「刀剣乱舞ONLINE」に登場する刀剣男士が“サンリオデザインプロデュース”でパステルでキュートになった「わんぱく!刀剣乱舞」と東武動物公園のコラボイベントが開催された。園内では、限定グッズやコラボフードの販売、スタンプラリーなどを実施。ここでしか見られない刀剣男士たちの描き下ろしイラストパネルを探しながら動物園を巡ってきた、体験レポートをお届けする。
「わんぱく!刀剣乱舞×東武動物公園」オリジナル!描き下ろしイラストパネルは必見
「わんぱく!刀剣乱舞」は、オンラインゲーム『刀剣乱舞ONLINE』に登場する刀剣男士たちをサンリオがデザインプロデュースした公式スピンオフシリーズ。パステルカラーを基調とした、キュートでやわらかいテイストが特徴だ。多くのグッズ展開やコラボイベントでファンを楽しませている。
今回の「わんぱく!刀剣乱舞×東武動物公園」コラボでは、動物園内に描き下ろしのイラストパネルを掲示。園内のどこかにいる全部で12振の刀剣男士たちを探しながら、動物園エリアを巡ることができる。東武動物公園の動物と刀剣男士のここでしか見られないイラストは、思わず写真に撮りたくなるかわいさだ。
さらに、オリジナルイラストのコラボフードとオリジナルグッズの販売に、コラボ入園券を購入すると付いてくる「スタンプラリー台紙」で参加できるスタンプラリーと、盛りだくさんな内容だった。
動物園と遊園地が融合したハイブリッド・レジャーランド「東武動物公園」
東武動物公園の敷地は東西に長い。東側が水上木製コースター「レジーナⅡ」などの絶叫系から小さな子どもも楽しめるほのぼの系アトラクションまでそろう遊園地エリア、西側が希少なホワイトタイガーをはじめ約120種の動物たちが暮らす動物園エリアになっている。
アクセスは東武スカイツリーライン「東武動物公園駅」から徒歩約10分、東北自動車道「久喜IC」や圏央道「白岡菖蒲IC」から約20分。「東武動物公園駅」からは遊園地エリア側の東口が近い。また、駐車場は動物園エリア側の西口近くにあるので、電車で来た場合には遊園地から、車の場合は動物園からスタートするイメージだ。
東武スカイツリーラインで「東武動物公園駅」に到着。駅からは徒歩以外にも、東武動物公園までバス(中学生以上200円、小学生100円)に乗ることもできる。この日の開園時間は9時30分。駅から9時20分発のバスに乗るとちょうどいい。園内でたくさん歩くので、体力を温存したい場合には駅からバスに乗ることをおすすめする。
チケットは事前にオンラインで購入しておくと入園がスムーズ
開園直前に東ゲートに到着。平日にもかかわらず、すでに数人が並んでいた。入園ゲートチケット窓口で入園券を購入して列に並ぶ。動物園と遊園地エリアの入園は2300円(18歳以上)。アトラクションに乗るならアトラクションパスセット5900円(18歳以上)がお得。チケット購入で窓口に並ばずスムーズに入園したいなら、チケットは事前にオンラインで購入しておきたい。
開園と同時に入園し、まずは荷物をコインロッカーに預ける。コラボイベントをしっかり楽しむには、できるだけ身軽な格好がいい。コインロッカーは東ゲートと西ゲートにそれぞれ設置されているほか、園内にも何カ所かある。設置場所は園内マップで確認できた。
遊園地エリアでスタンプを押しながら動物園エリアを目指して歩く!
