2月10日(土)・11日(日)の2日間にわたって千葉・幕張メッセで開催された「闘会議2018」。同イベントのなかでも、昨年同様に会場をひときわ盛り上げたのが「第3回Splatoon甲子園」だ。
本大会は任天堂のNintendo Switch用ソフト『Splatoon2』(スプラトゥーン2)の大会で、4人1組のチームでトーナメント戦を行い全国一を決めるというもの。
同大会では闘会議に先立つ2017年9月から日本全国8都市で地区予選を順次行い、さらにジャンプフェスタ選抜、オンライン大会を含めた計16チームで、闘会議2日目の2月11日(日)に決勝トーナメントを行った。
迎えた決勝戦は九州地区代表・ガリガリーズと、オンライン大会代表・GG BoyZのカード。
実はこの2チーム、九州地区大会の準決勝で一度対戦しており、そのときはガリガリーズが勝利。GG BoyZは復活を期してオンライン大会に参加、見事勝ち抜き全国大会の決勝で再戦という、まるで少年マンガのような展開に。
そして全国大会決勝では第1試合をガリガリーズが勝利するものの、その後3試合連続でGG BoyZが勝利して雪辱の優勝でトーナメントを締めくくった。
優勝したGG BoyZのリーダー、たいじ氏は「やっぱりスプラトゥーンの王はこの俺なんだな」と、リップサービスで会場とニコニコ生放送ユーザーを沸かせつつも、「このチームは僕が声をかけて集まってもらったんですが、ここまで練習してきて、しかも決勝戦で(ガリガリーズへの)リベンジもできて、本当に最高の仲間たちだと思います。どうもありがとう」と、チームメンバーへの感謝の言葉も忘れなかった。
また、試合後のチームインタビューでスプラトゥーン未経験者へのメッセージを求めると、「他のTPS(Third-Person Shooter。俯瞰や肩越しなど、三人称視点で操作するシューティングアクションゲームのこと)よりも敷居が低く、初心者でもわかりやすく遊びやすいゲームだと思います」「ハマらないわけがない」「簡単だけど奥が深いので、とにかく触ってみれば面白さがわかるはず」「迷ったら買ってください!」と、メンバーそれぞれが“スプラトゥーン愛”を熱く語ってくれた。
なお、大会の最後にはヒメ・イイダのユニット「テンタクルズ」のamiibo(アミーボ)発売決定、さらに新ステージや新武器の追加も発表された。まだまだ「スプラトゥーン熱」は収まりそうにない。
桑原健太郎