【アイドルWalker・愛知編】名古屋発TEAM SHACHI・咲良菜緒が語る地元愛「名古屋城は私たちのシンボルであり原点です!」/独占インタビュー

2023年6月29日

誰もが特別な思いを持っているであろう、生まれ故郷に対する“ジモト愛”を語るインタビュー連載・アイドルWalker。今回は愛知編ということで、愛知出身の4人による名古屋発ガールズグループ「TEAM SHACHI(チームシャチ)」のメンバーを1人ずつ特集していきます。次はメンバーカラー“ドラゴンズブルー”の咲良菜緒さん。撮影では、咲良さんにとって縁のある名古屋城を訪れ、思い出などを語ってもらいました。

「緑も豊かで城内をゆっくり散歩するのもよさそう♪」(咲良)撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

名古屋城には節目節目でお世話になってます!


――今回は咲良さんの生まれた愛知・名古屋のシンボルでもある名古屋城での撮影です。TEAM SHACHIにとって欠かせない、特別な思い入れがある場所だとか?

「名古屋城は、私たちの前身グループ『チームしゃちほこ』が2012年に一番最初の路上ライブを行った、路上デビューの場所なんです!その後も節目節目でお世話になっている印象で、城内で行われるイベントに呼んでいただいたり、コロナ禍以前はカウントダウンイベントにも出させてもらいました」

西之丸エリアが路上ライブの場所。「今はステージはないですが(笑)、ここから城側に向かってステージに立って…」と懐かしい様子の咲良さん撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

――そのころは、ももいろクローバーZや私立恵比寿中学の妹分として全国区で注目され、話題になった時期でしたね。

「はい、翌年にはツアーを行ったり、メジャーデビューも。最初は習い事感覚でやっていて、活動初期も私たちはスタッフさんについていっただけで、ことの重大さにあまり気づいてなく進んでいった印象で(笑)。皆さんのおかげでここまできた感覚でしたから…、私たちは恵まれてましたね。ホント、皆さんのおかげです!名古屋城のイベントと言えば、タフ民(TEAM SHACHIのファンの総称)同士が競う、メンバー対抗の綱引き大会をやらせてもらったことも!タフ民の皆と一緒に何かやるイベントは結構あるんですが、なかでも綱引き大会はインパクトありました(笑)」

綱引き大会は咲良さんチームの勝利だったそう撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

――名古屋城での思い出はほかにもありますか?

「シャチになってから名古屋城へ行くことが増えましたが、イベント後などには売店に立ち寄ったりもして。正門から入ってすぐ横にある売店のみそカツの串は、メンバーとよく食べましたね。おいしかったです!」

本丸エリアにある売店では、名物の金シャチ焼を購入撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

「中はあんでおいし~♪」(咲良)。売店のスタッフさんに「なおちゃん、頑張ってね」と声をかけられるなど、さすが!名古屋城ゆかりの愛されアイドル撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

“CHU!”撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

「食べたい?はい、あ~ん!」(咲良)ってかわい過ぎるでしょ!撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

――名古屋城のイベントがらみで、夏にはワンマンライブもあるとお聞きしました。

「そうなんです!2023年7月22日(土)に行います。今まではお祭りのステージイベントへの参加が主で、名古屋城でのワンマンは今回が初めて!過去にいろいろと参加させていただいてきたから、名古屋城さんもOKくださったのかな?って(笑)。そして、名古屋城で行うワンマンライブってあまり聞いたことがなかったので、ここでライブができること自体もすごくうれしいです」

会場は二之丸広場で、名古屋城を背景に行う。「ライブ、今から楽しみです!」(咲良)撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

2nd EPは松隈ケンタ氏プロデュースで“鯱と熊の対決”


