修行僧主催『最下層カップ』開催!より深く、長く、最下層に残っている人を厳選!スト6を愛する「勝てない人たち」による“泥仕合の祭典”が7月7日に開幕

2024年7月4日

スト6を愛する「勝てない人たち」によるトーナメント大会「最下層カップ」が7月7日に開催される

稼働2年目を迎え、ますますシーンが盛り上がるストリートファイター6。2024年8月から開幕する「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2024」のような公式大会だけでなく、個人や団体が主催する非公式の大会も数多く開催されている。そうした中、「最上位ランクの最下層」で雌雄を決するというユニークなコンセプトで開催するのが、人気配信者・修行僧さん主催の「最下層カップ」だ。初期値が1500のマスターレートで、負けが先行し続けたレート1200以下の参加者16人で行われるという「泥仕合の祭典」。気になる大会内容について主催者の修行僧さんに話を聞いた。

プロゲーマーによる解説&コーチも!異色の「最下層カップ」

YouTubeチャンネル登録者数3.8万人(2024年7月4日現在)の修行僧さん。「スト6」を愛し、マスターリーグの“最下層”という魔窟で死闘を繰り広げている


――7月7日に開催する「最下層カップ」について教えてください。

【修行僧】告知した段階ではマジで何にも決まっていなかったんですが(笑)、「ストリートファイター6」のマスターリーグ、ここでのマスターレートが1200以下の参加者16人で、負け残りの大会にしようと思っています。16人のトーナメントで、勝った人から順番に抜けていくという形です。ほんまは勝ち上がりの方がいいかなと思ってたんですけど、それだとほんまに最下層の“底の底の人”がただ負けて終わってまうんで。

――参加者の応募はどのくらいあったんでしょうか?

【修行僧】今回は55人の応募があったんですけど、そもそもマスターレート1200以下の人っていうのが1.5パーセントぐらいらしいんですよ。選考基準としては、「より深く長くマスターリーグの最下層に潜ってる」みたいな人を選ばせてもらいました。全員分のプロフィールとか直近の試合とか全部見て、ストリートファイターが好きやけど、マスターレートは低い、それでもほんまにストリートファイター愛でプレーし続けてるような。中には最下層カップの告知をしたその日に「今日、マスターレートが“逆世界一”になったので応募しました」っていう人とかもいましたし。

――最下層カップにはSFLにも出場するeスポーツチーム「広島TEAM iXA」をはじめ、数々の協賛がついているとうかがいました。

【修行僧】企業からも個人の方からもたくさん協賛をしていただけることになりました。「格ゲーシーンが盛り上がるなら協力しますよ」って。広島TEAM iXAのACQUA(あくあ)さんには解説をしていただけることになりました。もう一方、ひょっとしたら当日のコーチング枠として来られるかもしれないです。

“最下層の住人”は、負け続けても歯を食いしばってやり続けてる凄い人


――かなり本格的な大会になりそうですね。

【修行僧】一人やったら絶対無理やなと思ってて。プロゲーマーの方が“最下層”を解説するっていうのはなかなかない機会ですから。プロのACQUAさんがプレーを見てくれて、そのプレーに関してコメント言ってくれるなんて相当価値があるというか、夢のような話で。

――賞品なども用意されているんですか?

【修行僧】心斎橋のカプコンストアに行って、15人分のストリートファイターグッズを買ってきたんですよ。GRAPHTさんのデスクマットで、5000円ぐらいする結構いいやつ。それに加えてTシャツと、あと修行僧のサインとかもつけようかなと思ってます。

――16人の中で、最終的に負け残った参加者には?

【修行僧】その人には、プロのコーチングをお願いできたらなと思っています。その場でプレーに関してちょっとアドバイスするような感じで。

――楽しい大会になりそうですね!

【修行僧】勝っても負けても、まあまあ美味しくはなるかなっていう感じですかね。自分の他にも、マスターレートの低い人たちで大会を開こうとされてた方もいてたみたいですけど、やっぱり低レートだと絶対数が少ないんで、「そもそも人数が集まらへん」っていうのがあったみたいで。今回はちょっと選びきれへんぐらい応募がきてくれたんで、本当にありがたいですね。

なので当日は、参加者を紹介しながらちょっと“神格化”していこうかなって思ってます。負け続けてもなお心が折れず、歯を食いしばってやり続けてるっていう凄い人なんやぞ!みたいな。今回は、最下層の人だからこそ輝いてほしいです。

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