【Pocochaコラボ】箱根で人気の日帰り温泉をライバーが体験レポ!~ライバー「Sayo」さん×「箱根湯寮」

2025年1月20日

DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーション。ウォーカープラスへの出演権をかけたライバー(配信者)向けイベントが開催され、「Sayo」さんがその権利をゲット。今回は、神奈川県の箱根湯本にある日帰り温泉施設「箱根湯寮(はこねゆりょう)」を訪れ、里山の情緒あふれる古民家で、緩やかな時の流れに癒やされた日帰り温泉の魅力をレポートする。

「里山風の門構えに紅葉がよく映えますね!」(Sayoさん)

沖縄在住のポコチャライバー・Sayoさん。「鹿児島県指宿(いぶすき)という湯どころの出身なので、温泉は大好き」だそう


“隠れ家”のような佇まいで、森林浴をしながら湯をあむ

箱根湯寮は、“古民家風の里山温泉”をコンセプトに建てられた日帰り温泉施設。小田急線の箱根湯本駅から無料シャトルバスで約3分という好アクセスながら、門をくぐれば、そこには街の喧騒を忘れさせてくれる落ち着きと里山風情にあふれた空間が広がっている。取材前日に箱根入りしたSayoさん、同施設の入口まで歩きながら、例年より散るのが遅れていた箱根の紅葉を目にし、「沖縄で紅葉は見られないので、間に合ってよかった」と思わず笑みが。

箱根湯寮のエントランス


箱根湯寮は、箱根七湯のひとつ「塔之沢温泉」を源泉としたアルカリ性単純温泉。肌あたりがとても柔らかで、“美肌の湯”とも言われている。大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」には、広々とした内湯に加え、森との一体化を感じられる「見晴湯」や信楽焼きで作られた壺風呂「信楽風呂」など多彩な露天風呂が用意されていて、“ロウリュウ”サービスのある「熱ノ室」(サウナ)もある。

里山を見渡す開放感に癒やされる

一人で入るのにちょうどよい大きさの信楽風呂

ロウリュウマイスターによるパフォーマンスは毎日11:30から


3タイプ19室の貸切個室露天風呂は首都圏最大規模

ここまで紹介した内容だけでも日帰り温泉としては十分すぎるが、箱根湯寮を訪れたのならぜひ滞在をおすすめしたいのが、今回Sayoさんも体験した貸切個室露天風呂「離れ湯屋 花伝(かでん)」。用意されている19室という数は首都圏最大級!利用人数や部屋の広さに応じて3タイプから選ぶことができ、1回の予約で120分間利用できるので、時間を気にせずのんびり過ごすことができるのが魅力だ。

Sayoさんが利用したのは「花水木」の露天風呂。平日1万3400円、土日祝1万4400円で、4人まで利用可能

「木々のざわめきに混じりながら、箱根登山電車が走る音が聞こえてきて、とっても風情がありますね」とSayoさん

濁りのないサラサラの泉質。「長く浸からなくても体が芯からポカポカしています!」と、Sayoさんも温泉の効果に驚いた様子


各部屋は古民家のような設えになっていて、テーブルやイス、冷蔵庫などが完備。湯上り後にくつろぐことができる広さで、洗面台には、ドライヤーやコットン、ヘアゴムなども用意されている。「“雪肌精”ブランドの化粧水・乳液などが備わっているだなんて!ちょっとした配慮もうれしい限りですね」と、Sayoさんも女性目線でレポート。

希望すれば、お部屋で食事をとることも可能

備え付けのお茶菓子をいただきながら、くつろぐSayoさん

広さの異なる3つのタイプの個室がある。壱ノ巻120分9400円~


昔懐かしい囲炉裏料理や籠入りのお弁当に舌鼓

自然豊かな里山へタイムスリップしたような感覚が楽しめる箱根湯寮。食事もそのままの雰囲気で、地元の食材をふんだんに使った料理を味わえる。「離れ湯屋 花伝」2時間利用と食事処「囲炉裏茶寮 八里(はちり)」の囲炉裏コースがセットになったプランや、貸切個室で食事をすることができるルームサービスメニューとしてお弁当の用意も。

