DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーション。ウォーカープラスへの出演権をかけたライバー(配信者)向けイベントで、その権利をゲットしたさらQueenさんが「渋谷PARCO」4階の「PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」で開催中の注目アート展をレポートする。
さらQueenさんが訪れたのは、2024年3月4日(月)まで、DeNAとパルコ、モバオクが「渋谷PARCO」にて開催しているバーチャル・シンガー初音ミクの国内初の現代アート展「ART OF MIKU」。さらQueenさんは、「ミクが好きなので、『ART OF MIKU』をレポートできる今回のライバー向けイベントには思いっきり取り組みました。リスナーさんのおかげで1位の出演権が獲れて感無量です」と目を輝かせる。
同イベントでは、第一線で活躍する現代アーティスト16組が、初音ミクをテーマとした絵画や立体作品を約40点展示・販売。メインビジュアルを担当した河村康輔さんや、マンガ・キャラクターデザインなど幅広い分野で活動中の寺田克也さんらが参加している。
さらQueenさんが気に入ったのは、江口綾音さんの作品「電子の海 / Electronic ocean」。「波に乗っている初音ミクが描かれていますが、波をインターネットに見立てたところがスゴイなと思って。波の集合体も、1粒1粒で“初音ミクをさまざまな表現で支えてきたクリエイター”を表しているのではないかという解釈を聞いて、その発想に驚きました！」とニッコリ。「山口真人さんの作品も、まさに現代アートという感じで素敵。彼が手掛ける“自撮りをしている女性像”のアートなどは有名なので知っていたのですが、SNSやスマホがキーになった作品って、現代ならではだな～と。今回の作品からもトレンド感を感じました」と、“現代アート”を堪能していた。
「ART OF MIKU」を満喫したさらQueenさんに、ライバーになった理由なども聞いてみた。
「配信を始めて今年の夏で5年になります。基本、夜とか深夜に配信していて、トークをはじめ、歌やダンス、たまにお笑いっぽいこともしたりと、総合エンタメという感じでやっています。雑談だけとか、歌枠だけととらわれず『自分ができることをやろう』と、いろいろなものに手を出していて(笑)。『こういうのをやってほしい』とリスナーさんが言ってくれなくても、SNSを見て、自分からニーズを見つけに行っています」(さらQueenさん)。
ライバーになった理由は「“ライバーこそ究極のサービス業”だと感じているから」とキッパリ。「リスナーのみなさんに、しっかりとエンタメを提供していくというか。例えば、いま入院されているリスナーさんがいらっしゃるんですけど『絶対に元気になってもらいたい』と考えながら日々配信していて。人を元気にさせられるところ、エネルギーをあげられるところがやりがいだと感じています」と語りつつ、「自分の調子が悪いときも『人に元気をあげなくちゃ』となるので、その点は大変なのですが…。でも正直に『ごめん、いま調子悪くてさ～』なんて言いながら配信していると、リスナーさんも事情をくみ取ってくれて。みなさん優しいんですよ」と笑顔を見せてくれた。
なお、入場受付時に「ウォーカープラスの記事を見た」と伝えると、下記のとおり割引が適用される。(※現金のみ)
2月26日(月)～3月4日(月)の期間入場料100円引き
一般：1300円→1200円
学生：1000円→900円
障がいをお持ちの方：1000円→900円
「ART OF MIKU」参加アーティスト(50音順)
後智仁／内田ユイ／江口綾音／河村康輔／北川宏人／下田ひかり／JUN OSON／寺田克也／仲衿香／ニシイズミユカ／廣瀬祥子／FACE／星山耕太郎／松山しげき／本秀康／山口真人
●Pococha さらQueen
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/d9459944-6c62-45f1-beaa-765eb1cc5bf6
取材・文＝平井あゆみ
撮影＝島本絵梨佳
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