全品にショコラを使ったデザートコースを、大切な人と味わう甘いひと時。そんなとっておきのバレンタインを叶えてくれるホテルが、長野県・軽井沢の小高い丘の上にある。
星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート。木立に囲まれた自然豊かな環境と、独立したコテージスタイルの客室、そして何よりも美食にこだわるリゾートホテルだ。
同ホテルでは、毎年バレンタインの時期に、ショコラを味わうイベント「セゾン・ド・ショコラ」を開催しており、今年は2月8日(金)から14日(木)まで実施。その目玉となるのが、ザ・ラウンジにて提供されるデザートコース「フルール・ド・ショコラ」(3500円、税・サービス料別)だ。
「フルール・ド・ショコラ」は、ショコラを用いた全3品のデザートで構成。欧米ではバレンタインに花束を贈る習慣があることから、今年は花をモチーフにしたショコラデザートを楽しめる。美しい3品のデザートを紹介しよう。
1品目:ジャスミンの香り
ホワイトチョコレートと、ハッサクのデザート。さっぱりとしたハッサクのジュレの上に、なめらかなホワイトチョコレートのムースと、ジャスミンの香りを付けたアイスがのった一品だ。ジャスミンの優雅な香りが、これから始まる幸せな時間を予感させる。
2品目:バラの誘惑
チェリーを使ったショコラケーキ“フォレノワール”に見立てたパフェ。濃厚なショコラケーキ、ショコラのソルベ、カカオニブ(カカオ豆を砕いてチップ状にしたもの)で香りを付けたアイス、サワーチェリーを、グラスに盛り付けている。バラの香りが漂う白いクリームと、バラの花びらをあしらい、見た目も香りも華やかに仕上げた。
3品目:ショコラの花園
可憐に咲く花のような、可愛らしいショコラのミニャルディーズ(一口サイズの菓子)が10種類ずらりと並ぶ。バラの花びらを飾ったイチゴのタルト、スミレのクリームでコーティングしたサントノーレ(シュー菓子)、葉の形をしたミルフィーユなど、どれも食べることをためらってしまうほどの繊細さ。コースが終わるころには、花束を贈られた時のような、幸せな気持ちで心が満たされているはず。なお、「ショコラの花園」は1800円(税・サービス料別)で単品オーダーすることもできる。
■「ショコラの花園」の内容
イチゴのタルト、山椒を合わせたマカロン、チーズケーキ、ミルフィーユ、スミレのサントノーレ(シュー菓子)、パート・ド・フリュイ(ゼリー菓子)、フロランタン(アーモンドを乗せて焼いた菓子)、ビテール(ココアメレンゲとショコラムースのケーキ)、リンゴのタルトタタン、マンディアン(チョコレートにナッツやドライフルーツを乗せた菓子)
ギフトに最適な「ボンボンショコラ」や焼き菓子も
星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコートでは、バレンタインギフトにぴったりなスイーツも販売。「ボンボンショコラ」(税抜1800円)は、一口サイズのチョコレート6種類がセットに。旬のフルーツを用いたデザートにこだわる同ホテルらしく、夏は杏、秋は山ブドウなど、使用する素材で信州の季節が表現されている。
なお、ザ・ラウンジでは、ボンボンショコラ3種類と、丸山珈琲が監修したコーヒーとのセットを1500円(税・サービス料別)で楽しむことも可能だ。
「セゾン・ド・ショコラ」限定の焼き菓子も見逃せない。「ショコラのクグロフ」(税抜1600円)は、ショコラを用いたクグロフで、軽井沢の象徴・浅間山をイメージ。セミドライの巨峰がふんだんに入っている。
一方の「ショコラのプティフールBOX」(12個入り・税抜1000円、24個入り・税抜2000円)は、蕎麦や山椒、唐辛子など、信州ならではの素材をショコラと合わせたプティフール(一口サイズのケーキ)の詰め合わせだ。
今年は星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコートで、思い出に残るバレンタインを過ごしてみては?2人の絆がさらに深まること間違いなし!
水梨かおる