描き下ろしのイラストパネルを目指して動物園エリアを目指す。動物園エリアまではけっこう歩くので、体力に自信がない人はのりもの券(1枚100円)5枚で乗れる「太陽の恵み鉄道パークライン」がおすすめ。遊園地エリアをショートカットして、動物園エリアまで楽に移動することができる。
動物園エリアに向かう途中、マップを見ながらスタンプ台を探す。全部で4カ所あるスタンプ台のうち、3カ所は遊園地エリア内に。「ゲームセンターカーニバル」前と、「マーガレットさんのフラワーカップ」そばの2カ所、そしてオリジナルグッズショップ「リトルキャビン」の店内にゴールのスタンプがあった。この「リトルキャビン」ではコラボグッズの販売も行なっている。グッズは帰りに購入することにして、まずは「ゲームセンターカーニバル」前のスタンプ台を目指し、ひたすら歩く。もちろん、アトラクションを楽しみながら、のんびりスタンプラリーを回るのもいい。
「レストランカーニバル」を通り過ぎて「太陽の恵み鉄道パークライン」の線路を渡ると、「マーガレットさんのフラワーカップ」が見えてくる。「空輸便スカイフィッシュExpress」入り口奥にスタンプ台を発見。ここで2つ目のスタンプを押した。
コラボ男士は全部で12振。描き下ろしのイラストパネル探しながら動物園エリアを回る
さらに奥へと進み、観覧車「エマさんのチーズ風車」を超えるといよいよ動物園エリアが見えてきた。今回の「わんぱく!刀剣乱舞×東武動物公園」コラボに登場するのは全部で12振の刀剣男士。やみくもに広い園内を探して歩くのはちょっと大変だが、イラストで刀剣男士と一緒に描かれている動物たちがどうやらヒントになるらしい。公式サイト内にデジタルマップがあるので、スマートフォンで開いてどこにどの動物がいるか調べる。
動物園エリアに足を踏み入れると、まずはフラミンゴが迎えてくれる。その向かいの「キャットワールド」には、あのホワイトタイガーが。東武動物公園といえばホワイトタイガーを思い出す人も多いのではないだろうか。ホワイトタイガーのチビとら「コタ&ハク」は動物園の人気者だ。
「キャットワールド」エリアの奥に、4振りまとめてパネルを発見。
「みかづきむねちか&ホワイトタイガー」
と
「ごこたい&ホワイトタイガー」
、
「ししおう&ライオン」
、
「なんせんいちもんじ&ジャガー」
はこちらのエリアで見つけることができた。
「キャットワールド」エリアをあとにして、さらに進んで行く。アフリカゾウやペンギンなど、いろいろな動物たちが出迎えてくれた。動物たちに夢中になって、うっかりパネルを探すのを忘れてしまいそうになる。
「ふれあい動物の森」の前を通りかかったところで、エリアの入り口に
「せんごくむらまさ&ウサギ」
と
「みだれとうしろう&モモイロインコ」
のパネルを発見する。
ここはエリア名の通り、触れ合うことができる動物たちを集めたコーナーだ。「森のふれあいハウス」では、ウサギやヒヨコ、モルモットにさわることができる。整理券をもらって、ウサギとのふれあいに挑戦!膝に乗せた箱の中でぴょこぴょこ動き回るウサギの赤ちゃんはかわいすぎて、かなり癒やされる。ほかにも、ヤギやロバ、アルパカを間近で眺めることができた。
「森のふれあいハウス」を出てすぐに
「いちもんじのりむね&レッサーパンダ」
のパネルを発見。となりの小屋の中では、レッサーパンダがお昼寝中だった。寝ている姿もふわふわでかわいい。
レッサーパンダを背にして進み、猿山を通り過ぎると橋が見えてくる。渡ってさらに道なりに進んで行くと、
「こぎつねまる&ホンドギツネ」
と
「どうだぬき&ホンドタヌキ」
のパネルを見つけた。すかさず写真を撮る。その奥、西口ゲートへ向かうルートの途中に
「つるまるくになが&タンチョウ」
パネルが。
タンチョウの向かいのバードドームで鳥たちを眺めながら元来たほうへ戻っていく。ペンギンの前を左に進み、右手にモンキーワールド、左手に休憩所を通り過ぎると、「リスザルの楽園」前のスタンプ台が見えてくる。ここが動物園エリアのスタンプ台だ。
無事にスタンプを押し、そのまま道に沿って進む。ラクダやヤマアラシを過ぎると、最後のイラストパネルが見えてきた。
「ひげきり&マレーバク」
と
「ひざまる&マレーバク」
だ。これで12振すべてのイラストパネルの写真を撮ることができ、4カ所のうち3カ所のスタンプも押した。たくさん歩いて疲れたので、休憩がてらコラボフードを販売しているスナック「トッピー」を目指す。
コラボフードはスナックとドリンクの全部で5種類
スナック「トッピー」は、遊園地エリアの“イベントステージHOLA!(オーラ)”前、池のほとりにある売店だ。ここで、「わんぱく!刀剣乱舞×東武動物公園」のコラボフードを提供していた。
「ポップコーン(塩味)」(900円)と「プチチュロス(チョコソース入り)」(900円)、「ストローマーカー付きソフトドリンク」(650円)はメロンソーダ、オレンジ、ウーロン茶の3種。ポップコーンは取っ手のついたプラスチックのバケツ型ケースに入っているので、その場で食べ切らなくても持ち帰れるのがうれしい。
コラボフードを楽しんだら、最後はグッズショップへ。東口ゲートへ向かう途中、遊園地エリアの端にあるオリジナルグッズショップ「リトルキャビン」に立ち寄る。「わんぱく!刀剣乱舞×東武動物公園」オリジナルグッズはこのショップで販売。そして、店内には最後のスタンプラリー台が。4つ目のスタンプを押してスタンプラリーを無事、完了した。
コラボイベント中心に回れば3時間ほど、動物園や遊園地も一緒に楽しめば1日たっぷり遊べる。オリジナルイラストに、コラボフード、限定グッズ、スタンプラリーまで、「わんぱく!刀剣乱舞×東武動物公園」は大満足なイベントだった。
東武動物公園では、さまざまなコラボイベントを実施している。それぞれのイベントで、イラストパネルやコラボフード、オリジナルグッズを展開しているので、ぜひ出かけてみてほしい。
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