株式会社FARM8が、日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」の期間限定シリーズとして、出汁が香る熱燗用の2種類「おでんだし」「ゆずぽんず」を2023年12月15日から発売中。
これまで全国のフルーツと日本酒を組み合わせて甘くとろけるフルーツカクテルを展開してきたが、今回は日本酒の冬の新しいアレンジ方法として、大人の“HOTだし割り”をテーマにした、食事に合う熱燗用ぽんしゅグリアとして登場。
日本酒でオリジナルカクテルを作れる「ぽんしゅグリア」
「ぽんしゅグリア」は、好みの日本酒を注ぐだけでオリジナルのフルーツカクテルが手軽に楽しめる日本酒カクテルキット。清酒カップにドライフルーツや新潟県魚沼地方の特産品であるハッカ糖が詰め込まれている。
新しい日本酒の楽しみ方として若い層からの支持を集め、その飲みやすさからSNSで「飲みやすすぎて危険」と話題になったほど。これまでに20種類以上の国産フルーツを使用した、多彩なバリエーションが登場している。
商品開発のきっかけは、酒蔵と果物農家の悩みから
「ぽんしゅグリア」は、若者の日本酒離れに悩む酒蔵と、規格外の果物の販路に悩む農家からの相談がきっかけで誕生した商品。「ぽんしゅグリア」が発売されたのは2016年。当時、台風などの自然災害で落果した果物は規格外とされてしまい、市場価値が著しく低下してしまうという課題があった。それと同時に酒蔵からは、「日本酒を飲む若者が減っている」という声もあがっていた。
これらの課題を解決する方法はないかと探しているときに、規格外の果物を使って若者にも受け入れられる日本酒の新しい楽しみ方を提案できないか、と考えだされたのが「ぽんしゅグリア」。その結果、フルーツと日本酒の組み合わせが新しい酒の楽しみ方として、新たな消費の動きを生み出すようになった。
食事に合わせられる、熱燗専用の「ぽんしゅグリア」
今冬はユーザーからの要望に応える形で、食事と相性の良い熱燗専用の「ぽんしゅグリア」が再販。大根や白菜などの煮物に合う「ぽんしゅグリア 熱燗『おでんだし』」(500円)、サバやサンマの焼き魚や鍋料理に合う「ぽんしゅグリア 熱燗『ゆずぽんず』」(500円)の2種をラインナップ。
従来の甘い日本酒カクテルとは異なり、旨味が凝縮された温かな味わいが特徴の「ぽんしゅグリア」。食事とのマリアージュを存分に楽しむことができる。