東京スカイツリーの足元に広がる都内最大級の商業施設・東京ソラマチ(R)で2024年1月26日(金)から2月14日(水)まで、バレンタイン催事「Happy Valentine TOKYO solamachi 2024」が開催され、個性豊かな全59ブランドが集結。2月1日(木)から14日(水)までの期間は、特設会場も4カ所に登場し、31店舗のチョコレートが並ぶ。
今回は、メディア向けに行われた本イベントの試食会に、ウォーカープラス編集部が潜入!初出店パティスリーの注目商品から、実際に見て、食べて厳選したおすすめのチョコ&スイーツ、さらには“体験型ショコラパフェ”まで、今年のバレンタインをハッピーに彩ってくれること間違いなしの品々を一挙紹介しよう。
東京ソラマチ初出店のパティスリーをチェック!
■パティスリー・リアン「ガトーショコラ&プレミアムガトーショコラ 食べ比べギフト」(2個入り1000円)/タワーヤード2階
4店舗がそろう初出店パティスリーの中から、まずは群馬県高崎市に本店を構える「パティスリー・リアン」をピックアップ。「ガトーショコラ&プレミアムガトーショコラ 食べ比べギフト」は、カカオ成分66%のチョコレートを使用し、小麦粉を使わず焼き上げた「ガトーショコラ」と、グレードの高いカカオ成分70%のチョコレートや発酵バターを使用した「プレミアムガトーショコラ」がそれぞれ1個ずつ入った、ギフト向け商品となっている。
筆者が試食した「ガトーショコラ」は、驚くほどしっとりした口当たりで、甘さ控えめ。ビターな味わいを堪能できる、大人向けのガトーショコラに仕上がっていた。1個あたりのボリュームも程よく、2個セットであれば満足度も高いはずだ。
■パフェをショコラで。「淡いときめき(洋梨とシャンパンのパフェ)」(9個入り1296円)/イーストヤード2階 期間限定ショップ
続いて紹介するのは、モロゾフから今年初登場したブランド「パフェをショコラで。」の商品。パフェが持つ華やかさや、多彩な味わいが表現されたチョコレートの詰め合わせだ。「淡いときめき(洋梨とシャンパンのパフェ)」は、洋梨とシャンパンのマリアージュに心ときめくパフェをイメージした、チョコレート9個の詰め合わせ。筆者が試食した「ハニーキャラメル」は、ハチミツとキャラメルのまろやかな甘味が際立つひと粒となっていた。販売期間は2月1日(木)〜。
■MUDDLER(マドラー)「マドラー」(10個入り1188円)/イーストヤード2階 期間限定ショップ
モロゾフが展開する「MUDDLER」は、ハイボールの魅力をオリジナルチョコレートで表現するブランド。「本坊酒造(株)マルス信州蒸溜所」で熟成されるマルスウイスキーに、フルーツやお茶などこだわりの国産素材を組み合わせた、甘美な味わいを楽しめる。定番や人気のフレーバーが詰まった「マドラー」は、ブランドロゴとツイストコードをあしらったスタイリッシュなボックスも魅力。ウイスキー好きの人はもちろんのこと、新しい味わいを求める人へのプレゼントにもおすすめだ。販売期間は2月1日(木)~、数量限定。
■まるっとかわいいふるうつ。「まるっとフルーツ缶(りんご)」(5個入り864円)/イーストヤード2階 期間限定ショップ
最後に紹介する初出店パティスリーは、フルーツのかわいさを表現するモロゾフのブランド「まるっとかわいいふるうつ。」。本物のフルーツそっくりな缶に、フレッシュな果実感や果肉を楽しめるフルーツチョコレートを詰め合わせた商品が展開されている。「まるっとフルーツ缶(りんご)」は、リンゴ型の缶の中に、リンゴのドライフルーツをトッピングした丸型のタブレットチョコレートが5個イン。タブレットチョコレートは、まろやかなミルクチョコレートと、コクのあるエキストラミルクチョコレート、2種類の味が用意されている。販売期間は2月1日(木)~、数量限定。
