プラモデル未経験者からプラモデル好きまで、誰もが楽しめるエンターテインメントフェス「HYPER PLAMO Fes.2023」が豊洲PITにて開催。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」声優陣によるプラモデル新商品開封コーナーや、“プラモデル同時作成人数”でのギネス世界記録への挑戦など、さまざま企画が実施され、会場は大盛り上がりとなった。
2月19日、昼公演/夜公演の2回に分けて開催された「HYPER PLAMO Fes.2023」。同イベントの昼公演を取材したところ、屋外には物販コーナーが用意されていて開場前からすでに長蛇の列ができていた。
また会場内のロビーには、今後発売予定の新作プラモデルや、BANDAI SPIRITSのプモラデル公式アンバサダーLINKL PLANETのメンバーが作ったプラモデルも展示。多くのファンが写真を撮っている姿も見られた。
いよいよステージが開幕すると、まずはLINKL PLANETにおるライブが実施され、客席のテンションは一気に上昇。続いて行われた「『プラモにめされて』出張版!」では、番組のメイン司会を務める、なすなかにしも登壇。来場者から参加者を募り、共同でガンプラづくりを楽しむコーナーが展開した。
その後も、「世界最速プラモデル新商品開封コーナー」には、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」で主人公スレッタ・マーキュリーを演じる市ノ瀬加那と、グエル・ジェターク役の阿座上洋平が登壇。収録時のエピソードなどを語りつつ、新作プラモデル「FULL MECHANICS 1/100 ガンダムエアリアル」の開封式を行った。
また、プラモ体験を通してリアルな声を届け、プラモデルの魅力を伝えていくというプロジェクト「PLAY!PLAY!PLAMO!VOICE!」の告知コーナーには、アンバサダーを務める俳優の本郷奏多と、写真家や映画監督として活躍する蜷川実花が登壇。それぞれがガンプラ愛を語り、会場を沸かせた。
そうしてイベントの後半には、今回のフェスの目玉企画でもある「ギネス世界記録(TM)にチャレンジ!」のコーナーを実施。こちらは、“同じ会場内で同時にプラモデルの組み立てを行う人数の多さ”に注目し、その記録に挑戦する催し。来場者には「ねこ 組立体験会Ver.(LINKL PLANETカラー)」というプラモデルが配布され、それを使う形でチャレンジが行なわれた。
「全員が同じプラモデルのキットを組み立てる必要がある」や、「5分以内に開封して、ふたつ以上のパーツを組み立てておかなければならない」などルールは厳密で、それらをチェックするためのスタッフも大量に動員。
LINKL PLANETのメンバーや市ノ瀬、阿座上、本郷らも参加する形で行った結果、見事にノルマを達成し、904人という記録を樹立!ギネスに世界記録として登録されることとなった。
取材・文=ソムタム田井