香港では知らない人がいないほど認知度抜群のスパイスヌードル店「タムジャイサムゴー(譚仔三哥)」。現地では過去3年連続でミシュランガイドの「ビブグルマン」を獲得し、毎年3000万人以上が来店する有名店だ。日本では2022年、新宿にオープンし、現在は吉祥寺、恵比寿に店舗をかまえる。そんな「タムジャイサムゴー」から冬メニューとして「白米線(シロミーシェン)」と「赤米線(アカミーシェン)」が登場した。
優しい味わいが体にしみる！ほっこり「白米線」
今回登場した「白米線」と「赤米線」とは一体どんなメニューなのか。まずは基本の麺、「米線(ミーシェン)」を紹介。こちらは中国雲南省発祥の米と水のみで作られた麺のこと。もちもちして、ぷりっと歯切れがいい噛み応えが特徴でスープともよく絡む。「白米線」(880円)は、「タムジャイサムゴー」のすべてのスープのベースとなっている「クリア」スープを使用。そこにおすすめ具材として、ベビーイカ、ベビーホタテ、うずらの卵、えのきをトッピング。具材もすべて“白”になっている。
辛さはなく、あっさりとしているがコクがあり、米線との相性がいい。老若男女問わず楽しめる優しい味わいが、この時期の体に染み渡る。今回は本場香港の料理人監修で、スープに合うサイドメニューも提案。「白米線」には、「黒きくらげ 香酢ソース」(250円)と「ほうれん草のマスタードソース」(300円)で味変を楽しむのがおすすめ。
「黒きくらげ 香酢ソース」は程よい酸味があり、きくらげのコリコリした食感がアクセントになる。酸味が加わることでよりさっぱりと食べられ、クリアスープの味わい深さをさらに感じられる。
「ほうれん草のマスタードソース」は辛味というよりマスタードのマイルドな酸味が口に広がる。ほうれん草とマスタードソースを混ぜながら、「白米線」に加えていくことで、味が変わっていく。「黒きくらげ香酢ソース」とダブルで楽しむのもおすすめだ。
体の芯から熱くなる！しびれる辛さの「赤米線」
一方の「赤米線」(880円)は、スパイスのしびれる辛さがやみつきになる麻辣スープを使用。優しい味わいがしみる「白米線」とは対照的に、旨辛の味わいで体がポカポカしてくる。こちらは鶏むね肉、まいたけ、油揚げがトッピングされていて、麻辣スープと合わさってヘルシーな具材ながらガッツリ感が増す。
「赤米線」におすすめのサイドメニューは「黒きくらげ ピリ辛胡麻ソース」(250円)と「豚しゃぶ肉」(350円)。「黒きくらげ ピリ辛胡麻ソース」を加えるとピリ辛＋ゴマのマイルドさがマッチしたソースで担々麺のような味わいに。ピーナッツが入っていて、黒きくらげとは違った食感とナッツの甘さがクセになる。
「豚しゃぶ肉」はピリ辛な味付けになっていて、これだけでもご飯のおかずになりそうなガッツリ系のサイドメニュー。すでにトッピングされている鶏むね肉はあっさりしているので、豚しゃぶの脂とピリ辛な味付けが加わることで、ボリュームが増し、食べ応えも変わってくる。
ちなみに、「タムジャイサムゴー」はそもそも、6種類のスープ、10段階の辛さ、20種以上の具材(トッピング)を自由にカスタマイズできるのが特徴。約100万通りの組み合わせが楽しめるのだが、「白米線」と「赤米線」はおすすめの組み合わせということで、単品で組み合わせるよりお得に食べられる。これまで、何をどう組み合わせていいかわからなかった人やおすすめを試したいという人にもうれしい。
サイドメニューはボリュームもあるので、そのままつまみとして食べてもいい。アルコールと一緒につまみとして食べつつ、シメの「白米線」や「赤米線」で味変にも加えるなど、自分なりの楽しみ方を見つけてみるのもいい。
「白米線」と「赤米線」は2023年2月28日(火)までの期間限定。その日の気分でまろやかな「白米線」とやみつきな辛さの「赤米線」をチョイス。寒さが本格的になってきたこの時期に、「タムジャイサムゴー」で体の中から温まってみては。
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