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■Patisserie PAROLA(パティスリー・パロラ)「Lovetine」(6個入り3300円)/イーストヤード地下3階 期間限定ショップ
フランスと日本の融合をテーマに掲げる「Patisserie PAROLA」から、大切な人に贈りたい、とっておきのバレンタイン限定ショコラボックスが新発売。フランボワーズ、カヌレ、レモンなど6種類の詰め合わせのほか、4種類が入った2200円の商品も登場する。ボックスの左下で輝く真っ赤なハートのひと粒は、かじるとハッとするような酸味のベリーソースがあふれ出し、試食会で口にした数多くのチョコレートの中でも、印象に強く残るおいしさだった。販売期間は2月1日(木)~。
■THE SKYTREE SHOP(ザ・スカイツリーショップ)「東京スカイツリー(R)ル・ショコラ」(4個入り1080円)/タワーヤード5階
東京スカイツリーにあるオフィシャルショップ「THE SKYTREE SHOP」でしか購入できない、資生堂パーラーが手がける冬季限定のチョコレート。東京スカイツリーがデザインされた四角いチョコレートは、ブランデーで風味付けしたキャラメルガナッシュが詰まっている。食べてみると、口に入れた瞬間からブランデーがしっかり香り、豊かな大人の味わいにうっとり。一方、真っ赤なハートのチョコレートは、カルヴァドス(リンゴを原料とするアップルブランデーの一種)で風味付けしたリンゴガナッシュが使用されている。
■GODIVA(ゴディバ)「フルーツバスケット カレ アソートメント」(6枚入り1080円)/イーストヤード2階
誰もが知る大定番ブランドで価格も手頃、バレンタインギフトにぴったりなかわいいパッケージと、魅力満載のこちらの商品。筆者が試食した「カレ ミルクアップル」は、リンゴのフルーティーな甘味とミルクチョコレートのまろやかな風味が口の中で溶け合い、華やかなおいしさを楽しめた。もう1種類入っているのは香り深い味わいの「カレ ダークフォンダン72%」。幅広い世代に好まれそうな2種類のチョコレートを詰め合わせたアソートは、お世話になっている人への感謝チョコとしても重宝しそうだ。
■PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)「ヌーヴェル セレクション」(9個入り4428円)/タワーヤード2階
有名チョコレートブランドからもう1品、今度は「PIERRE MARCOLINI」の商品を紹介しよう。本命チョコや自分へのご褒美チョコにおすすめしたい「ヌーヴェル セレクション」は、層になったハート型チョコレート「レ クール ヌーヴォシリーズ」をメインとしたアソートメント。9個のうち8個は「レ クール ヌーヴォシリーズ」で構成され、「ヌーヴェル セレクション」でしか味わえない新作フレーバーも含まれている。残る1個はブランドを代表する赤いハートの「クール フランボワーズ」だ。
淡いピンクのかわいらしいルックスに惹かれ、試食会で筆者が手にとったのは「クール ヌーヴォ ヴァニーユ エ ポワブル ティムット」。こちらのチョコレートは、柑橘系の香りを特徴とするティムットペッパーが使用されており、爽やかかつスパイシーな香りが印象的。ナッツやカカオニブのザクザク食感も楽しめ、ひと粒の中に多彩な魅力が詰まっていた。販売期間は2月1日(木)〜。
■キル フェ ボン「タルト フォレノワール」(ホール25センチ8640円、カット864円)、「ブール ドゥ フリュイ ショコラ&フランボワーズ」(8個入り918円)/イーストヤード2階
