料理酒は、料理にこだわるキャンパーのマストアイテム。目分量で使えて、手軽にコクや旨味を加えてくれる万能調味料だ。どんな料理のどんな場面で使えるのか一挙紹介!
目分量でOK!洋食とも相性抜群!野外調理の万能調味料
アウトドアスパイスと同じくらいに重宝したい料理酒。煮る・焼く・蒸すなど、あらゆる調理に使えて、一本用意するだけで料理のレベルが上がる。入れすぎても加熱すると気化するから、目分量でドバッと使えるのもいい。日の出の料理酒は料理専用白ワイン入りが特徴で、アヒージョやパスタなどの洋食にも合う。野外調理の万能調味料をキャンプのマイアイテムに加えよう!
こんな場面で使える!料理酒の活用方法
焼きそばの麺ほぐし
料理酒で麺をほぐそう。水よりも早く水分が抜けるので、水っぽくならず香ばしく仕上がる。プロ顔負けの焼きそばを味わおう。
野菜炒めもパリッと
炒める際に料理酒を。アルコールを含んでいるため水よりも早く揮発し、ベチャッとならず野菜がパリッと仕上がる。
アサリの酒蒸しも簡単
アサリを砂抜きしたあと、料理酒を加えて火にかけるだけ。メスティンなどでも簡単に作れる、最強のおつまみだ。
アヒージョのコクを出す
キャンプ飯の定番、アヒージョ。オリーブオイルで煮込む際に大さじ1杯程度の料理酒を加えれば、コクや風味が増す。
BBQ(串焼き)のくさみ消し
肉類のくさみを消すため、串に料理酒を豪快にかけて焼こう。料理酒には塩が含まれるので、旨味付けにもなる。
アクアパッツァの下準備
料理専用白ワイン入りで洋食にも合う。下準備で魚介類にかけておけば、くさみが消えて食感もしっとり柔らか。
ホイル焼きの香りづけ
食材と一緒に料理酒やバターなどを入れて加熱しよう。素材の旨味を生かした味付けになり、香りも抜群!
カレーの肉を炒める時に
肉を炒める際に料理酒が活躍。肉のくさみを消して食感も柔らかくしてくれる。旨味もコクももちろんアップ!
編集スタッフもイチ推し!カップラーメンもレベルアップ
個人的におすすめなのがラーメン+料理酒。カップ麺に料理酒を数滴加えるだけで旨味や風味がアップして、一段階上のラーメンに!ノンフライ麺を茹でる際に入れるのもアリ。野外の手抜き料理も、料理酒を加えるだけでおいしくなる。(ライター・初野)
もっと知りたい!日の出 料理酒
誕生から47年を数えるロングセラー商品。料理専用に加工した白ワインを含んでいるため、和食だけでなく洋食にも合うのが特徴だ。
そもそも料理酒とは?
料理酒は米、米こうじ、食塩などを原料とした醸造調味料。アルコールを含むので加熱調理に使うのが一般的。料理酒を加えることで、肉や魚の生ぐささが消えたり、旨味やコクがアップしたりする。
取材・文=初野正和