誰もが特別な思いを持っているであろう、生まれ故郷に対する“ジモト愛”を語るインタビュー連載・アイドルWalker。愛知編では、地元出身の4人による名古屋発ガールズグループ「TEAM SHACHI(チームシャチ)」のメンバーを1人ずつ特集していきます。まずは、メンバーカラー“手羽先キミドリ”の坂本遥奈さん。ロケ地は名古屋城城下に作られた観光施設で、TEAM SHACHIにとって縁のある金シャチ横丁。横丁内の義直ゾーンで名古屋みやげを紹介してもらいつつ、地元・愛知への思いなど語ってもらいました。
チームしゃちほこ時代からご縁のある場所です!
――早速ですが、金シャチ横丁とのご縁とはどんなものでしょうか?
「こちらの施設、名古屋の新しい観光スポットとして2018年3月にオープンされたんですが、そのオープンセレモニーに参加させていただいて…。当時はTEAM SHACHIの前身であるチームしゃちほこ時代で、ミニライブも行いました。セレモニーが行われた会場は、ちょうどこの義直ゾーンでしたね。ライブで披露した曲は、金シャチ横丁のテーマソングとして作られた『シャッチーチャンス』。歌詞には、義直など名古屋城の歴代城主の名前も出てくる、名古屋色強めの楽しい曲です。曲の最後は、『金シャチ横丁で あなたをおもてなし』です(笑)」
――義直ゾーンには、なごやめしなどが味わえるグルメスポットのほか、2022年3月には、名古屋みやげがそろうスポットもオープンしたそうですが、訪れたことはありますか?
「今回が初めてですが、『金シャチみやげ 鯱上々』という店名に親近感(笑)。金シャチにまつわるおみやげも気になりますが、店内に展示されてる大きな鯱に驚きました。スタッフさん曰く、以前は名古屋城の正門近くに展示してあった実物と同じ大きさの『金鯱』だそうで、なんでも“厄除け”や“招福”のご利益があるんだとか!ぜひ撮影しておきたいですね」
待望の2nd EPは、あの松隈ケンタ氏が全曲プロデュース!
――BiSHなどのプロデュースで知られる松隈ケンタ氏が、全曲サウンドプロデュースすることで話題沸騰のプライベートレーベル2作目について教えてください。
「2023年6月28日(水)にリリースされる、2nd EP『AWAiTiNG BEAR』は、松隈さんにどんな曲を作りたいか、自分たちの希望をお伝えして制作初期段階から参加して…。BiSHが昔からずっと好きで聞いて育ってきたので、思いや喜びもひとしおでした!しかも、実際にレコーディングにも立ち会っていただけて。『こうしたら?ああしたら?』とアドバイスを聞きながら、普段やっているボイストレーニングとは全然違う角度からのアプローチだったので、チャレンジというか、食らいついていく!って感じで。でも、あんなに緊張したのは久しぶりで(笑)。初心にかえった気分でした」
――1曲目の「あなたのトリコ〜究極の愛〜」、すごくかわいい曲ですね。
「はい!私たち、こんなかわいい曲をあんまり歌ってこなかったので、すごいレアです(笑)。より女の子らしい、かわいいフレーズを歌えるから、この曲はお気に入りです!好きなフレーズは、サビナカの『美味しくて涙出ちゃう だって女の子だもん』ってところ。メンバー皆がこのフレーズを歌うのですが、私はサビナカの最後を担当してます。『美味しくて涙出ちゃう』なんてワード、聞いたことなくて!ちょっと面白くないですか?『全然理由になってないじゃん!』って、クスッと笑っちゃう(笑)」
――ほかにも注目してほしい楽曲はありますか?
「『アサガオ』という楽曲ですかね。それぞれの小さいころを思い描いた曲で、ライブの盛り上がっているテンション感を感じてもらえそう。サビの印象もいいですが、“こういう曲あったらいいな”というイメージを、まさに表現していただけた曲。この曲の振付は私で、“踊ってください”と言われなくても、皆が踊りたくなるような、そんな振りを入れてみました。ダンサーさんや振付の方ではなく、メンバー目線だからこそ考えられる、みんなと一緒にやれるものを!と思いながら振り付けしました」
蒲郡をはじめ、愛知は落ち着ける場所。声出しOKになったライブも楽しみ!
――7月に行われる名古屋城でライブなど見られるであろう、坂本さんの振付が楽しみです!最後に、生まれ故郷・愛知に対しての思いと、地元の方々やタフ民(TEAM SHACHIのファンの総称)へコメントお願いします。
「愛知は自分を育ててくれた場所。活動を始めてからよりたくさんの方にお世話になっている場所…、なくてはならない場所です!あと、田舎も都会もある。その程よい感じや、日本のど真ん中に位置するのでどこへでも行きやすい。反対に、どこへ行っても帰る場所があるという安心感もあって、落ち着きもする…、ホント住みやすい場所だなぁといつも思ってます」
――特に好きな場所はありますか?
「特に、ちっちゃいころから訪れている蒲郡が好きですね。温泉街とか、あの気張り過ぎてない感じがいい。超有名観光地のギラギラしているところもなく、蒲郡にしかない独特な感じ…“ほわん”“たらん”とした(笑)、ゆるやかな空気感があって落ち着ける場所です。他県の方はもちろん、愛知県民も訪れて、あの空気感を体感してほしいですっ!」
――最後に読者へメッセージをお願いいたします!
「7月に行う名古屋城のライブは声出しがOKになりました!シャチのライブは、皆の声があってこそよくなる曲がいっぱいなので、皆で盛り上がりたいですね。ライブでは、懐かしいあの曲も……!これ以上は内緒です!お楽しみに!」