貯金ゼロの浪費家から節約家へと転身し、40代前半、3児の父にしてFIREを達成した
みもじ
(@mimojinojinsei)
さん。
23年に上梓した著書
『貯金ゼロの元浪費家・3児の父が子育てしながら成功できた しあわせFIRE』
から一部抜粋・編集し、FIREから得られるメリットについて紹介する。
今回のテーマは
「面倒な“付き合いの飲み会”からの解放」
。
付き合いの飲み会とさようなら
「付き合いの飲み会」というのは、職場の宴会のことです。歓迎会、忘年会、新年会、慰労会など趣旨はそれぞれあると思いますが、結局ただお酒を飲んでいるだけのことがほとんどです。
付き合いの飲み会が「よくない」理由は、目的なしにただお酒を飲んでいるだけの生産性のない行動だからです。勤めていた時には、それらの付き合いの飲み会はよくありました。でも、職場の人と仕事の話を宴席でして何がおもしろいのか、と。仕事の話は仕事中に終わらせてほしかったです。有益な内容の会話であれば納得もいくのですがそんなこともなく、挙句の果てには部下や後輩に説教する人もいました。しかも、たちが悪いことに2次会、3次会が設定されていることもあります。出席しないと「付き合いが悪い」と思われるので、本当に嫌気がさしました。
付き合いの飲み会が「よくない」もう一つの理由は、参加者の有益な時間を奪ってしまうことだと思います。時間は有限でとても大切なことは分かっているはずなのに、宴席になるとその意識が薄れてしまうことは問題視してもいいはずです。仕事では効率性や生産性を求めているはずなのに、仕事以外で意識しないことには納得いかないですよね。
付き合いの飲み会から解放されたことで、良い変化もあります。さすがに3次会まで行くと帰りが遅くなり、疲れとお酒が残っていて翌日を無駄に過ごすことが多かったのですが、それがなくなりました。また「付き合いの飲み会」に対する不満もなくなるので、ストレスが溜まることもありません。
金銭面でも良いことはあります。3次会まで行くとそれなりのお金がかかりますし、終電を逃してタクシーで帰るということも。そのようなことがなくなります。
今は「飲みたい」と思える人としか飲みに行くことはありません。そして、そのような人と時間を共にすることは、とても有意義な時間の使い方だと思っています。