タルト専門店「キル フェ ボン」からは、新作のチョコタルトと焼き菓子をご紹介。「タルト フォレノワール」は、ココア生地のタルトにクリームとチョコレートスポンジ、グリオット(さくらんぼ)ジャムを重ね、パリッとした食感の削りチョコレートをトッピング。程よく効いたキルシュの風味とともに、さくらんぼの果肉感とたっぷりのチョコレートを堪能できる、大人向けのタルトに仕上がっている。販売期間は2月1日(木)〜。
一方の「ブール ドゥ フリュイ ショコラ&フランボワーズ」は、サクサクほろっとした食感が特徴のショコラ生地に、木苺パウダーを合わせた焼き菓子。試食会で食べてみたところ、口に入れた瞬間、ほろほろと崩れていく食感が心地よく、ほろ苦いショコラ生地に木苺の甘酸っぱさがベストマッチ!何個でも食べられそうなほど、甘さ控えめなのも好印象だった。
■FURANSUYA・PaPaPa PANDA!「ぱ・ぱ・ぱ・ぱんだL」(9個入り918円)/イーストヤード2階 期間限定ショップ
続いては“パンダ尽くし”のルックスに心が躍るチョコレートをピックアップ。「PaPaPa PANDA!」は、京都でチョコレートを作り始めて70年以上の老舗・フランス屋が手がけるブランドだ。筆者は、試食会場に並んでいた「ぱ・ぱ・ぱ・ぱんだL」のかわいさにひと目惚れ!愛らしい6頭のパンダが描かれたボックスの中には、7種類9個のチョコレートが入っている。そのうち5種類がパンダのデザインで、パッケージに負けず劣らず、中身もかわいらしい。味も本格的なおいしさで、笑顔のパンダがあしらわれたひと粒は、ミルクチョコの中にアーモンドジャンドゥーヤが詰まっており、まろやかなコクと甘味を楽しめた。販売期間は2月1日(木)〜。
■堀内果実園「柿ショコラスウィート・ショコラホワイト」(各972円)/イーストヤード1階
今回の試食会には、柿とチョコレートの相性の良さに驚く、斬新な一品も登場した。本商品は、奈良吉野の山麓で完熟収穫した富有柿をセミドライに仕立て、オリジナルブレンドのチョコレートでコーティングしたもの。柿はしっとり、弾力のある食感で、噛み締めるほどに自然な甘味が口の中に充満した。試食する前は、柿の素朴な味がチョコレートに負けてしまうのではという想像もしたが、実際は見事なほどの一体感。新感覚のおいしさに衝撃を受けた。普段あまりスイーツを食べない人への贈り物にも、喜ばれそうだ。販売期間は2月1日(木)〜、数量限定。
チョコといちごが相性抜群!贅沢な体験型パフェも
イーストヤード30階にある「Patisserie PAROLA」のレストランでは、2月1日(木)より、バレンタイン限定の特別なパフェ「パフェジュリアンショコラ」(ピンクローズティー付き3500円、3日前までに要予約)も提供される。チョコレートアイスの上に乗っているのは、同店の看板商品であるカヌレの形をしたチョコレート。このカヌレ型チョコレートを客が自分の手で割ることによって完成する、体験型のショコラパフェとなっている。
ドキドキ、ワクワクしながら、カヌレ型チョコレートをナイフで数回叩いてみた筆者。しかし力が弱すぎたのかなかなか割れず、今度は思い切って強めにナイフを入れてみることに。すると中から鮮やかなベリーソースがあふれ出し、思わず「おぉ!」と声が漏れた。
かなりボリューミーなパフェなのだが、濃厚なチョコレートアイスにベリーソースの酸味が加わることで、絶妙な甘さ加減になり、スプーンが止まらない。パリパリのチョコレートや、フワフワの生クリームとスポンジなど、さまざまな素材が奏でる豊かな食感も、良いアクセントになっていた。そしてなんといっても、グラスをぐるりと囲むたくさんのいちごが最高に贅沢!ひと粒ひと粒がしっかり甘く、そのおいしさに感動した。自分へのご褒美や、パートナーとのバレンタインデートにおすすめだ。
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取材・文=水野梨香
写真=島本絵梨佳
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