高知県では、アウトドア用品を販売するスノーピークが、県内キャンプ場のリニューアルや新規オープンを手がけている。高知県の海・山・川を楽しめるそれぞれの施設の中から、今回は「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」を紹介しよう。
高岡郡越知町では、透明度が高く美しいブルーの仁淀川を一望できるキャンプ場「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」が2018年春にオープン。同施設には車乗り入れ可能の全面芝生のオートサイトを含む、定員8人のテントサイト区画に30組と、10棟設置されている定員2人の「住箱-JYUBAKO-」トレーラーハウスを合わせて、最大40組が宿泊できる。目の前を流れる仁淀川は緩やかな流れで、子供も安心して川遊びができる。またキャンプ道具を持っていない初心者向けにもレンタルができるビギナープランが用意されており、またスノーピーク製品取り扱う直営店も施設内にあるので、気軽にキャンプを始められる。
「住箱-JYUBAKO-」は、隈研吾デザインのトレーラーハウス。全体が木材で作られているこのトレーラーハウスは、内装はヒノキで作られており、ダブルベッド、テーブルとイス、そしてエアコンが設置され、キャンプ初心者でも安心してキャンプを始められるようになっている。定員は大人2人だが、ファミリーで使用したい場合は、子供(小学生以下)の追加料金を支払えば使用できる(3歳未満は無料)。仁淀川沿いに作られたウッドデッキに設置されているので、このウッドデッキでバーベキューも楽しむことができる。非常に人気が高いので早めの予約がおすすめだ。
ちなみに、スノーピークがラフティング事業を始めたのはこのキャンプフィールドから。ここのコースは仁淀川の上流から穏やかな流れを下り、住箱が並ぶウッドデッキ辺りがゴールとなる。施設内には温水シャワーほか、ライフジャケットやシューズのレンタルもあり、3歳から参加できるので家族でもチャレンジできる。
また、この施設は手ぶらで来ても楽しめるオートキャンプ場。コンロはレンタルでも持ち込みでもOKで、食材は新鮮な地元の食材を周辺で購入できるようになっている。
こちらの施設にも注目!
同じ越知町にある「スノーピークかわの駅おち(宮の前センターハウス)」は、秋になると150万本が咲き誇るコスモスの名所で川遊びができるキャンプ場。キャンプだけでなく地元の特産品やお土産、キャンプ道具も取り扱う店舗を併設し、宿泊やカヌーツアーの利用客以外も使用できるシャワー室も完備されている。
また、「スノーピーク土佐清水キャンプフィールド」は、土佐清水市を代表する景勝地・竜串海中公園に隣接するキャンプ場をリニューアルオープンさせたもの。足摺海底館や、グラスボートなどで美しい海を満喫できる施設だ。
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