誰でも自由に参加できる、都道府県対抗で行うeスポーツ大会「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」(2019年10月4日~6日にかけて、茨城県にて開催)。その前哨戦となる「茨城プレ大会」が、9月15日につくば国際会議場にて開催された。
高校生が対象の「少年の部」と、年齢制限のない「オープンの部」の2部構成となった今回の大会。競技タイトルは、KONAMIのプレイステーション4用サッカーゲーム「ウイニングイレブン2019」で、3人1組の“CO-OPモード”による団体戦が行われた。
ちなみに、「少年の部」には16チームが、「オープンの部」には25チームが出場。試合はトーナメント形式で行われ、その模様はインターネットで生配信された。
どの試合もスピーディーな展開で盛り上がったが、その中でも特に会場を沸かせたのが、オープンの部の決勝戦。2-2で終了した後、PK戦にまでもつれ込み、大接戦の末、鹿嶋市出身のチーム「鹿麗會(しかれいかい)」が優勝を果たした。
全プログラムを終え、閉会式に登壇した大井川和彦知事は「決勝戦は、本物のワールドカップを見ているかのような興奮を覚えました。来年の本大会に向け、eスポーツをより一層、盛り上げていきたく思います」とコメント。こうして大盛況のうちに、「茨城プレ大会」は終了した。
ソムタム田井