昔から絵を描くことが好きで、5年ほど前から絵や漫画をブログやSNSに投稿するようになったというドークギークナード(@dorkgeeknerd)さん。最初は主に絵日記やエッセイなどを投稿していたそうだが、その後、自身初の創作漫画「100日後に破産する猫」に挑戦することに。
だがこの「100日後に破産する猫」という作品、単に「100日後に~」という流行にのって制作されたものではなかった!さまざまな人間模様ならぬ動物模様まで丁寧に描かれており、意外な展開の連続で“読み始めると止まらない”と徐々にファンを獲得。そこで、今回は作者のドークギークナードさんに、「100日後に破産する猫」やその続編について話を伺った。
――「100日後に破産する猫」のおおまかな、あらすじを教えてください。また、この漫画を考えたきっかけなどありましたら、教えてください。
「株式会社 肉球製作所」、そこではいろいろな動物たちが働いています。勤続7年目のサラリーマン猫・ドークは異動で東京へ。「仕事で頑張って成果を上げたい」「素敵な女性と出会いたい」「お金ももっと増やしたい」と、初めての東京暮らしに緊張しつつもたくさんの希望に溢れています。そこで出会うのは友人、素敵な女性、ライバル、厳しい上司、そして… 。初めのうちは普通のサラリーマンですが、あることをきっかけに事態はだんだん思わぬ方向へと進んでいきます。
この漫画を考えたきっかけは、私自身が実際に経験したことや出会った人をモデルに漫画を描きたかったことと、「100日後に〇〇するXX」ブームに乗りたいと思って描き始めました。
――猫のドークは破産する100日前に東京に出てくる設定ですが、ドークはどんなキャラクターですか?
製造業の営業、29歳。会社の独身寮に住んでいます。人はいいけれど、ちょっと気が弱いところも。食べることが大好きで、食費がかさみがちというキャラです。
――ドークギークナードさんは、資産運用をされていると伺いました。どのように運用されているのですか?
12年ほど前から米国株で資産運用をしています。今までにいろいろな方の話や書籍で勉強しながら投資してきました。今は「じっちゃま」で知られる広瀬隆雄氏のnote“Market Hack Magazine”やYouTubeライブを参考にさせてもらっています。
――現在、「100日後に破産する猫」の続編となる「サラリー猫物語」をTwitterにて連載中ですよね。どんなお話ですか?
第1弾の「100日後に破産する猫」で、主人公はいろいろなものを失いました。その失ったものを取り戻せるのか!?個性的な登場人物と協力したり戦ったり… さまざまなキャラが出てきますので、お気に入りを見つけてもらえるとうれしいです。また今後は、登場人物のスピンオフもいくつか考えています。
単に“破産”で話が終わらなかったところが「100日後に破産する猫」の魅力の1つ。ドークを破産へ追いやった諸悪の原因はどうなるのか、出世や恋の行方は!?…気になる方は、続編「サラリー猫物語」最新話をTwitterでチェックしてみて。意外な展開に、ますます目が離せない!!
取材協力:ドークギークナード(@dorkgeeknerd)