さばいどる・かほなんが話題の車載用Wi-Fiルーターを体験してみた! キャンパーやドライブ好きは必見!

2022年7月15日

パイオニアの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」が、キャンパーの間で密かな話題となっている。はたしてどれほど便利で頼もしいアイテムなのか、さばいどる(サバイバル+アイドル)としてテレビや雑誌で活躍中のかほなんに試してもらった。かほなんのマイカーに「DCT-WR100D」を装着して、岐阜県郡上市の「板取キャンプ場」までドライブに出発!

かほなんのマイカーで車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」を試してみた!

データ通信量制限なしの車載用Wi-Fiルーター

パイオニアが展開するカーナビ・カーAVブランド「carrozzeria(カロッツェリア)」から発売されている車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」。市場にリリースされた直後から「子供たちがドライブで退屈しなくなった」「山道でもネットがつながるから便利」とユーザーの間で話題になり、さまざまな媒体の賞も受賞している。

「DCT-WR100D」はNTTドコモの回線を利用していて、特徴に「データ通信量の制限なし」「山間部でも途切れない安定した通信」「最大5台のデバイスが同時接続可能」などが挙げられる。これを車に搭載すれば、データ通信量を気にすることなく、タブレッドで動画を視聴したり、オンラインゲームを楽しんだりしながらドライブすることができる。まさに車内が快適なマイルームのように変身!

メーカー広報担当者に聞くと、「ファミリーはもちろんですが、遠方への長距離移動が多いキャンパー・アウトドア愛好家のユーザーもかなり多いです」とのこと。それならば...と、車中泊仕様のマイカーを乗りこなす、かほなんに相談し、「DCT-WR100D」を使ってもらうことにした。

2020年12月に発売された車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」

箱の中身は本体や電源ケーブルなど。本体はかなりコンパクトなデザイン

来店不要ですぐに使える!取り付けや登録も簡単!

「DCT-WR100D」は手軽に使える点も人気となっている。一度購入すれば、携帯ショップやカー用品店に来店する必要はなく、自分で取り付けて登録完了まで行える。

さっそく、かほなんのマイカーに「DCT-WR100D」を取り付けて、その利便性を検証してみることに。

取り付け方法はいたって簡単。電源はシガーソケットに電源ケーブルを挿すだけ。ルーター本体の設置は、同梱されているマジックテープを利用して邪魔にならない場所に固定するだけ。たったこれだけなので専門知識などは一切不要だ!

シガーソケットに電源ケーブルを挿入しよう

本体の後ろにマジックテープを貼って固定

これで取り付けが完了。シンプルなデザインなので目立たず、車内に馴染む

続いて登録作業。本体の裏にあるQRコードを読み取り、「docomo in Car Connect」のHPにアクセスしよう。ガイドに沿って必要な情報を入力すればOK!dアカウントを発行すれば、ドコモユーザーでなくても使えるので安心を。

スマホを取り出し、登録作業を行うかほなん

登録のイメージ。わずか3ステップで登録完了となる。利用期間を選択後、支払い手続きをすれば利用開始!

パスワードを入力すると、Wi-Fiがつながったことが確認できた!

エンジンをかけてスマホのWi-Fiを確認すると、接続可能なネットワークの中に「dctwr100d〜〜〜」と表示された。こちらをタップして、本体裏に記載されているパスワードを入力すればすべての準備が完了!

これで準備完了!スマホや機械の扱いが苦手な人でも問題なさそうだ

音楽や動画のアップロードなど、山道でも使えるか検証!

向かうのは岐阜県郡上市にある「板取キャンプ場」。板取川の上流にある人気のキャンプ場で、近くには川浦渓谷など絶景スポットも点在する。今回はYouTuberとしても活躍中のかほなんに、出発前にテスト用の動画を1本アップロードしてもらった。

「キャンプ場とか渓流釣りとか、山の中に行くことが多いんですよね。そういう場合、いつも困るのがWi-Fi環境。特に動画は容量が大きいのでアップロードが大変です!出発前にアップロードして、到着時には無事にアップが完了しているのか試してみたいと思います!!」(かほなん)

テスト用の動画をYouTube Studioにアップロードしてみる。結果はいかに!?

