連日厳しい暑さが続いている今年の夏。35度以上の猛暑日が続いたり、地域によっては40度前後の酷暑になるなど、2024年は観測史上最も暑くなるとも言われている。暑さが増してくると、よく冷えた爽快感抜群のおいしいお酒が飲みたくなるもの。そんな時は、シュワシュワとした炭酸の喉越しと、喉の渇きを潤すさわやかな飲み口がたまらないハイボールが一番!一年のうちでも今がもっともハイボールがおいしく感じられる季節だろう。
2009年に起こった「ハイボールブーム」をきっかけに人気が高まり続けているウイスキー。すっきりした味わいと、炭酸のシュワシュワ弾ける喉ごしが蒸し暑い日本の夏にちょうどいい。他のお酒に比べてカロリーが低く、糖質が含まれていないところも人気の理由のひとつだ。
夏の夜にぴったりなハイボールに、今回特におすすめしたいのが「甲州韮崎ウイスキー」。甲府盆地の北西部に位置し、美しい山々と清流に囲まれた山梨県韮崎市で生まれたウイスキーを紹介する。
美しい自然と清流から生まれた甲州韮崎ウイスキー
甲州韮崎ウイスキーは「株式会社サン.フーズ」の「韮崎御勅使(みだい)蒸留所」で製造されている。韮崎市は東に茅ヶ岳(かやがたけ)、西には南アルプスがそびえ立ち、山々から流れ出る上質な水はウイスキー造りに最適だ。韮崎御勅使蒸留所が位置する場所も、富士山の脇を流れる富士川水系の一級河川・御勅使川(みだいがわ)のほとりで、美しい自然と豊かな清流に囲まれた環境は、味わい深いウイスキーを造るうえで理想的といえる。
甲州韮崎ウイスキーは全4種類。「ウイスキーが注目されている『今』だからこそ、良いモノを。妥協せず、確かなクオリティで喜びと満足感を」というコンセプトのもと、吟味を重ねこだわり抜いた原酒をじっくりと熟成させているため、どれもウイスキー本来の豊かな味わいを感じることができる品ぞろえとなっている。
ハイボールを楽しむには、ベースになるウイスキー選びが重要。どんなウイスキーを選ぶかで、ハイボールの味わいも全く異なってくる。後味のキレとコクのバランスがよく個性の強すぎない「オリジナル」や、甘い樽熟香とまろやかで奥深い味わいが特徴の「ゴールド」はハイボールに最適。「ザ・プレミアム」は澄んだ味わいと甘みのバランスがよく和食との相性も抜群だ。また、ウイスキー特有のコクや奥深いフレーバーをハイボールでも堪能したいなら、モルト原酒100%の「ピュアモルト」がおすすめ。このように種類が豊富なので、好みに合わせて選べるのも甲州韮崎ウイスキーが親しまれる理由だろう。
産地で味わう甲州韮崎ハイボールはまた格別!
市内のいたる所から富士山×自然が織りなす美しい景色を楽しむことができる韮崎市。自然の恵みを存分に堪能できる一方で、新宿から特急を利用すれば1時間半で到着できる利便性も魅力。韮崎市を訪れたのなら、ぜひ甲州韮崎ウイスキーが味わえるお店で乾杯を。JR韮崎駅から徒歩3分のところにある「居酒屋 さんばん」は、豊洲市場から毎日仕入れる厳選した鮮魚をはじめ、多彩な手作り料理が味わえるお店。ご両親が営んでいたお店を清水雅彦さん・保々正樹さん兄弟が受け継ぎ、店舗の移転・拡大と共に店名も「いちばん」から「にばん」「さんばん」へと変えながら多くの地元民から愛される人気店へと成長させてきた。
レトロな雰囲気が落ち着く店内では、山梨県産ワインや地酒などのお酒も豊富にとりそろえている。ハイボールも複数の種類を楽しめるが、今年の夏から甲州韮崎ウイスキーを使ったハイボールの販売をスタート。氷たっぷりのグラスに注がれたできたての甲州韮崎ハイボールは、クセが少なくすっきりとした味わいで、あまりの喉越しのよさにあっという間に1杯、ゴクゴクと飲み切ってしまうほどの旨さだ。
どんな料理とも相性がいいので、豊洲から仕入れた新鮮なお刺身はもちろん、看板メニューで売り切れる日も多い「鶏レバー塩だれ」(748円)や、店自慢の自家製おぼろ豆富を使った料理も、ハイボールを片手に箸が進む、進む!
これまたハイボールにあうのが、“冷たいほうとう”と言われる甲州名物「おざら」。水で締めた麺を温かいつけ汁にくぐらせていただくのが一般的。韮崎に来たらハイボールと一緒にぜひ味わってほしい。
家飲み派ならふるさと納税を利用して甲州韮崎ウイスキーを楽しむべし!
甲州韮崎ウイスキーを自宅で楽しみたいという人は、ふるさと納税にご注目。韮崎市のふるさと納税では、異なるボトルを詰め合わせした飲み比べセットやハイボール缶のセット、毎月や隔月でセットが届く定期便などを用意している。
おいしいハイボールを作るためには、「冷やし方」と「炭酸水の扱い方」がポイントだ。まずウイスキーとグラスを氷でしっかり冷やすこと。角の少ない大きめの氷をグラスいっぱいに入れて、ウイスキーを注いだらマドラーを使ってグラスの中をぐるぐるとかき混ぜる。こうすることで事前にウイスキーとグラスをしっかり冷やすことができる。次に炭酸の刺激を逃がさないよう、できるだけ氷にあたらないようにそっと注ぐこと。炭酸を逃がさないよう、最後は縦に1回軽くかき混ぜる。これでおいしいハイボールの完成だ。ハイボール缶をグラスに注ぐ際も同様にすると、普通に注いだときとのおいしさの違いに気付くはず。
おいしいハイボールの作り方をマスターしたら、家飲みならではのワンランク上のアレンジハイボールに挑戦してみては?レモンをひと絞りするだけで爽快感がアップ。無糖のソーダで割るのではなく、コーラやジンジャーエール、サイダーなどで割ると、男女問わず、お酒の苦手な人でも楽しめるほどとても飲みやすくなる。アレンジハイボールを作る際にも、ボディのしっかりした甲州韮崎ウイスキーは、何で割ってもウイスキー感が残るので、多彩な飲み方が楽しめるのがうれしい。
韮崎市のふるさと納税サイトには、甲州韮崎ウイスキーやハイボールのほかにも、おつまみチャーシューや手羽先餃子など、お酒のお供にピッタリの商品もあるので、ぜひ一緒に寄付をして韮崎市を応援しよう。
豊かな自然、寒暖差のある気候、そして良質な水が生み出した「甲州韮崎ウイスキー」。お手軽に缶のハイボールで味わってもよし、ボトルで購入して好みの濃さやアレンジでハイボールを楽しんでもよし!暑かった日の夜は、すっきりと爽快な味わいの甲州韮崎ウイスキーハイボールをお供に食事や晩酌を楽しんで、一日の疲れを癒してみては?
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取材・文=水島彩恵
撮影=吉澤咲子