【Pocochaコラボ】「楽しさを広げたい!」人気DJが実感する“ライブ配信の魅力”

2022年11月16日

DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーション。ウォーカープラスへの出演権をかけたライバー(配信者)向けイベントが開催され、東京エリアでは、どみーさんがその権利をゲットした。

さまざまなタイトルを保持するDJのどみーさん


ここではどみーさんへのインタビューを通して、これまでの道のりやライバーになろうと思ったきっかけ、今後の展望などをお伝えしよう。

DJのどみーさんは、そのスキルを競う大会に出場し、“日本一”や“世界一”のタイトルを獲得。都内のクラブや地方でのフェスに出演する傍ら、自身のスクールを通じてDJのレッスンも行っている。「扱っているジャンルはヒップホップやブラック・ミュージックがメインですが、こだわりなく何でも!幼馴染みのお兄ちゃんがレコードに触れさせてくれたというのもあって、音楽がずっと好きで、15歳くらいからDJをやっています。好きだからやっていたんですが、次第にそれで食べていきたいと思うようになりました」と自己紹介してくれた。

【写真】配信では「“どんな感情で聞いてくれているか”というのが文字で伝わってきて楽しい」と、どみーさん


ライブ配信を始めた理由を聞くと、「クラブなどに出演していく内に、DJをもっと広げたいなと感じるようになったから」と、どみーさん。「リアルで出演していても、その現場の近郊の人しか来られないので、もっと自分の知名度を上げられないかなと思いまして。自分のことを、業界では知ってくれている方もいますが、もっといろんな方に聞いてもらいたいと思ってPocochaを始めたんです。Pocochaでは、クラブに行かない人も聞いてくれるし、自分でDJを始めた方もいたりして。自分がやっていることを広められていると実感した時に、楽しいなと思えました」と、Pocochaで感じた“おもしろさ”についても語ってくれた。

ポコチャ配信時のDJプレイでは、リスナーとのやり取りも楽しんでいるそう

ライブ配信では、ターンテーブルを使ったDJプレイをリスナーに聞いてもらったり、トークをしたり。「配信って実は、リアルで聞いてもらっている時より、“どんな感情で聞いてくれているか”というのが伝わってくるんですよ。そのプレイがどう好きなのかとか、こんな思いで聞いているとか、文字で伝えてもらえるし、自分がステージ上にいる現場よりも距離感を感じないんです。『これが好きならこれも好き?』という風に、やり取りしながら選曲できるのも楽しいところです」(どみーさん)

どみーさんは自身のスクールを通じてDJのレッスンも行っている

ちなみに、普段は部屋にこもってターンテーブルに向かっていることが多く、Pocochaを始めるまで「コミュニケーションの仕方も忘れていた(笑)」と、笑うどみーさん。しかし、そのコミュニケーション問題も、Pocochaで解消されたとか。「テレビも10年以上見ていなくて、流行のタレントさんとか知らないことが多かったんですけど、リスナーに教えてもらって検索するようになったり。自分が知っていることを教えるだけでなく、知らないことをたくさん教えてもらえる機会にもなっています」と話した。

最後に、今後の展望を聞くと、「DJの方は、今後も自分が伝えられるものは伝えていき、もっと多くの人に興味を持っていただければと思いますし、さらにDJというシーンを広げていきたいです」とのコメント。また、Pocochaについても「2年ちょっと、ライバーの収入だけで生活できているのですが、引き続き、自分が納得できるところまでやってみたいと思っています。DJとして結果を残して、リスナーに僕を応援して良かったと思ってもらいたいです」と熱く語っていた。

取材・文=平井あゆみ

●Pococha どみー
自己PR:「音楽家・ミュージシャン。ライバー事務所代表やってます!」
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