安全運転で「板取キャンプ場」に向かって出発!データ通信量は無制限なので、音楽ストリーミングサービスを楽しみながらドライブするかほなん。最大5台のデバイスに同時接続できるので、同乗者はオンラインゲームやタブレットで動画視聴などを楽しむこともできる。

「キャンプ場に向かう途中、子供が後ろの席でゲームや動画を楽しむ感じですよね!そのイメージ、すごくわかります(笑)。私も誰かが運転してくれるなら、後ろの車中泊スペースでずっとパソコンをさわっているかも」(かほなん)

音楽を楽しみながら心地よいドライブがスタート。動画や音楽のサブスク系サービスも通信量を気にせず安心して使える

ちなみに、かほなんが愛用しているカーナビは「carrozzeria」ブランドの楽ナビ「AVIC-RW711」。今回は事前にカーナビとHDMIケーブルの接続を行い、スマホの画面が映し出せるようにしておいた。「DCT-WR100D」があれば、スマホの通信量を気にせずにYouTubeや動画配信サービスを楽しむことが可能!ドコモのLTE回線を通信量無制限で使えるのはすごい!!実際になめらか&クリアに表示されていた。

かほなんのカーナビとスマホをHDMIケーブルで接続

ナビのモニターにスマホの画面が表示された!遊びの幅が広がる!

HDMI入力を持つ「楽ナビ」と「Amazon Fire TV Stick」を組み合わせれば、映画やドラマ、音楽ライブ、スポーツ中継など、あらゆる映像コンテンツが視聴できて、楽しみ方がさらに広がる。車内がまるで自宅と変わらないような空間に!

「Amazon Fire TV Stick」があればAmazon Prime VideoやNetflix、Huluなどが楽しめる

「Amazon Fire TV Stick」での動画視聴も「DCT-WR100D」があれば通信量の心配も不要!

うっそうとした山道でもWi-Fiの通信は問題なし!

退屈なドライブがもっと楽しく快適に!

さて、撮影などを行いながら1時間ちょっとのドライブを敢行。目的地に到着してノートパソコンを確認してみると…動画のアップロードは問題なく完了していた!

「普段は出先で動画を扱う際、カフェや道の駅のWi-Fiを探すことがあるんですけど、これなら容量の大きいデータもストレスなく扱えますね。使ってみた感想ですが、グループでのおでかけが多い方には特に向いていると思いました。あと、エンジンをかけたままなら、停車後も60分はWi-Fiがオンになっているのもいいですね。今はオンラインでの打ち合わせが増えていると思います。外に出ることが多い営業さんとかも、外出先の駐車場などに停車して、車内でオンライン会議とかできそうです」(かほなん)

目的地に到着!快適なドライブを楽しんで、かほなんもご満悦!

YouTube Studioを確認してみると...アップロードが完了!移動時間を効率的に活用できた

「DCT-WR100D」があればおでかけがさらに楽しくなりそう!

美しい板取川へ。川の透明度に驚かされる

最後に利用料金について。「DCT-WR100D」の利用料金は、ユーザーのライフスタイルを考慮して、3つのプランが設けられている。もっともポピュラーなのが、毎日使える「365日プラン」(年間13200円)。小旅行や帰省中などに使いたい人は「30日プラン」(1回1650円)がおすすめだ。使いたい日だけ使う「1日プラン」(550円)もある。
「スタイルに合わせてプランを選べるのがいいですね。ルーターは他の車でも使えるから、無駄がない点もいいと思います」(かほなん)

事務手数料や解約手数料は一切不要。料金形態はすべてスマホから設定できる。また、走行中と一部の停車中のみWi-Fiサービスが利用可能となっている。エンジンをかけてから停車したままだと30分後に、走行後にエンジンをかけたまま停車して60分後にWi-Fiはオフとなるので覚えておこう。

退屈なドライブを楽しい時間に変えてくれる車載用Wi-Fiルーター。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させたい方は一度検討してみては。

エンジン始動後、停車したまま30分が経過、または走行後に停車して60分が経過するとWi-Fi機能はOFFになる

パイオニア カロッツェリア
車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」


※ナビとスマホ等を接続する際は別売の接続ケーブル購入やナビの脱着が伴う作業が必要になる場合があります
※ナビの種類になどによってはスマホ等と接続ができない場合があります。詳しくはメーカー公式サイトを確認ください