キャンプを中心とした
アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」
を運営する株式会社フォーイットでは、キャンプ経験がある全国の10〜60代までの男女500人に「キャンプギアと防災」に関するアンケートを実施。約6割の人がキャンプギアは防災にも役立つと回答した。
災害時にも活躍するキャンプギア
当アンケートでの「キャンプギアは防災にも役立つと思いますか?」という問いに対し、「防災に役立つ」と回答した人は全体の65.6%に上った。キャンプギアは、「野外で一時的に生活をすること」を想定して作られているため、災害時にも非常に便利なアイテムとなる。
最近ではコンパクト性に優れたギアも増え、「災害時に持ち歩ける」という観点からアイテムを選ぶことも重要になってきている。
防災用に備えておきたいキャンプギア1位は「寝袋」
防災用に持っておいたほうが良いと思うキャンプギアを調査したところ、最も名前が挙がったのは寝袋(72%)だった。保温力が高く軽いダウン素材の寝袋があれば、外気の寒さを感じずにぐっすり眠ることができる。
次いで多かったのはLEDライト(67.7%)。災害規模によっては停電が発生する場合があり、そのような時のために備えておきたい。なかでもおすすめなのがソーラー電池式のもの。日中に太陽光で充電できるので、貴重な充電や乾電池を節約しつつ、明かりを確保できる。携帯電話を充電できるUSBポート付きや光源を分散させて使うLEDライトもあるので、用途別に2〜3個用意しておくと安心だ。
いずれも最低限必要な防災グッズとして、持ち出し用防災セットに入れておくといいだろう。
「ポータブル電源」があればさらに安心!
「キャンプや防災用としてポータブル電源を購入していますか?」という質問に対して、ポータブル電源を既に持っている人は20.6%、購入したいと思っている人は29.8%で、「持っているor購入したい」人が過半数を越える結果となった。
ポータブル電源の役割はキャンプライフを豊かにするだけでなく、災害時には生存を左右する重要なアイテムだ。現代では被災状況の把握、避難や支援物資の情報などの収集もスマートフォンで行うため、充電用にポータブル電源があると安心だ。
災害は大きな心理的な負担を与えるため、少しでも日常生活に近い環境を整えストレスを軽減させることが重要になる。災害時にも使えるキャンプギアを最低限そろえておくと、有事の際も心強いだろう。
出典元「キャンプ・施設予約サイトTAKIBI」:https://www.takibi-reservation.style/