目次
- キャンプの驚くべき健康効果
- キャンプ初心者が気を付けることは?
- キャンプの初心者あるある!こんな失敗にも気を付けよう
- 秋の旅行におすすめ!関東エリアのキャンプ場30選
- 江東区立若洲公園キャンプ場
- 城南島海浜公園キャンプ場
- WOODLAND BOTHY
- 秋川渓谷リバーティオ
- 氷川キャンプ場
- コテージ森林村
- 長井海の手公園 ソレイユの丘・キャンプ場 The CLIFF CAMP&BBQ
- PICAさがみ湖
- 緑の休暇村 青根キャンプ場
- みの石滝キャンプ場&相模湖カヌースクール
- Fun Space 芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ
- ISUMI Glamping Resort &Spa SOLAS (いすみグランピングリゾート&スパ ソラス)
- TACO GLAMP THE MEXICO(タコ グランプ ザ メキシコ)
- WILDBEACH 木更津(ワイルド ビーチ木更津)
- マザー牧場オートキャンプ場
- シーサイドテラス千葉鴨川
- 九十九里オートキャンプ場 太陽と海
- 長瀞オートキャンプ場
- ウォーターパーク長瀞
- OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT
- 丸沼高原CAMPING VALLEY (キャンピングバレイ)
- 北軽井沢スウィートグラス
- 榛名湖オートキャンプ場
- みなかみアウトドア・ログ&オートキャンプ場
- 無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
- 森と星空のキャンプヴィレッジ
- RECAMP足利(松田川ダムふれあい広場)
- ナラ入沢渓流釣りキャンプ場
- キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
- 鬼怒川温泉オートキャンプ場
秋は晴天の日が多く、徐々に気温もおだやかになると同時に山中の虫も減ってきて、キャンプにおすすめのシーズンである。大自然のなかでほどよく体を動かして心も解放し、心身ともに健康になるイメージがあるキャンプだが、実はイメージだけでなくキャンプの健康効果には科学的にしっかりとした裏付けがあった!
キャンプの驚くべき健康効果
まずひとつめの効果は、NK細胞の活性化。NK細胞とはナチュラルキラー細胞のことで、がん細胞やウイルス感染細胞などを攻撃するリンパ球のこと。加齢によって徐々に減少するナチュラルキラー細胞だが、森の中で2〜4時間過ごすことでナチュラルキラー細胞が40パーセント増大すると言われている。
2つめは、木や葉から放出されているフィトンチッドと呼ばれる目に見えない物質の効果だ。生物の死骸や排せつ物がある森で、腐敗臭がしないのはフィトンチッドのおかげともいわれている。人が森の中で過ごすと、このフィトンチッドの影響で、血液が浄化され、新陳代謝が活発となって老廃物を排出。免疫機能も向上して病気にかかりにくい体作りを助けてくれる。
3つめは、キャンプ時の焚き火のリラックス効果。焚き火には人の呼吸や心拍と同じリズムの「1/fゆらぎ」があり、人はそれを感知すると脳からアルファ波を検出する。1/fゆらぎは、焚き火以外にも、木もれ日や水の流れる音、波の音、風に揺れる木立、雲のながれ、雨の音などからも感じられるといわれ、これらはキャンプで体験できるものばかりだ。
そのほか、コルチゾール値の減少(=ストレス軽減)や血圧の低下、交感神経の活動の低下…などさまざまな健康効果が証明されているキャンプ。この秋、出かけない手はない!
キャンプ初心者が気を付けることは?
キャンプは登山に比べると危険度は低くなるものの、それでも自然相手のレジャーなので注意しなければいけないことは多い。そこで気を付けておきたい事項をいくつか紹介しよう。
●子どもから目を離さない
子どものキャンプデビューの一般的な適齢期は3~5歳といわれている。体力がついて病気になりにくくなり、また食事やトイレもひとりでできるため、親の手がかかりにくくなる年齢だ。ただ、行動範囲が増えて好奇心旺盛になる年齢でもあるため、親は子どもから目を離さないようにしよう。水辺の事故や火の事故など、キャンプには普段の生活とは異なる危険が潜んでいる。川で遊ばせる際はライフジャケットを着用させたり、燃えにくい素材の服を着せたりするのも手だ。
●夜の散策は危険!
整備されているキャンプ場とはいえ、周辺の森を夜に散策するのは危険。思いのほか暗いため、方向がわからなくなったり、森の中に棲む危険な生物に気づかなかったり、足元が見えづらく踏み外してケガをしたり…。歩き慣れていない森の中をむやみに散策するのは避けよう。
●上着や毛布を持参しよう
日中は半袖で過ごせる日でも、夜の冷え込みには要注意!9月半ば以降になると、最低気温が20℃を下回る日もあり、10月以降は太陽が沈むと同時に急激に冷え込んでくる。街中の夜間と山の夜の冷え込み方は異なるので、機能性インナーや上着、ブランケットや毛布を持参していないと“寒くて眠れない”なんてことにも!
●焚き火の後始末
キャンプの醍醐味ともいえる焚き火。楽しんだあとは後片付けまでしっかり行おう。「水を掛ければOKでしょ」と思っていたら大間違い!ベストは最後まで燃やし尽くし、キャンプ場の“灰捨て場”に捨てにいくことだが、もしそれらが不可能だった場合のために“火消し壺”を持参しておき密封して消化するのがおすすめだ。水を掛けるだけでは薪の芯まで消化できていなかった…ということもあるので注意。どうしても水で消化したい場合は、“水を掛ける”のではなく、“1本ずつ水に浸して”消化するようにしよう。
●虫刺されに注意!虫除けグッズの準備を
自然豊かな場所には、普段遭遇しないような虫もいっぱい!テントには虫除けグッズを置いたり、虫除けスプレーを全身に掛けて予防を行おう。背の高い草むらや森の中に入るときは、暑くても長袖長ズボンの着用を!灯りに集まるという虫の習性を生かして、おとりのランタンをテントから離れた位置に置いておくのも手。
キャンプの初心者あるある!こんな失敗にも気を付けよう
準備万端!と思っていても、初めてのキャンプでは失敗はつきもの。そこで意外と見落としがちな“初心者の失敗あるある”をいくつか紹介しよう。事前に知っておけば防げる失敗なのでぜひ一読を!
●車が入れるか否か
車が入れないキャンプサイトもある。車を横付けできない場合は、荷物はまとめて持ち運べるようにしておかないと、運び入れだけで何度も往復して疲れてしまうことに。
●トイレの場所
意外と盲点なのが、トイレの場所。子連れの場合は、トイレから遠い場所だとなかなか不便。予約前に確認を。
●食材の買い忘れ
キャンプ場は基本的に山深い場所にあるので、最寄りのスーパーまで車で30分以上かかることも。食材の買い忘れなどがないように現地へ向かおう。
●夜の暗さ
想像以上にキャンプ場の夜は暗くて、初心者は驚くことも。ランタンなどの灯りは多めに持って行くほうが無難。