2月22日(火)、宝酒造が“香る和酒”として、「松竹梅『昴』」(税別1248円/1.8リットル、698円/900ミリリットル)と、「全量芋焼酎『ISAINA(イサイナ)』」(税別1280円/900ミリリットル)を新発売する。これに先駆け、2月1日にオンラインにて新商品発表会を開催した。
コロナ禍を経て生活様式は大きく変化し、食やアルコール飲料の市場においても新たなトレンドやニーズが生まれている。特にアルコール市場では、巣ごもりによる家飲み増加で、若年層の日本酒・焼酎の飲用頻度や量が増加すると共に、“リラックスしてゆっくり楽しめるフルーティーな香りのお酒”の売り上げが伸びているという。
この動向をチャンスと捉え、同社が新たに開発したのが、果実のように香り高い日本酒「松竹梅『昴』」と、“香り系芋焼酎”「全量芋焼酎『ISAINA』」。同社はいずれも「自信作」だと胸を張る。
独自に開発した酵母が、通常の吟醸酒と比べ2倍以上の香り成分を生成する「松竹梅『昴』」は、フレッシュで爽やかな香りを実現。同社は、「日常の晩酌を華やかにする新しい日本酒で、圧倒的な香り成分量、今までにないフルーティー感、香り成分のバランスを追求したフレッシュな果実を思わせる香りが特徴です。スッキリ感は和食にも洋食にも合います。洋食ですとビーフシチューやスペアリブなどの濃い味付けの料理に、また、カマンベールチーズやチーズケーキなどの乳製品、生ハムやサラミ、ドライフルーツがマッチします」と、商品について説明する。
一方の「全量芋焼酎『ISAINA』」は、「フルーティーな炭酸割りでさまざまな料理と楽しみたい」「ロックで芋の芳醇な甘い余韻や満足感を味わいたい」「テーブルに置きたくなる高級感のあるおしゃれなデザイン」といった芋焼酎好き若年層のニーズに応える“新時代の芋焼酎”として開発した。
同社は「ロックですと、ほっこり甘い焼き芋のような香りが立ち、炭酸割りですとリンゴのような瑞々しい香りが立ちます。炭酸割りは、ISAINA1に対して、炭酸2がおすすめ。飲み方で香りが変わり、芋焼酎の楽しみ方が広がります」とアピール。
飲用シーンに合わせて“異なる彩り”を提供する“異彩な”芋焼酎、フルーティーな炭酸割りとほっこり甘いロックが両立できる“異才な”芋焼酎…といった意味を含ませた商品名や、見る角度で変わるホログラムを使用したパッケージデザインも注目ポイント。同社は「若年層を中心に拡大する和酒の香りニーズを捉え、日本酒・焼酎のNo.1企業としまして“香る和酒”の市場拡大を牽引して参ります」と意気込んでいる。