【Pocochaコラボ】札幌屈指の人気ジンギスカンが東京進出!行列の絶えない名店を歌ライバーがリポート

2024年8月26日

DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーション。先日開催されたウォーカープラスへの出演権をかけたライバー(配信者)向けイベントにおいて、「も音(ね)」(以下、も音)さんが、見事その権利をゲットした。

訪れたのはジンギスカン店。今夏東京にオープンした中でも、特に話題性の大きい新星だ

彼女が今回レポートしてくれるのは、2024年7月14日にオープンしたばかりの「成吉思汗(ジンギスカン)だるま 上野御徒町店」。開業から1カ月以上経った今でも行列必至となっているが、人気の理由も深掘りする。

超有名ジンギスカン店が初めて本拠地を飛び出した

「成吉思汗だるま」は1954年(昭和29年)、ジンギスカンの聖地である北海道の札幌・すすきので創業。現地に6店舗あるすべてがすすきのエリアにあり、ご存知の人も多いだろうが、全店が連日にぎわう人気ぶりだ。

「成吉思汗だるま」のシートといえば、馬蹄を表現したカウンター席。スペースの関係で上野御徒町店の1階はストレート型カウンターだが、2階はこの馬蹄型で楽しめる


いわば北海道を代表するジンギスカン店といえる。そんな絶対的エースが、今回初めてすすきの以外に出店を果たした。理由のひとつが、創業70周年の節目を迎えたから。しかし、その道のりは険しかった。なぜなら、これだけ離れていると現地そのままの味を提供するのが難しいからである。

定番メニューを体験。「成吉思汗」(写真手前の肉皿1290円)、「最初のお野菜」(鍋内230円)、「ママの手作りキムチ」(395円)、「ライス(小)」(200円)


そこで、たとえば鮮度が命の秘伝のタレは空輸ではなく店で仕込むなど、課題を一つひとつクリア。念願叶って実現したのが今回の上野御徒町店なのだ。そして、レジェンドの味を求めて連日行列ができているというわけである。

ジンギスカンは久しぶりだという、も音さん。ドリンクは「北海道コーン茶」(300円)をチョイス


「札幌には行ったことないのですが、ジンギスカンといえば北海道。なかでも、とびきりの人気店で体験できるなんてうれしいです。それに肉も野菜も、ボリュームたっぷりでおいしそう!」(も音さん)

この「成吉思汗」は、いわゆる定番のミックス。モモ、バラ、ウデ、肩ロース、ロースなどの多彩な部位が一皿に。野菜が玉ネギと長ネギであることも、だるま流だ


さらなる「成吉思汗だるま」の特徴といえば、ラム(仔羊)ではなくマトン(生後2年以上の羊)を採用していること。それぞれに魅力があり優劣はないが、マトンはラムより大人。その分、一般的に旨み、香り、弾力などが豊かで食べ応えがある。ジンギスカンを、よりワイルドに楽しめるのが「成吉思汗だるま」だといえるだろう。

特製のタレにニンニクと唐辛子をお好みで入れ、そこに肉をドボン。味のほうはいかが?


「厚みのあるカットで、たくましい食感と凝縮感のある肉汁が絶品!牛とも豚とも違う、このふくよかな旨みが羊肉の特徴なんですかね。個性豊かなおいしさで、ジンギスカンがいっそう好きになりました!」(も音さん)

ドーム型の鍋によって脂が適度に落とされるため、肉の旨みはしっかりあっても重くない。これもジンギスカンの魅力だ


常連考案の裏メニューを味わった

肉の外側はほどよくこんがり、中はロゼ色に焼き上げるのが同店おすすめのジンギスカンスタイルだが、焼き方以外にも独自の楽しみ方がある。有名な一品が、ご飯をカスタムして仕上げるお茶漬け。こちらも今回、も音さんに試してもらった。

お茶漬けの決め手となるのがサービスの「番茶」。「ライス」をある程度味わったら、スタッフに声をかけてみよう


このお茶漬けは、常連の間で広まった食べ方だという。具材や味付けなどに決まりはないが、今回は肉とキムチを加えてアレンジした。

肉やキムチをのせ、肉汁のうまみが加わったタレもお好みで


「温かくて香ばしい番茶はほっこりとしますが、お肉の旨みが加わるので、味に厚みがあります。甘みを抑えたあっさり系のタレがまた、見事にマッチ。また、キムチも絶品ですね。酸味も辛さもちょうどよくて、万能なおいしさだと思います!」(も音さん)

幼少期から音楽が大好き。歌える数は1000曲以上

も音さんは、歌を得意とするライバー。もともとは対面接客の仕事をしていたが、コロナ禍のステイホームで余暇も増えることに。そんなある日、知人から「向いてるんじゃない?」と勧められたのがライブ配信だった。

「本格スタートしたのは2021年。家族が音楽好きだったので、私も子どものころから歌うことが大好きなんです。いまや、歌える曲は1000以上。特に好きなミュージシャンはあいみょんさんで、声が似てると言われてリクエストをいただくのがUruさんですね」(も音さん)

back numberにスピッツなど、男性ボーカルの曲もよく歌うそう


配信は基本的に1日3回。昔は1日のほぼ半分を配信していたというが。

「昔はかなり長時間配信していましたが、今は少し落ち着きました。歌以外に好きなことは、ドラマ鑑賞です。朝ドラや大河ドラマも含め、毎クールの注目作は大体チェックしていますよ」(も音さん)

ドラマ好きになったきっかけも、コロナ禍。家で過ごす時間が増えたことで、より観るようになったとか。では、ドラマが好きな理由は?

「感情移入して笑ったり泣いたりできるほか、さまざまな人生を疑似体験できることが大きいですかね。『こんな仕事あるんだ!』みたいな驚きもよくありますし。あとは映画も、ドラマほどではないですけど好きで、一時期は毎月観に行ってました」(も音さん)

邦画のほうが好み。ジャンルは、ホラーやアクション、アニメ以外が多いとか


今後の抱負を聞くと、何か大きなことを成し遂げること以上に続けることを大切に。そして、ライバーという職業の認知を広めていきたいと、も音さんは話す。

「ライバーはエンターテインメントの新たな形であり、立派な職業だとも思うんです。でも、まだまだ知らない人が多くて、苦手意識を持ってしまう方や、自分には無理だと思ってしまう方も多いと思います。歌や演奏、なにかを発信したい人はもちろん、人と話すのが好きな方にもぜひチャレンジしてみて欲しいです!」(も音さん)

今回紹介した以外に、希少部位の「上肉」や「ヒレ肉」(ともに1690円)もあるので、こちらもお試しを

初めての食レポは楽しかったと、も音さんは振り返る。よりジンギスカンが好きになり、北海道の店舗にも行きたいと大絶賛だった「成吉思汗だるま」。初めての人はもちろん、久々に人にもぜひ訪れてほしい!

取材・文=中山秀明
写真=奥西淳二

●Pococha も音
自己PR:「歌がメインです。曲もリリースしているので、聴いてみてくださいね!」
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