池袋なのにフィンランド気分でととのう!「タイムズ スパ・レスタ」のフィンランドフェアに行ってきた!

2022年11月19日

「タイムズ スパ・レスタ」でフィンランドフェアを開催

サウナはもはやブームではない。そもそも施設としては広く存在していたサウナだが、サウナ→水風呂→外気浴(休憩)という入り方が浸透し、趣向を凝らした施設の登場、名物ともなりうる人たちやサウナ関連グッズの誕生など、さまざまな要素が絡み合って、サウナ人気は伸びに伸びている。そんな中、サウナの本場フィンランドを冠したフェアがあると聞き、「タイムズ スパ・レスタ」に行ってきた。

池袋から徒歩で行ける“フィンランド”は極楽だった

【写真】フィンランド雑貨の展示販売も行っている


「タイムズ スパ・レスタ」は東京・池袋にあるスパ施設。サンシャインシティからも近く、まさに都会のオアシスといった施設だ。ビルの11階から入ると、館内にはスパ施設、トリートメントやボディケア、アーユルヴェーダなどのサロン、レストランや休憩できるリラックスラウンジや予約ができるプレミアムラウンジなどがあり、日常を忘れてゆっくり過ごすことができる。とはいえ、仕事が忙しいと完全に仕事を切り離せないことも。そんなときにはコワーキングスペースも完備しているので、仕事の合間のリフレッシュにも利用できる。

フィンランドコスメはサウナ後にもおすすめ

そんな「タイムズ スパ・レスタ」は、現在、「フィンランドフェア」を実施。テーマは「フィンランドの森とウェルビーイング」。森と湖の国・フィンランドにぴったりだ。館内にはフィンランドの風景写真や、フィンランドの4人のデザイナーによるテキスタイルブランド「アンナヤリーサ」のデザインボードが飾られている。

「フッカデザイン」のカレリアソープストーン

フロントの前にはフィンランドのコスメや、サウナでも見かける「フッカデザイン」のカレリアンソープストーンやフィンランドの雑貨が並ぶコーナーを設置。白樺などで飾られていてフォトスポットにもなっている。フィンランドのコスメは自然派やオーガニックが主流で、ここでは白樺やベリーなどが原料のスキンケアアイテムが入手できる。

フィンランドブランド「ラプアン カンクリ」のリネン

ちょっと贅沢だが、タイムズクラブ会員限定の「フィンランドフェア満喫パックwith LAPUAN KANKURIT(ラプアン カンクリ)」(1万5150円、土日祝・特定日は400円追加、深夜割増料別)がおすすめ。入館料+食事+選べるボディケアがセットになっているだけでなく、フィンランドのテキスタイルメーカー「ラプアン カンクリ」のリネンタオル(バスタオル+ハンドタオル)が利用でき、マルチユースクロスを1枚もらえる。天然素材にこだわった上質なリネンを実際に使ってみることができ、気に入ったらその場で購入することも可能だ。

さっそく露天風呂に入りながら、フィンランドを体験

噂の「サ水」も販売している


ロッカールームに向かうまでにも早くも目を奪われるところが多くて気分が上がる。ちなみに、サウナハットや、漫画「サ道」の作者・タナカカツキ氏のデザインラベルの“ととのいウォーター”「サ水」などのサウナ関連商品も販売されているのでサウナーの人たちもチェックしておこう。

「アンナヤリーサ」のデザインボード

ロッカールームにも「アンナヤリーサ」のデザインボードが飾られていて、いつもとは違った雰囲気。女性浴室にはミストサウナがあり、期間中の火曜日にはサウナ内にヴィヒタと呼ばれる白樺の枝をまとめたものが飾られる。フィンランドでは、水に浸けて柔らかくしたヴィヒタで体を叩いてマッサージする習慣がある。ここでは、そうした使い方はできないが、飾っておくことで室内に白樺の葉の香りが広がり、フィンランドの森を感じられる。

女性サウナはミストサウナ

ちなみに、ミストサウナには塩が置かれていて、自由に体に塗ることができる。塩を塗ってすぐにこすると肌に刺激を与え傷めてしまうこともあるので、基本は肌の上に“置く”。汗をかけて塩が溶けてきたら、全体を優しくなじませてシャワーで流すのがおすすめ。ミストサウナ室の横には“桶シャワー”があり、サウナで十分温まった後、頭から水をかぶることができる。サウナの後頭から水をかけるのはかなり気持ちいいので、ぜひトライして欲しい。

香りのいいヴィヒタ

ミストサウナの設定温度は45度と低めだが、蒸気のおかげで体感温度はもう少し高く、息苦しいこともなくじっくりと入っていられる。桶シャワーの後は水風呂へ。水温は19度と冷たすぎないので初心者でも入りやすい。ただし、サウナでしっかり体を温めていないと気持ちよくは感じないので、無理はしない程度にしっかりと温まろう。サウナ室にはテレビがあるので、テレビを見ながら過ごすと意外とあっという間だ。

男女共に露天スペースには“ととのい椅子”がある(写真は男性浴室)

水風呂の後は体を拭いて、露天エリアのチェアで休憩。リクライニングした状態なので、全身を預けられるのがうれしい。もう、何も考えられない。この瞬間が醍醐味。いわゆる“ととのう”時間だ。ミストサウナなのでちょっと感覚は違うが、しっかりリラックスできる。このボーッとする時間は大切。忙しさや日常のことを忘れて、ただただボーッとすることがリラックスの秘訣。

男湯のサウナで行うアウフグース

ちなみに男性サウナでは、毎日15:30からアウフグースを実施。アウフグースは熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、タオルであおぐこと。室内に熱い蒸気を広げ、蒸気と熱気を直接あおぎかけることで体感温度が上がり、より汗をかくことができる、サウナーには人気のイベントだ。人数制限しており、整理券を配布しているので事前に詳細をチェックしておこう。

水風呂に氷を浮かべる「エクストラコールドバス」

また、水曜日限定でアウフグース後、水風呂に氷を浮かべる「エクストラコールドバス」を実施。水温が“シングル”といわれる10度未満の水風呂を体験できる。

フィンランドの動画を見ながら風呂に入れる

この露天風呂のあるスペースには大きなモニターがあり、フィンランドを紹介する動画が流れ、湯船に入りながらフィンランドの風景や文化に親しむことができる。女性の露天スペースにあるジェットフォームバスではフィンランドの森をイメージした替わり湯になっているので、湯につかりながらフィンランドに想いを馳せるのもいい。

フィンランドコスメを使用したリラクゼーションメニューがある

風呂とサウナでリラックスした後、さらなる癒やしを求めるならフィンランドフェア限定のリラクゼーションメニューがおすすめ。例えば、選べるボティケア70分プランでは、ヘッドケア、ハンドケアで白樺のオイルと「フッカデザイン」のアイケアストーンを使用。ほかにも日本初上陸のオーガニックスキンケア「ヘヌア」などフィンランドのコスメを使用したメニューで、今だけのリラクゼーションを体験できる。

  1. 1
  2. 2