“旅を楽しくする”をテーマにさまざまなコンセプトの施設を展開している星野リゾート。そんな星野リゾートが手がける「リゾナーレ」は国内外に展開するリゾートホテルブランドだ。子どもはもちろん、大人も童心に返り、夢中になって楽しみ尽くす「PLAY HARD」がコンセプトで、滞在中のあらゆる体験を通して自然や文化などその土地“ならでは”のものを五感で感じることができる。
建築物にはその土地の特性を活かした空間デザインを取り入れ、季節ごとにその場所、その時期でしか体験できないアクティビティも多数展開。もちろん“食”にもそれぞれの土地の個性が光る。子ども向けのアクティビティやサービスが充実しているのも特徴の1つで、小さな子どもを連れての旅行でも快適に過ごせると多くのファミリーから支持を得ている。
そんなリゾナーレの中で、その土地の農業や自然に触れる旅のスタイル「アグリツーリズモ」をテーマに掲げるのが栃木県那須町にある「リゾナーレ那須」だ。東京駅からは新幹線とバスで約90分、車で約2時間30分程度。約4万2000坪の広大な敷地は雄大な自然に囲まれていて、天然生林の中には那須の自然をテーマにデザインされた客室が点在。施設内には散策できる森が広がり、米や野菜、ハーブなどを育てる農園「アグリガーデン」や、季節ごとにさまざまなアクティビティを展開する施設「POKO POKO」がある。
そんな「リゾナーレ那須」ではどんなことができるのか?実際に行って体験してきた。
子どもが大喜び!自然と触れ合えるアクティビティ
「リゾナーレ那須」では、宿泊者向けのアクティビティが多数あり、自然豊かな環境で“農業と共生するリゾート”ならではの体験をすることができる。行くなら絶対に参加すべきなのが「ファーマーズレッスン」だ。畑を耕す工程や種まき、植え付け、収穫などその時に必要な農作業をゲストにレクチャーするというスタイル。
そのほか、澄んだ空気の中スタッフが森の中を案内してくれる「朝の森さんぽ」や、薪割りと火おこしを協力して行う「木こりの火おこし」、自然の中にちりばめられた“宝物”を探す「森のトレジャーハント」など、自然と触れ合う貴重な体験ができる。これらのプログラムはなんと予約不要で、しかも無料だというから驚きだ。
「アグリガーデン」にあるアクティビティ施設「グリーンハウス」では、2025年10月から新アクティビティ「森の創作ラボ ~クラフト体験~」(要予約、1組1回4人まで3000円、5歳以上)がスタートした。施設内で集めた木材や木の実などを使って、ハンガーなどの実用的なものから、かわいらしいミニチュアの置物、動物、小物置きなど作りたいものを自由に創作する。スタッフや大人のサポートのもと、工具も使用して本格的なクラフト体験。これは没頭すること間違いなし!
「グリーンハウス」にも、予約不要、無料のプログラムがある。拾った落ち葉を使用して作る「森のクラフト~彩りコレクション~」や豊作を祈願するフィンランドの伝統装飾品「ヒンメリ」を作る「農家の手仕事『ヒンメリづくり』」が楽しめる。アクティビティの内容は季節ごとに変更される。
季節限定!魔女たちが集まってティーパーティー!?
いろいろなプログラムがある中で注目なのが、2025年10月1日〜31日(金)の期間行われている「高原の魔女ハロウィン」だ。今年初開催となる同イベントでは、アクティビティ施設「POKO POKO」が、昼の雰囲気から一転、紫の光と装飾で彩られた幻想的な「高原の魔女の家」へと変身!帽子とマントが用意されているので、魔女になりきってフォトスポットで記念撮影したり、イベント時間中のみ販売される不思議なドリンクを飲んで“魔女のお茶会”を楽しもう。
昼間の時間帯には、「魔女の箒スワッグづくり」(3500円)もできる。自分の好みのドライフラワーやリボン、タグを組み合わせてオリジナルのスワッグを完成させよう。昼間に作ったスワッグを片手に「高原の魔女ハロウィン」に参加して撮影すれば、よりいっそう世界観に没入できるはず。旅の思い出に持ち帰って飾るのもおすすめだ。
自分で作って食べる!“おいしい体験”も
子どもにおすすめなのがリゾナーレ施設共通で提供している「リゾナーレキッズスタジオ」(要予約、1人2000円、4~10歳)。本格的なコックコートに着替え、季節のフルーツやクリーム、デコレーションをトッピングした世界で1つだけのスイーツを作ることができる。かわいらしい小さなパティシエたちに癒やされること間違いなし!
より手軽に体験できるのは「石窯ピッツァづくり」(1枚2200円)。事前予約は不要なので11時~13時までの間に「POKO POKO」に行って受付しよう。年齢制限もなく、小さな子どもがパパやママと一緒に作ったり、大人だけのグループでの参加ももちろんOK!生地の成形からトッピングまでを行う。焼きあがったピッツァを、熱々で食べよう。
ピッツァを食べたら、「POKO POKO」前の焚き火で、マシュマロを焼いて食べよう(無料)。「あ!燃えちゃった!」「キレイに焼けた~」と子どもは大興奮。火傷には気を付けて、カリットロ~な焼きマシュマロを味わおう。
レストランでも那須ならではの食体験を
「リゾナーレ那須」は日本初(※1)のアグリツーリズモリゾートとして2019年に開業。開業準備段階からお米の栽培を開始し、2021年に「お米の学校プロジェクト」を始動。年間で安定して提供できる量が担保できたことを受けて、2025年4月よりメインダイニング「OTTO SETTE NASU」およびビュッフェレストラン「SHAKI SHAKI」で、田んぼで育てた自家製米の提供が開始された。米のほか、施設内で育った野菜、ハーブを使用したメニューも味わうことができる。
(※1 2019年4月 日本国内における「アグリツーリズモリゾート」を調査 星野リゾート調べ)
繰り返し行きたくなる唯一無二の施設
建造物、食、アクティビティ…あらゆる体験を通じて“自然”を感じられる「リゾナーレ那須」。日常から離れてリフレッシュしながら、子どもの“旅育”にもなりそうだ。子どもはもちろん大人も魅了されるアグリツーリズモリゾートの魅力を体験しに行ってみて。
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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
