火おこししてみたが、バッチリ成功!

価格は2000円前後(購入時)とプチプラだが、しっかり日本製。ナイフは片刃の錆びにくいステンレス製で、割としっかりした収納ケースも付属する。ウロコ落としや六角レンチ、オープナーなどとしても使えるほか、ロープ穴が2つ空いている。「パッケージ裏の説明書きに記された主な用途には、釣り、キャンプ、山菜採りのほか、“小枝で箸作り”という項目があるところもなんだかノスタルジーを感じて、またおもしろい(笑)。切れ味はいいので、薪割り以外のほとんどの雑用をこなすことができます」(FUKUさん)

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