DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」とウォーカープラスがコラボレーションし、ウォーカープラスへの出演権をかけたライバー(配信者)向けイベントを実施。人気アミューズメントパークの「富士急ハイランド」レポーターの権利をゲットしたまなさんが、人気アトラクションやグルメを紹介する!
今回まなさんがトライしたのは、世界最恐コースターとも言われる、最大落下角度121度の「高飛車」だ。
「YouTubeで予習してきたんですけど、スタートした瞬間から目をつぶっちゃって。だから、121度の落下もどこかわからないまま乗っていました…(苦笑)。絶叫系が大好きなので、10年くらいぶりの富士急ハイランドを楽しみにしていたんですが、しばらく絶叫はいいかな…って思うくらいの洗礼を受けましたね(笑)」
「高飛車」から降りたあとも、手の震えが止まらないまなさん。そこで、園内を散策しながらクールダウンしようと、ベルギースタイルフライドポテト専門店の「bintje.(ビンチェ)」を訪れた。
ここでは、ベルギーから取り寄せたポテトを2度揚げして、本場の味を提供している。14種類も用意されているディップ&トッピングから、まなさんが選んだのは「ガツンとバジルマヨネーズ」。
「太めのポテトを2度揚げしているから、表面はカリカリ、中はほくほくでおいしいです!バジルのさわやかさがクセになって止まらなくなりそう…!友達同士で違う味を選んでシェアするのも、きっと楽しいですよね」
続いて昼食を食べに、第一入園口方面に位置するフードコート「フードスタジアム」を訪れた。「中華蕎麦とみ田」や「ゴーゴーカレー」など、一度は聞いたことのある名店の監修メニューも多い同店で、「伝説のすた丼屋監修 富士急ハイランドオリジナルすたみな丼」(1250円)をチョイスした。
「お肉がたっぷりで贅沢!おいしいです!」と、ガッツリ系のメニューを豪快に食べるまなさんだった。
富士急のアトラクションやグルメを堪能したまなさんに、自身のことについても聞いてみた。ライバーとして活動し始めてまだ1年4カ月ほどとのこと。コロナ禍で外に出られないことを理由に、配信に興味をもったという人が多い中、彼女が配信を始めようと思ったきっかけとは?
「友達から一緒にやろうよって誘われたんですよ。きっと向いてるからって。そういうの苦手だし…って1回は断ったんですけど、家でスマホ片手に気軽にできるよってことで、試しにやってみたら意外と楽しくて。リスナーさんもたくさん来てくれたりして、勢いで始めちゃいましたね」
そうして3カ月間フリーで活動したのち、事務所に所属し、ポコチャでの配信をスタートした。カラオケが好きだというまなさんの配信は、歌いながらの雑談がメインで「カラオケ大好き雑談枠」と名乗っているそう。リスナーからのリクエストに応えて歌ったりしているのかと思いきや、「私が歌いたい曲を勝手に歌っているだけなので、誰も聞いちゃいないって感じですよ。歌ってって頼んでないよって、よくいじられてます(笑)」とまなさん。そう言いつつも、リスナーと協力してイベントで勝ち取ったオリジナル曲も持っているというから、リスナーとのつながりは強固なもののようだ。
ちなみに、配信を始めるきっかけになった友達から「向いている」と言われた理由について尋ねてみると…「私はそのとき、5年くらいキャバ嬢をやっていて。そこで培ったコミュニケーション力も生かせると思うよ、って言ってもらったんです。キャバ嬢をやっていたことは配信でも言っているんですが、“圧倒的友達枠”というキャッチコピーを掲げて、“ポコチャいち距離の近いライバー”を自称してます!」と、親しみを感じさせる笑顔で話す。
「何人かでリスナーと飲みに行ったりとか食べ歩きしたりとか、配信を超えて交流するくらい仲良しですね。配信中も実際に会ってもそのまんま、オンオフがないって言われます。気軽なライバーです(笑)」
取材中も積極的にムードメーカーを務めていたまなさんだが、実は人見知りなのだとか。「こういう撮影もガチガチに緊張しますし、配信に初見さんが来ると今だに緊張しますよ(笑)!でも、裏表のないオープンな性格だからか、すぐ仲良くなれているような気がします」
とはいえ、そう話すまなさんの姿からはアネゴ系のキャラクターといった印象を受ける。そう伝えると、実際に後輩から慕われるアネゴキャラなのだと教えてくれた。
「女の子だけでなく、男の子の恋愛相談にもよくのるんですが、今のところ私に相談した恋愛は成功率がほぼ100%なんですよ!私に相談するとみんなうまくいく(笑)。恋愛相談に限らず、配信でも、疲れたり嫌なことがあったりした日に私の配信を見て少しでも笑ってもらえるように、ということを心がけてやっています。もちろん私自身、気分が落ちて配信したくないという日もあるんですが、今日配信しなかったら、このまま辞めてしまいそう、と思って意地でも配信ボタンを押すんです。辞めるタイミングは何度もあったけど、まるで家族のようなリスナーの存在のおかげで辞めたいと思ったことはないんです!」
最後に、ライバーとしての今後の展望について尋ねてみた。
「私の背中を見た後輩たちから、“こうなりたい”って思われるライバーになることが理想です。いいところだけでなくマイナスから這い上がる姿も見てもらって、元気を与えられる存在になりたいですね!」
●Pococha まな
自己PR:「1日の疲れを癒やしたい。嫌なことあっても笑える時間を届けたい。圧倒的友達枠。ポコチャ1距離の近いライバーです(自称)」
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/b640d666-e4b5-462d-b3fb-a2d1a13af3df
撮影=島本絵梨佳
取材・文=大谷和美