賞金1千万ドル!新しいゲームの形「eスポーツ」とは?

2015年5月10日

スマートフォンゲームが隆盛を極める昨今。家庭用にも、オンラインプレイに適したハイエンドなゲーム機が続々登場し、世界中のユーザーと気軽に協力&対戦プレイが楽しめる時代になった。

そんな中、全世界で熱狂的な人気を誇り、日本でも徐々に浸透しつつあるゲームの新しい楽しみ方が「eスポーツ」だ。

エレクトロニック・スポーツの略称で、複数のプレイヤーで対戦するコンピューターゲームを、スポーツとして捉えた際の名称だ。

1000万ドル以上の高額賞金がかけられた世界的な大会も開催され、アマチュアの他、企業から報酬を受けて競技に参加する“プロゲーマー”と呼ばれる選手もいる。

チーム同士の団体戦やリーグ戦も人気が高く、海外では試合の模様がテレビ中継され、高視聴率を記録しているのだ。

また、近年は特に「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンズ)」(LoL)というゲームが好評で、本作単独の世界大会も開催。

欧米では北米4大スポーツ並みの人気を誇り、韓国ではワールドカップ会場を貸し切って、決勝大会が実施されたという。

ちなみに「eスポーツ」は、環境さえ整っていれば、自宅のパソコンからでも気軽に参加できるが、チームプレイを楽しむのなら、メンバー全員で集まって同じ空間で遊びたい。

そんなユーザーにうってつけの施設が、秋葉原で営業中のe-SPORTS SQUARE AKIHABARAだ。

オンラインゲームに適したハイスペックなパソコンが複数用意されているので、「LoL」をはじめ、さまざまなゲームのチーム戦がその場で楽しめる。

また、店内各所にはモニターが設置してあり、カフェエリアのメニューも充実しているので、食事を取りつつ試合観戦が楽しめるのもうれしいポイントだ。

このように、一見すると「ゲームに詳しくなければ楽しめないのでは?」と思われがちな「eスポーツ」だが、動画共有サイトで近年人気を博している“ゲーム実況”との親和性は高く、これらのサイトでは、実況付きの試合の動画も多数アップされている。

動画をきっかけに「eスポーツ」を知った人の中には、「自分ではプレイしないものの、動画を見るのは好き」というファンも多く、先日開催された「ニコニコ超会議2015」や「闘会議2015」でも会場は大盛り上がりとなった。

まずは動画サイトで「eスポーツ」の魅力に触れて、少しずつのめり込んでいくという楽しみ方もありだ。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】

※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです

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