驚異の52歳を作り出す美メニュー!「手羽先のコラーゲンスープ」【♡さゆりの超節約ごはん】

2022年3月26日

ボヨヨ〜ンでお馴染みの夫婦漫才師「かつみ♡さゆり」のさゆりさん。夫のかつみさんが結婚前から多額の借金を背負っていた話が有名だが、その後も借金返済のために始めた事業に失敗!同棲・新婚時代は想像を超える極貧生活を送っていたそうで、この連載ではそんな生活の中で生まれたさゆりさん独自の節約レシピと、お金にまつわるちょっと笑えて、ちょっと泣けるエピソードもお届け。

第9回目の今回は、さゆりさんの美しさを作る”美”メニューの登場です!

さゆりさんはもちろん、実はかつみさんも相当美肌!


美容家・佐伯チズさん直伝のコラーゲンスープ

今回は”手羽先のコラーゲンスープ”を紹介します。ただ、何度も作るうちに見た目がアレになっちゃうので、あんまり人にはお見せできないんですけど(笑)、好きなメニューです。手羽先とコンソメで味をつけるんですけど、余裕がある時はセロリを入れたりもします。セロリがないときは手羽先だけでコトコト煮込んで、コンソメと塩こしょうで味を整えるだけ。コラーゲンたっぷりなのに、簡単にできちゃいます。

今回は手羽先と一緒にセロリも使用

写真はもちろん、かつみさんが撮影


これは美容家の佐伯チズさんに教えてもらった”美”メニューです。10年ぐらい前に密着させてもらって、その時チズさんご自身にフェイシャルトリートメントをやっていただいたんです!コースでやってもらうと3万3000円するので、その後、個人的には全く通えなかったんですけど、そこでやったもらったホットタオルが気持ちよかったので、自分でもアレンジしてやるようになりました。本 「さゆり52歳 生き様ビューティー」 やYouTube「 かつさゆのボヨヨンチャンネル 」でも紹介しています。首の後ろにホットタイルを置いてもらった時にすごく気持ちよかったので、私はフェイシャルよりも顔まわりのリンパを流すことを重視しています。

「これ、ずっと飲んでいこう!」 かつみさんも大絶賛!

そのロケには私一人で行ったので、家に帰ってその日のうちにかつみさんに作ってあげました。そうしたら、かつみさんも気に入って「これ、ずっと飲んでいこう」となったので、どこぞの秘伝のタレみたいに手羽先と水を継ぎ足しして、”追いコラーゲン”しながら本当にずーっと飲みました(笑)。いつも最低1週間は飲みます。毎日、火を通すと大丈夫なんですよ!

さゆりさんも大好きなメニューの一つ

かつみさんもお気に入り!


長時間出かける時は、鍋ごと冷蔵庫に入れておきます。そうすると見た目はアレですけど、ずーっと飲めるんです。でも、ある夏の日、うっかり火を通さずに出かけてしまったことがあって。帰ってきたら、ぎゃーって感じになっていました(笑)。

美肌の源・コラーゲンがたっぷり!


スープを取った後の手羽先も無駄にせず、サラダに変身

手羽先は安いので、10本ぐらい買ってきて作ります。手羽先は、手羽元よりコラーゲンが出るんですよね!これもチズさんから教えてもらいました。

そして、ここから発展するメニューもあります。スープができたあとに煮込んだ手羽先の身をほぐして、切ったセロリと混ぜ、塩をしてからマヨネーズで味付けし、そこにリピ買いしている”べんりで酢”( ※第7回参照 )を少し垂らします。言ってしまえば、手羽先のほぐした身は出がらしみたいなもんですけど、このお酢をかけるだけで本当においしくなります。

セロリも捨てずに取っておこう

出がらしの手羽先とセロリも、無駄にはしない

手羽先の身、セロリ、トマトを、マヨネーズと酢で和える


佐伯チズさん直伝のメニューを、さゆりさんがバージョンアップ!

