DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーション。ウォーカープラスへの出演権をかけたライバー(配信者)向けイベントが開催され、「けいら」さんがその権利をゲット。今回は、神奈川県の箱根湯本にある温泉旅館「箱根 花紋(かもん)」を訪れ、贅を尽くした施設と丹精込めて作られる料理に至福の滞在となった日帰りプランの魅力をレポートする。


10種類の湯めぐりで、まさに“温泉三昧”!
小田急線・箱根湯本駅から徒歩約15分、無料送迎バスで約3分のところに位置する「箱根 花紋」は、箱根でも有数の自家源泉を使用した10種の湯殿を楽しめる名旅館。滞在するお客様一人ひとりに寄り添った細やかな配慮が行き届くよう、客室はわずか18室。スタッフの心のこもったおもてなしで、優雅なひとときが過ごせると評判だ。
「湯めぐり茶屋」という名前のとおり、大浴場には露天風呂やつぼ風呂、うたせ湯や洞窟風呂、桶風呂に箱蒸風呂など10種類もの湯が整えられ、箱根の上質な温泉をさまざまな風情で堪能できるようになっている。「客室が全18室に対して、この規模のお風呂が用意されているのは、贅沢の一言につきますね!」と、けいらさんも驚きを隠せない。



客室のタイプもバラエティに富んでいて、各フロアを続々とリニューアル。3階には和室と露天風呂付き特別室「花の庄」、4階には露天風呂付客室(6室を2025年1月にリニューアル)、最上階の5階には露天風呂付き特別室「六花(rocca)」(奏・結・想・歩・香・語)と、テーマの異なる趣向を凝らした空間で、上質な時間に身をゆだねることができる。


遊び心満載の貸切露天風呂は100%源泉かけ流し
「口コミ評価もすごく高くてすてきなお宿ですね。宿泊で利用できたら最高ですけど、まとまった休みはなかなか取れなくて…」というけいらさんにおすすめなのが、10種の湯めぐりと食事を楽しめる「日帰りプラン」。大広間での休憩と昼食付きのプランや、日帰り専用個室でのんびりでき昼食も楽しめるプラン、さらにそのワンランク上で宿泊専用の部屋を利用しながら昼食付き・夕食付き・昼/夕食付きから選べる「プレミアム日帰りプラン」など、予算に合わせていろいろなタイプが用意されている。
さっそく、けいらさんは日帰りプランに貸切露天風呂の利用をオプションとしてセット。45分2750円で利用できる貸切露天風呂は、湯口が急須の形をした「かがおう」と、木製ブランコが設置された「なよ竹」の2カ所ある。

現在けいらさんは、シングルマザーとして3歳の男の子と6歳の女の子を育てている。お子さんと一緒に箱根に遊びに来たことはあるが、こうして一人でのんびり箱根の湯に浸かるのは久々だそう。「子ども連れだと賑やかで楽しいんですが、選ぶ旅館やスポットがどうしても子ども目線になってしまうんですよね。こうして、誰に気兼ねすることもなく、おひとり様気分でお湯に浸かってまったりする時間はたまには必要ですね」とにっこり。





2階のエレベーター前にはお土産処「城下町」があり、箱根名物のお菓子や、花紋のオリジナル商品、また花紋が厳選したかわいい小物など、思わず手に取ってみたい品々が並んでいる。けいらさんもさっそくお子さんやリスナーへのお土産をチェックしていた。


金銭面への不安から始めたライバー生活。リスナーとの繋がりが糧に
けいらさんがライブ配信を始めたのは3年ほど前。「もともとはお金が必要な状況になり、友達に勧められて始めたライブ配信なんですけど、今はポコチャだけで生計を立てられるようになりました。離婚するときも、パートを辞めてライバー1本でやっていくと決意したときも、リスナーさんたちが私の気持ちを汲んで応援してくれたから今があります。今回のイベントでも、私よりもランクが上のライバーさんたちと競わなくちゃいけなかったので、最後までどうなるかわからなかったんですが、『いつもと違う時間に配信してみたらどうか?』とか、配信を工夫することにリスナーのみんなが一致団結して協力してくれて。そのおかげで勝ち取った出演権なので、今回の記事がアップされたら、みんな本当に喜んでくれると思います」と、リスナーとの絆の深さを語ってくれた。

「こちらのお湯は少し熱めなので、足湯でもしっかり温まることができました。たまには単身旅行もいいですね~」と、ひとときの一人時間を満喫した様子のけいらさん。そう言いつつ、お子さまへのお土産を忘れないところはやっぱりお母さん。子育てと仕事の両立はさぞ大変だろうと察するが、「人の親になって6年経ちますが、苦労を感じたことはあまりない」と、インタビュー中も終始笑顔なのが印象的。「ポコチャではS6帯(※ポコチャライバーのトップランク)へ行きたいという気持ちはもちろんありますが、そこが最終目標ではなくて…。とにかく笑うことが大好きなので、私も楽しくてリスナーさんがいつ来ても笑いが絶えない枠を作っていきたいです」

ライバーという“天職”に出会ったことで人生が開けた彼女に、これから挑戦してみたいことを聞いてみた。「ずっとなりたかった“小学校の先生”という夢をもう一度追いかけてみようと思って、今、通信制の学校に通い資格を取ろうとしています。でも『ライブ配信しているママも好き!』と娘も言ってくれているので、『ライバー 兼 先生!?』みたいな二足の草鞋を履くようなことが実現できるかはわかりませんが(笑)、自分がやれるところまで挑戦してみたいと思っています」

●Pococha けいら
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/3470204e-61dd-4cda-8c30-35ac0ffae538
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取材・文=水島彩恵
撮影=島本絵梨佳