――BiSHなどのプロデュースで知られる松隈ケンタ氏が、全曲サウンドプロデュースすることで話題沸騰のプライベートレーベル2作目について教えてください。

「『AWAiTiNG BEAR』というタイトルの2nd EPで、2023年6月28日(水)にリリースします。松隈ケンタ氏の隈を“熊”にして文字ったもので、ベアー(笑)。どんな曲を作りたいか、私たちの希望をお伝えし、制作初期段階から打ち合わせなどにも参加しました。松隈氏も『松隈率いるスクランブルズとTEAM SHACHIのよいところが交差し、4⼈の才能を爆発させるようなアルバムができました。鯱と熊の対決をお楽しみに!』とコメントくださっていて、今までにない私たちを見せられると思います」

「松隈さんのアツさに負けないよう、シャチも噛みついてます!」(咲良)撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

表二之門をくぐり、表一之門跡前へ。歴史感じる城壁に思いを馳せる撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

「特に、1曲目の『あなたのトリコ〜究極の愛〜』は、ちょっとお遊び曲かつ楽しいので、ライブでは盛り上がりそう♪この曲、実在する弁当屋さんのお弁当に対する愛情を歌っていて、タフ民なら皆知っているお弁当でもあり、メンバーが共通して大好きなものなんです。『コレがあるだけでめちゃめちゃ頑張れる!』みたいな存在。東京の街なかにある小さなお弁当屋さんなので(名古屋からだと)遠距離恋愛みたい(笑)」

曲名にちなみトリコなものを質問したら、「お散歩!気づくと2時間歩いていたり、最高で2万歩いった時も。だいぶ虜です♪」(咲良)撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

――メンバーそれぞれが好きな唐揚げや焼き鳥の“鶏”=トリコなんですね!

「はい(笑)。この曲は、“かわいふざけてる曲”。私たちの曲にしてはかわいいほうなので、このかわいいノリを楽しんでくれたらうれしいです。『感情なんてどっかいっちゃうのです』って、私が歌っているフレーズなんですが、ホントにこんな感じで、この弁当があると本当に元気になれるから大好き!もう公開しているMV(ミュージックビデオ)では、鶏を調理したり、実際にそのお弁当をメンバー皆で食べているので、MVもぜひ見てください!」

フレーズの通り、感情込めて楽しそうに弁当愛を語ってくれた撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

「ほかの3曲は、ザ・王道なロックで、結構アツい感じ。松隈さん節もすごくある。シャチの曲はラップが入ってたり変調が多い曲が多く、ある意味シンプルめな曲がなかったんですけど、この3曲はだいぶシンプルでどストレートな感じで、歌詞もより入ってきやすいと思います。シャチの曲は、すごくキーが高かったりすごく速かったりするけど、このEPはカラオケだったらすっごい歌いやすいと思うので、皆と一緒に歌いたいですね。ライブでももちろん披露しますので、お楽しみに!」

「名古屋城の方も含め、地元の方は皆優しい」(咲良)撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

地元民やタフ民の皆に新しい私たちを見てほしいな!


――新曲や名古屋城でのライブが楽しみですね。最後に、生まれ故郷・愛知に対しての今の思いと、地元の方々やタフ民へコメントお願いします。

「愛知県は、ご飯もおいしいし、家族もいるし、住みやすいところ。家族も学⽣時代の友⼈も皆、温かく⾒守ってくれていて、今でもライブに来てくれたり、インスタにいいね!を押してくれたり…、戻ってくると本当に安⼼する場所です。アイドル活動して遠征をしたりするなかで、より地元への感謝の気持ちが強くなりました」

撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

「例えば、東京など遠方から愛知へ遊びに来てくれる友達には、愛知や名古屋を満喫してほしいから、“おいしい名古屋名物を食べ尽くす”もてなしをしたい。名古屋は軽く食べられる名物より、ひつまぶし、味噌カツ、味噌煮込みうどんなど、ガッツリした名物が多いので、必ずお腹ペコペコで来てもらいたいですね」

撮影=EDWARD.K/取材・文=内藤恵/撮影協力=名古屋城

「シャチも長く活動していて、改名したり、いろんなことに挑戦しています。チームしゃちほこ時代を含め、過去に知ってくれていたシャチとはまた印象が変わっていると思うので、新しい私たちを見てほしいな!って思います」

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