以前は市販の顆粒スープで味付けしてたんですけど、最近、美容の面で味を進化させました!なんと、手羽先を甘酒に漬けるんです。手羽先を発酵させる感じです。普段はジップロックに入れて、15分ぐらい冷蔵庫で寝かせていますが、時間があるときは一晩ぐらい寝かせます。すると、手羽先の身がやわらかくなるんです。

さゆりさんの進化版美容スープは、手羽先を甘酒で漬け込むのがポイント。「おやすみなさい~」

一晩寝かせた手羽先。「おはよ~!起こしました~」


味を染み込ませたい時は、だいたいジップロックを使っていますね。同棲時代はジップロックなんてなかったですけど。今はちょっと余裕ができました(笑)。

進化版の味の決め手は、大好きな白味噌! 冬はお鍋もおすすめ

その手羽先を豆乳で煮込んで、白味噌で味付けしています。お出汁は、ほんだしさんの合わせ出汁を使っています。関西人なので、やっぱり合わせ出汁が好きです。豆乳も美容にいいので、さゆり版コラーゲンスープですね。

昆布とかつおの合わせ出汁が好きなんだそう

白味噌は豆乳とも相性抜群!


これにつくねやお野菜を入れるとお鍋としてもいけます。かつみさんは京都ですが、私も母親が京都寄りの人なので、家のお雑煮も丸餅の白味噌だったりして、もともと白味噌が好きなんです。だから、豆乳に白味噌を足したくなったのが始まりです。白味噌と豆乳は相性がいいと思いますし、お鍋にもピッタシで寒い日にもいいと思います。

「ほっこりの甘みで、つかれもほっこり~♡」

甘酒と白味噌の発酵パワーと豆乳のイソフラボン、綺麗の源がギュッと詰まった美容スープ。冬はここにしょうがを入れると、更に温まるのでオススメだそう


結婚生活25年。色合いのある食卓を見て、しみじみ思うこと

この企画でいろいろ作りつつ、彩りよくできたお料理を見て、私、幸せやなーと噛み締めしています。だって、昔は料理に彩りをいれることなんて全然できなくて、あってもネギの小口切りぐらい。緑色はあっても、赤色を入れることはなかなかできませんでした。たまたまニンジンの端っこが余ってたから加えるとか、それぐらいしかできなかったので。今、こうして結婚25年目を迎えて、彩りある食卓を見るだけで「すごいな〜。ありがたいことだな〜」って、しみじみ思っています。

♡さゆりの節約レシピ/「佐伯チズ先生直伝!手羽先のコラーゲンスープ」

私がお料理するときは、ぜ〜んぶ目分量!なので、お好みの味で仕上げてくださいね♡

1.材料を鍋に入れて、味付け
手羽先とセロリを、水をはったお鍋にボンボン入れるだけ♡コンソメと塩コショウでお味付けして出来上がり!超簡単です!

次々に材料を入れて煮込むだけ!

味付けは塩コショウとコンソメのみ

お料理は目分量なので、味見をしながらお味を調えるさゆりさん

簡単メニューだが、美容効果は抜群!


♡さゆりの節約レシピ/「色鳥鳥(いろとりどり)サラダ」

1.セロリを切って手羽先の身をほぐす
お出汁をとった手羽先の身とセロリを食べやすい大きさに切って、塩を振ります。

2.マヨネーズとお酢で味付け
トマトの中をくりぬいて、1と混ぜます。そこにマヨネーズと”べんりで酢”を少したらせば完成!トマトの外側は、器にしちゃいます♡

トマトをくり抜く

中身はダイス状にカット

さゆりさん愛用の「べんりで酢」

トマトの器に入れれば完成。見た目もキュート!


♡さゆりの節約レシピ/「♡さゆり進化版美容スープ」

1.手羽先を漬け込む
ジップロックに手羽先と甘酒を入れて、一晩寝かせます。

2.鍋に入れて煮込む
一晩寝かせた手羽先をお鍋に入れて、豆乳を投入~。今回は250ccくらい入れました。お水は200ccほど。

3.味付け
お出汁1パック、白味噌、そして残っていた甘酒も入れます。仕上げに飾りお麩を浮かべると、見た目が華やかでテンション上がりますよ~♡

手羽先と豆乳を鍋に入れる

コトコト煮込む

お麩を浮かべるだけで見た目も華やかに


取材・文=及川静