「Nintendo Switch 2」「Nintendo Switch」向けソフト『桃太郎電鉄2 ～あなたの町も きっとある～』(以下、桃鉄2)が、2025年11月13日(木)に発売。物件駅数は約1000駅、物件数は6000件を超え、『桃鉄』シリーズ史上最大ボリュームを誇るという。
本作の発売を記念し、メインキャラクターとしておなじみの「桃太郎」が『桃鉄2』の駅・物件として登録された町や施設にあいさつをして回るゲリライベント「桃太郎あなたの町めぐり」を実施中。今回は、「東日本編」に追加された岐阜・関ケ原への訪問の様子をお届けする。
関ケ原古戦場に桃太郎が出陣！
岐阜県の西側、不破郡に位置する関ケ原。徳川家康と石田三成による「関ヶ原の戦い」が行われた歴史ある場所だ。今回桃太郎が訪れたのは、毎年10月に開催される関ケ原の一大イベント「関ケ原合戦祭り2025」で、当日は多くの戦国ファンや歴史好き、地元民が集まり、賑わいを見せた。
今回、『桃鉄2』に「関ヶ原」を加えた理由として、『桃鉄』の原作者であり本作の総監督・ゲームデザインを務めるさくまあきらさんは、「1600年と年号もわかりやすく、歴史好きの私としては、『関ヶ原』は絶対に入れたいと思っていました。実際、過去に何度も何度も取材した思い出の地です」と語る。
最初は、鉄砲隊による火縄銃の実演、京都・長岡京のおもてなし武将隊・つつじの演舞などで盛り上がる笹尾山会場に桃太郎が登場！
子どもから大人までが「『桃鉄』だ！」と声をあげるなか、一緒に登壇した古戦場おもてなし武将隊・関ケ原組の「『桃鉄』、やったことある人ー！」という問いに半数以上が挙手。これには桃太郎も満足げで、最後は関ケ原組と“武将ポーズ”を決めていた。
“物件”に選ばれた施設や店にもごあいさつ
ここからは、ゲーム内の“物件”として登録された、実在する施設や店に物件シールを渡しに行く。まずは「関ヶ原ミュージアム」として登録されている「岐阜関ケ原古戦場記念館」に行き、企画担当の白石茉莉衣さんと記念撮影を行った。
歴史を愛するがあまり関ケ原に移住したという白石さんは、「初めて『桃鉄2』に当館が入ると聞いたときは、率直にうれしかったですね。プレイすれば、歴史好きな人はもちろん、そうでない人も歴史について学べて楽しいと思います。ゲームをきっかけにぜひ当館にもお越しください」と話す。
さくまさんは「岐阜関ケ原古戦場記念館」についてもコメントしており、「『こんな記念館ができたらいいな』と思っていたものが実現したような内容でした。司馬遼太郎さんの『関ヶ原』(新潮文庫)を読んだ人は、ぜひ一度行ってみてほしい場所です。講談師の神田伯山さんのナレーションは絶品です」とのこと。
続いて、「武将パフェ屋」などが物件として登場するレストラン＆カフェ「伊吹庵」へ。「岐阜関ケ原古戦場記念館」の別館にあり、関ケ原古戦場に訪れた人の憩いの場となっている。
上にソフトクリームがのり、具材が何層にも重なった贅沢な「笹尾山パフェ」「桃配山パフェ」に加え、野菜の彩りもきれいなビーフカレー「武将カレー」を販売している同店。ゲームで物件を購入した際は、足を運んで実物を食べてみるのもいいかもしれない。
※注文は食券制。レストランとカフェで券売機が異なるため注意。
次は、「胡麻パーク」として登場するゴマのテーマパーク「胡麻の郷」のブースへ。関ケ原中の店が集まるのも、このイベントの魅力だ。ブースでは自慢のゴマを使った担々麺が売られていたが、桃太郎が顔を出したころには盛況につき完売。その人気ぶりがうかがえた。
最後に、「家紋ラテ」を販売する「関ケ原CoffeeStand」に向かうと、甲冑に身を包んだスタッフたちが桃太郎をお出迎え！同店が町おこしの一環として提供する「家紋ラテ」を前にし、桃太郎もご機嫌の様子だった。
「家紋ラテ」はまろやかで飲みやすいだけでなく、石田光成と徳川家康、島津豊久、小早川秀秋、島左近など、24種以上もの家紋のラテアートを用意している。“天下分け目の珈琲屋”を謳う、戦国ファンにはたまらない店だ。
今回桃太郎が訪問した関ケ原は、『桃鉄2』の「東日本編」に登場。『桃鉄2』は「Nintendo Switch 2」「Nintendo Switch」向けに発売され、「Nintendo Switch 2 Edition アップグレードパス」を購入すればNintendo Switchソフトを更新できるので、まだ「Nintendo Switch 2」を持っていない人でも安心して購入できる。各地の特徴がきめ細かく描かれた本作で、日本全国のさまざまな魅力を堪能しよう。
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