相州牛のローストビーフ丼や天ぷら、お刺身、小鉢などがセットになったボリューム満点の「つづら弁当」(4200円)。食事処以外に貸切個室で食べてもOK

囲炉裏が備わったテーブルが並ぶ食事処「囲炉裏茶寮 八里」

炉端で焼き上げる「金時やまめの炭火焼き」(1本1100円)は、人気のメニュー


現在、沖縄を拠点にライバーとして活動しているSayoさんは、二児の母。お母さんとして家事・育児をこなしながら、ライブ配信以外にもラジオ番組でMCを務めるなど多忙な日々を送っている。「私は鹿児島の湯どころで生まれ育ちましたが、沖縄には温泉がとても少ないんです。今日は箱根の良質なお湯と自然を満喫しました」と話す声はどこまでも優しく、その声に耳を傾けているだけで癒やされてくる。フロント前に設けられた売店では、お子さんたちへのお土産だけでなく「リスナーさんへも!」と真剣な面持ちでおすすめの品を選んでいた。

フロント「帳場」の前にある売店「土産庵」

Sayoさんが手にするのは、サウナのお供におすすめのタオル「サウナMOKU」(1350円)。1つ約50グラムと軽量でコンパクトにたためると大人気!


ライバーとリスナーは相思相愛。想いを通い合わせて深めた強い絆

ライバー歴8年目に突入した大ベテランのSayoさんだが、これまでさまざまな仕事に携わってきた。中国語も堪能な彼女は中国の航空会社勤務やウェブコンテンツ制作会社の運営などを経て、ラジオの世界へと足を踏み入れた。さまざまな仕事を経験してきたが、ライブ配信こそが“天職”だと感じているそう。「配信の中で自分のことをざっくばらんに話したり、リスナーさんのプライベートな話を聞かせてもらったりしているうちに、互いへの想いが深まっていって相思相愛みたいな状態になるんですよね。まさに家族のような存在になる。すごく不思議で尊いメディアだなと感じます。画面越しでのコミュニケーションなのに、互いの人生のさまざまなフェーズに寄り添い、影響を与え合えるんです。私もこれまで、リスナーの皆さんの存在にどれだけ救われてきたことか。また、スピード感も配信の魅力のひとつです。テレビは一方向、ラジオは双方向ではありますがタイムラグがある。その点、ライブ配信は双方向でリアルタイムにやり取りができます。日本全国、時には海外の方も混じって、仮想世界の居酒屋でみんなでワイワイしゃべっているような躍動感がクセになります」

館内の移動は、中庭を囲む廊下を通って。「中庭を眺めながらの散策も気持ちがよくて、心身ともに“ととのう”感じがします」(Sayoさん)


リスナーに対しておもねるような態度をとったり、言葉を選んだりするライバーも多いだろう。が、Sayoさんの配信はどこまでも自然体。時に母のように寄り添ってくれたり、親友のように一緒に目を潤ませながら悩みを聞いてくれたり、頼れる上司のように的確なアドバイスをしてくれたり、小料理屋の女将のように絶妙なタイミングで合いの手を入れてくれたりする。「リスナーさんを注意することもありますよ。配信枠は“私のおうち”。私の基準でよくないと判断したことは『やめてほしい』とはっきり伝えます。ほかのリスナーさんたちが嫌な気持ちにならないよう、枠の治安を守るのはライバー本人が担うべき義務だと思っています」

“ポコチャの母”とも呼ばれるSayoさんの言葉に、「あぁ、そうか…。だからSayoさんの配信はまた再び訪れたくなるのだなぁ」と深く納得。トップライバーを維持し続ける理由はここにあるのだろう。

「箱根湯寮の“秘密基地”みたいな雰囲気がとても気に入りました。箱根の四季を感じながら温泉を楽しめるのがいいですね」と、Sayoさんも大いに癒やされたよう


●Pococha Sayo
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/7f8930bf-01f7-4ae1-966e-ee6b8d83b3c2

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取材・文=水島彩恵
撮影=島本絵梨佳

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