NASEF JAPAN(ナセフ ジャパン)は、日本全国のeスポーツ受容状況や活動事例の調査、学術研究成果をまとめた報告書「都道府県別 eスポーツ✕教育白書2024」を発刊した。

最大の特徴は、「47都道府県のeスポーツ浸透度」調査。各都道府県の20代〜60代の男女500名、全国で2万3500人という大規模アンケートを実施し、eスポーツへの意識を18項目の指標で分析し、都道府県ごとのランキングを作成した。「自分の県はeスポーツがどのくらい盛り上がっているのか」「地域間でどんな差があるのか?」という疑問に、具体的な数字で答える。

調査結果だけでなく、各都道府県の具体的なeスポーツ活用事例も掲載。さらに早稲田大学の高橋義雄教授をはじめとする複数の有識者による学術研究成果も掲載し、今後の日本のeスポーツがどう発展していくべきかという指針も示されている。本白書は、eスポーツの普及を目指す行政機関、教育機関、民間企業、各地のeスポーツ団体など、さまざまなステークホルダーにとって貴重な情報源とりそうだ。
発行元のNASEF JAPANは「eスポーツを通じた学生の健全な育成」を理念に掲げる教育団体。この白書を通じて、日本全国でeスポーツが広がり、デジタル人材育成につながることが期待されている。本白書の価格は19万8000円。問い合わせおよび購入については、NASEF JAPANの問い合わせフォームで受け付ける。
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