【Pocochaコラボ】揚げ物&ビールがテーマの「アゲフェス 2024」で“揚げ物アンバサダー”を人気ライバーが体験!~ライバー「ゆき フルート奏者」×「Dandy Kitchen」

2024年7月4日

DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーションし、イベントを実施!ウォーカープラス主催のフードフェス「アゲフェス2024」への出演権をかけたライバー(配信者)向けイベントを経て、15名が“揚げ物アンバサダー”として選定された。そのうちのひとり、「ゆき フルート奏者」さん(以下、ゆきさん)がアゲフェス当日、自身も大好きという“甘い揚げ物”を販売するお店で売り子を体験。その様子をレポートする。

新感覚チュロスが味わえるお店で、ゆき フルート奏者さんが売り子を体験


「Dandy Kitchen」の本格チュロスがアゲフェスで味わえる!

2024年6月7日~9日に東京・御徒町で開催されたフードフェス「アゲフェス2024 〜気分アガるお酒と揚げ物〜」には、全国各地から集まった“揚げ物”の人気店が6店登場。さらに揚げ物に欠かせない飲み物として絶品生ビールが味わえる「マルエフ横丁」も出店し、まだ太陽が高い時間帯にも関わらず、“揚げ物×ビール”の世界を楽しむ人で「おかちまちパンダ広場」はにぎやかな雰囲気に包まれた。

JR御徒町駅南口を出るとすぐ目の前には、さまざまなキッチンカーやのぼりがズラリ!

「マルエフ」「黒生」「ハーフ&ハーフ(マルエフ1:黒生1)」「ワンサード(マルエフ2:黒生1)」の4種類の生ビールが販売


今回ゆきさんがお手伝いした「Dandy Kitchen(ダンディ キッチン)」は、本場スペインの味を再現した本格的サクもちチュロスの専門店。絵本の世界から飛び出したようなかわいいピンク色のキッチンカーで、神奈川県を中心にさまざまなイベントに出店し、チュロス生地を使ったユニークなメニューを提供している。

センス抜群!「Dandy Kitchen」のスタッフの手ですべて作り上げたという自慢のキッチンカー


キッチンカーの中にゆきさんが立つと、もともとお店のスタッフだった!?というほど、すっかり雰囲気になじんでいて、時折、店頭に訪れるリスナーさんにチュロスを販売したり談笑したりしながら、“揚げ物アンバサダー”としての時間を楽しんだ模様。

「昔、プリン屋さんでアルバイトをしていたときのことを思い出しました!」(ゆきさん)


聞けば、三度の飯より“三度のお菓子”というほど、ゆきさんは大の甘いもの好き。できれば毎食お菓子を食べたいそうで、カラフルなチュロスを前にテンションは最高潮!特に、シナモン・ココア・抹茶・塩キャラメルの4つの味のチュロスがおだんごのように連なっている「チュロス団子」には感動したようで、「表面はさっくりなのに、中がモチッとしてて、チュロスの中にはチョコレートも入っているんですよ~。私のような甘党にはもってこいのスイーツ!」と、にっこりしながら感想を述べてくれた。

長さはなんと30センチ!写真映え間違いなしの「チュロス団子」


配信と家事育児を両立させた楽器ライバー・ゆき フルート奏者さん

大学を卒業したてのような初々しさがかわいいゆきさんだが、驚くことに一児の母。現在1歳半の娘さんとの二人暮らしで、子どもが保育園に行っている間や寝かし付けをしたあとにライブ配信を行っている。以前は、フルート奏者としてホテルやレストランなどで行われるイベントの、生演奏パフォーマンスやBGM演奏などを仕事にしていたが、「子育てをしながら演奏者として働くというのがけっこう難しくて…。自宅でできる演奏活動というものはないのかなと探しているうちに“ライブ配信”にたどり着いた」と言う。

お店と同じピンク色のシャツで接客するゆきさん


デビューは2024年1月というから、まだライバー歴5カ月という新人さんだ。「ライバーとしてはまだまだ…」と話す彼女、初配信の日は“てんやわんや”だったそう。「演奏曲を20曲くらい用意していたんです。でも配信中にコメントがたくさん送られてきて、それを読んだりお返事したりしているうちにあっという間に時間が経ってしまって。結局3、4時間配信して、たったの2曲しか演奏できなかった」と苦笑い。

ディズニーやジブリの名曲から、アニメソングやパチスロの曲まで、演奏曲のバリエーションは実に多彩!


でもそのときのリスナーの反応に救われたから、今があると言う。「そんな状態だったのに、『また来たいです!』って言ってくれて。今までフルートを演奏してきて、直接応援されるというか、直に感想を言っていただくことなんてほとんどなくて…。演奏をしたら、こんなにも“いいね!”って言ってもらえるものなんだと知って、本当にうれしかった」

音楽家なのに歌がヤバイ…!?そのギャップが大バズリ!

ゆきさんが得意なのはフルート演奏だけじゃない。ステージイベントでも「“おうた”が実は大人気で、ご好評いただいています!」と明るくあいさつしていたので、歌について深掘りしてみると、意外な答えが返ってきた。

スタッフと同じエプロンを身に着けた3人のライバーが「Dandy Kitchen」をPR


「音大を卒業しているんですけど、実はすっごい音痴なんです…。音符は読めるのに音が取れない。カラオケとか本当に苦手で、音痴ってことを知られたくなくて今までずっと隠してきたんです。でもリスナーさんに『歌もやってみれば?』って言われて、どうしようか迷ったんですけど、ノリで歌ってしまった」とのこと。

ライブ配信で、彼女の“おうた”を初めて聞いた人はほぼ100%「うそでしょ!?」「いや、わざとだろ…」と突っ込まずにはいられないはずだ。誰もが驚くほど音を外してゆきさんは歌を歌う。不評覚悟で披露した歌だったが、これがゆきさんにとって大きな転機になった。わざと外そうにも外せないレベルなのが「逆におもしろい!」「フルート演奏はすごいのに、歌はヤバイね…」と話題になり、今では初見さん(その人のライブを初視聴する人)の反応を常連リスナーたちが楽しみにしているかのようだ。

歌詞で歌うと音を外すが、ドレミで歌うと音程がバッチリというゆきさん。「絶対音感はあるんです!」と笑う


「ライブ配信って、人より上手なことや特技を披露する人が多いですよね。でも私の場合、これまでひた隠しにしてきた自分の弱みが、ライバーとしての武器・強みになったんです。これもリスナーさんが『そのギャップがいい!』って言ってくれたから」。そう話すゆきさんからは、リスナーの声にゆきさん自身がいかに支えられてきたかがよくわかった。

人前に立つのは苦手だが、これからもさまざまなイベントに挑戦したいと意欲をみせた


ライブ配信に出合えていなかったら、子育て・家事・仕事のバランスがとれず、路頭に迷っていたかもしれない。「ライバーとしてはまだまだ未熟ですけど、試行錯誤しながらも、リスナーさんの声を聞きながら、みんなと一緒に配信を作り上げていけたら。私もライブ配信でストレス発散ができているので、リスナーさんにもスカッとしてもらえるような楽しい企画を用意していきたいです!」

●Pococha ゆき フルート奏者
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/aa74e930-be1d-42ab-8204-fea7d1789839

取材・文=水島彩恵
撮影=島本絵梨佳

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