長野県北安曇郡にある「白馬岩岳マウンテンリゾート」は、北アルプスの壮大な景色が魅力のリゾート施設。2022年4月に、新エリア「白馬ヒトトキノモリ」がグランドオープンした。新エリアには、京都の嵐山や東京の表参道で人気のスコーン専門店「CHAVATY(チャバティ)」の出店や、白馬三山などを一望できるエリアも登場。ますます注目の同施設の魅力をたっぷり紹介しよう。
白馬の大自然を五感で味わえる展望エリア「白馬ヒトトキノモリ」
ウィンターシーズンはスキー場として運営されている「白馬岩岳マウンテンリゾート」だが、「年間を通して人が訪れる世界水準の“オールシーズンマウンテンリゾート”を目指したい」と語るのは、運営を手掛ける株式会社岩岳リゾート・代表取締役社長の和田寛氏。
その結果、冬の市場だけに頼っていた当初に比べて、訪れる客は大幅に増加し、2019年にはグリーンシーズンの来場者がウィンターシーズンの11万9000人を上回り、13万人を超える人が足を運ぶ巨大リゾートとして見事なリカバリーを図った。
リゾート内に今回新たにオープンした「白馬ヒトトキノモリ」は、白馬のシンボルでもある白馬三山「白馬岳」「杓子岳(しゃくしだけ)」「白馬鑓ヶ岳(やりがたけ)」を見渡せる白馬岩岳の中腹・標高1100メートルに位置。
白馬岩岳は、山全体がスキー場になる珍しい山。つまり山頂から360度四季折々の眺めを見渡せるメリットがあり、それを生かした自慢のアクティビティの数々は、ここならでは。たくさんの人が訪れる、まさに世界水準のリゾート施設の誕生に期待が高まる。
「白馬ヒトトキノモリ」へのアクセスは、まず白馬岩岳マウンテンリゾート山麓から山頂を目指すゴンドラに約8分乗り、さらにそこから5線サウスリフトに乗り継いで約7分で到着する。
ウッドチップが敷かれた地面には、ミラー効果を狙ったオブジェが並んでいて、人や風景など、周辺のさまざまなものを映し出している。「人」と「木」が自然に調和した空間で、その時々の非日常を楽しむ“一時”から名付けられた「白馬ヒトトキノモリ」にふさわしい場所だ。