“おちょぼさん”からスタートする、年末年始に行きたい開運ドライブコース

2022年12月27日

年末年始にぴったりな、岐阜県海津市や池田町を巡るドライブコースをご紹介。参拝客に人気の「千代保稲荷神社」を起点に、のんびりと時間を過ごせるコースだ。岐阜銘菓をみやげに購入し、泉質良好の温泉で体を清めて、年始めから縁起をかつごう!

正面の大きな鳥居の先には、千代保稲荷神社で願いがかなった人がお礼に奉納した小さな鳥居がつらなる / 千代保稲荷神社

商売繁盛や縁結び、一年の家内安全を祈願

祈祷などを受ける拝殿。奥の本殿は主祭神の大祖大神(おおみおやのおおかみ)、稲荷大神、祖神(みおやのかみ)が祀(まつ)られている / 千代保稲荷神社

約550年前に創建され、“おちょぼさん”の愛称で親しまれる「千代保(ちよほ)稲荷神社」(岐阜県海津市)。商売繁盛や家内安全などに御利益があると言われ、特に毎月末尾の月越参りは多くの人でにぎわう。2023年1月1日(祝)は10時から先着3000人に開運箸が授与される予定だ。

さい銭と共に、稲荷大神の使いであるキツネに油揚げ(50円)もお供えを / 千代保稲荷神社

●千代保稲荷神社 / 住所:岐阜県海津市平田町三郷1980 / 電話:0584-66-2613 / 時間:24時間、社務所は8:30~17:00 / 休み:なし

岐阜特産の柿を用いた伝統の銘菓をみやげに

創業260年余を誇る「御菓子つちや 赤坂店」(岐阜県大垣市)。岐阜県の名産品である「堂上蜂屋柿(どうじょうはちやがき)」を使用した、上品な甘さの柿羊羹(155グラム 1200円~)をはじめ、種類豊富な和菓子を販売する。

1896年より、竹の容器で販売されるようになった柿羊羹 / 御菓子つちや 赤坂店

柿羊羹は、1838年に4代目の右助が岐阜県特産である「堂上蜂屋柿」の濃密な甘味に注目し、その干柿を羊羹の材料に使用して作り上げたのが始まり。以来、ジャムにした干柿を、砂糖と寒天を煮詰めたものとを混ぜ合わせる製法で、自然の味を最大限に引き立てた柿羊羹を作り続けている。

●御菓子つちや 赤坂店 / 住所:岐阜県大垣市熊野町5-6 / 電話:0584-91-2522 / 時間:9:00~18:00、2023年1月1日(祝)は10:00~17:00、2日(月)・3日(火)は9:00~17:30予定 / 休み:なし

絶景を望む温泉で健康祈願の湯あみを

露天風呂からは濃尾平野を一望。初日の出スポットとしても人気だ / 湯元 湯華の郷

池田山西麓の「弓削寺(ゆげじ)」に湧いた源泉を使った天然温泉「湯元 湯華の郷(ゆげのさと)」(岐阜県池田町)。「霊湯に入れば全治する」と伝えられる温泉はナトリウム・炭酸水素塩温泉で、しっとりヌルヌルとした肌触り。見晴らしも抜群で、露天風呂からは濃尾平野や市街地などを一望できる。

こぢんまりとした内風呂の窓からも景色が見られる / 湯元 湯華の郷

●湯元 湯華の郷 / 住所:岐阜県揖斐郡池田町段721 / 電話:0585-45-3804 / 時間:10:00~22:00(受付~21:30)、12月〜2月は10:00〜21:00(受付〜20:00) / 休み:第2火曜(祝日の場合翌日) / 料金:入浴料 大人900円、小学生以下 500円


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