4月27日から29日(祝)までの3日間、東京・有明GYM-EXで開催されている国内最大規模の格闘ゲーム大会「EVO Japan 2024 presented by ROHTO」(以下、EVO Japan 2024)。
メインタイトル7作品でし烈な戦いが繰り広げられるのはもちろん、有志によるサイドイベントや企業ブースなど格ゲーファンにはたまらない同イベント。今回は「EVO Japan 2024」でストリートファイター6(以下、スト6)のメイントーナメントにプレイヤーとしても参戦するユーチューバー・修行僧さんとともに、熱狂に包まれる会場の模様をお届けしたい。
プロとの対戦・サイン会や新作ゲームの試遊も!格ゲーファン垂涎のアクティビティ
編集スタッフとの合流前に「EVO Japan 2024」の会場内を散策したという修行僧さん。オン・オフを含めて格ゲーの大会に出るのも初めとのことで「他の方の対戦を見ているだけで本当に楽しいです」と、格ゲーファンとして興奮を隠せない様子だ。
そんな修行僧さんが注目しているブースの一つが、キディヤ・ レジェンド・ラウンジ。初日は梅原大吾選手、ときど選手をはじめとするトッププレイヤーのサイン会や、プロとの対戦会が催され、ギャラリー席はもちろん満席。ブースの外にも黒山の人だかりで、修行僧さんは「梅原さんのサインがほしかったです…!今日は間に合わなかったので明日チャンスがあれば並びます」と話した。
次に向かったのは、SNKブース。「餓狼伝説シリーズにはすごい思い入れがあるんです」と話す修行僧さんにとって、同ブースで初試遊ができる「餓狼伝説 City of the Wolves」は見逃せないのだ。しかし、根強い人気を誇るタイトルだけに、ブース前には行列とともに“試遊120分待ち”の掲示が。この後にメイントーナメントの出場を控えるだけに、修行僧さんも「くーー!しまったぁ!」と、がっくりと肩を落とすのだった。
リアルでは初めて出会う人も……交流の場としてのEVO Japan
また、お目当てのブースへ移動する途中、プロ格闘ゲーマー・立川さんに遭遇。立川さんは修行僧さんの配信も見ているそうで、修行僧さんは「プロが目の前に普通にいるんですよね。こんな機会があるなんて」と驚きを隠せない様子だった。
会場内には格ゲーキャラのコスプレイヤーも闊歩していて、まさに「格ゲーの文化祭」の様相。修行僧さんと交流のある新人声優のひろと ひろさんはスト6の新キャラクター・A.K.I.に扮し、そのクオリティの高さは写真でもわかるとともに、道行く人が口々に「完成度高い」「気合入ってる」と感嘆の声を挙げていた。
修行僧さん自身も、挨拶を交わすのを見ていた来場者から「修行僧さんなんですか!?」と声をかけられる場面も。格ゲー文化を愛する人たちが一堂に会する日本最大のイベントだけあり、ファン同士のコミュニケーションの場としても盛り上がりを見せていた。
修行僧さんも太鼓判を押す初日の盛り上がり
そして、なんと言っても主役は会場のいたるところで繰り広げられる対戦だ。メイントーナメントの戦いはもちろん、メインステージの大ビジョンには代わる代わるゲームの対戦画面が投影。サイドイベントとして有志のコミュニティが主催する対戦会や大会も多くの参加者が集まり、ギャラリーが取り囲む様は超巨大なゲームセンターといった様相。修行僧さんもあちこちで足を止めては、画面上のキャラクターの動きやそれを操るプレイヤーの力量に目を奪われていた。
紹介したほかにもフォトスポットやアケコンミュージアム、公式物販コーナーなど、一日中いても見つくせないボリュームの「EVO JAPAN 2024」。以前のインタビューで「“お祭り”とか“文化祭”に参加するような気分」と語っていた修行僧さんは、「スト6を愛する仲間たちと『スト6、楽しいな』って思いを共有する場になっとるで!」と初日の熱気に太鼓判を押した。