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スノースポーツのピークシーズンが到来した。「連休はないけど時間を有効活用してスキーやスノボを楽しみたい」。そんな人におすすめなのが、移動時間を睡眠に充てることができる臨時夜行列車「スノーパル23:45(以下、スノーパル)」の利用!気軽に銀世界トリップが叶い、福島県の会津高原たかつえスキー場・だいくらスキー場で“朝一番のパウダースノー”を楽しむことができるのだ。
「スノーパル23:45」って?
「スノーパル」は臨時夜行列車で、今回おすすめするのは、これを使う、東武トップツアーズの「スノーパル23:45」だ。2025年も好評だった商品で、冬季・出発日限定(週末)で運行される特別プランとなっており、東武鉄道浅草駅23時45分発の便で会津高原尾瀬口駅へ向かい、会津高原たかつえスキー場・だいくらスキー場で、朝からたっぷりスキー&スノーボードを満喫することができる。なお、今シーズンは2025年12月26日から2026年3月7日(土)までの毎週金曜・土曜および2月22日(日)の合計23日間運行。夜行列車「スノーパル23:45」のほかには、東武鉄道浅草駅6時30分発の「たかつえスキー場リフト券付 早朝特急プラン」や宿泊付きの「往復リバティ会津号で行く!会津スキー」プランも用意されている。
「スノーパル23:45プラン」
1名より申し込み可能で、出発3日前まで受付。デジタルチケット利用のため自宅への発送物はなく、1グループにつき1台スマートフォン端末があれば利用可能。東武トップツアーズで申し込み、「トクトククーポン」のサイトで会員登録のうえ乗車チケット(クーポン)を表示できるように準備しよう。当日、改札の窓口で見せて乗車する形だ。グループで購入した場合は、まとめて表示されるので代表者が提示すればOK!出発3日前より前でも満席になり次第、受付終了するのでご注意を。
【Aプラン】
(1万1400円~)
往路スノーパル23:45利用(乗車駅⇒会津高原尾瀬口駅までの乗車券・特急券)+復路東武鉄道(会津高原尾瀬口駅⇒下車駅までの乗車券)+会津高原尾瀬口駅⇔たかつえスキー場または会津高原尾瀬口駅⇔だいくらスキー場の往復スノーパル連絡バス+たかつえスキー場またはだいくらスキー場のリフト券1日券・スキー場での朝食1回付
【Bプラン】
(1万4100円~)
上記Aプラン+レンタルスキー3点セットまたはボード2点セット1日分付
【Cプラン】
(1万5700円~)
上記Aプラン+レンタルスキー3点セットまたはボード2点セット1日分+レンタルウェア1日分付
【Dプラン】
(1万8000円~)
上記Aプラン+レンタルスキー3点セットまたはボード2点セット1日分+レンタルウェア1日分+スキーまたはボードスクール90分付
【Eプラン】
(大人1万1400円~、子ども1万3100円~)
上記Aプラン(大人・子ども)+小学生のみレンタルスキー3点セットまたはボード2点セット1日分+レンタルウェア1日分+スキーまたはボードスクール90分付
個人的には、「隣の座席を気にすることなく、ゆっくりと過ごせるように」と、用意されていた「ゆったり2座席利用」プラン(※加算代金必要)に注目!また、Eプランのように「ゲレンデデビューの子どもを連れて行くけれど子どもの道具がない!」という場合にマッチするプランも設定されていて「気が利くプランがそろっているな」と感じた。
いざ!夜行列車でゲレンデへ
仕事を終えて、自宅で日帰り旅行の持ち物をパッキングしたら、浅草23時45分発の便でゲレンデへ出発!乗車駅は北千住(0時00分発)、新越谷(0時14分発)、春日部(0時30分発)からも選べるので、便利な場所から乗り込もう。
使用車両は、特急列車「リバティ」(500系3両)だ。車内では、「TOBU FREE Wi-Fi」を使用可能で、各座席にコンセントもあり。長時間の乗車も快適に利用できる。
ちなみに記者は、車で頻繁にスキー場へ行くのだが、ファーストトラックを目指して夜間~明け方に出発することがほとんど。そうすると「早く起きれるかな?」と神経が昂ってしまい、「寝たいのに眠れない」という状況に陥ってしまう。そんな私が「スノーパル」では、ぐっすり眠ることに成功!温かい車内で、なんの心配もなくゆっくりと過ごすことができた。
そして、気付いたら会津高原尾瀬口駅に到着していた。このあとはバスに乗り継いで、たかつえスキー場へ。スキー場には、6時30分頃に到着する予定だという。
スキー場に到着!
今回訪れたたかつえスキー場は、全長5キロメートルにも及ぶ東北屈指のビッグゲレンデ!滑り応えのある多彩なコースが用意されており、縦長にレイアウトされたゲレンデや、きめ細やかな雪質が特徴となっている。
到着したら、リフトの営業開始まで少し時間があるので、チケットを使って朝食を食べることに。幻想的な早朝のゲレンデを眺めながらの朝食は、ワクワク感を高めてくれる。
朝食のあとは、スキーセンタースペーシア内のレンタルスペースで道具やウェアを借り、着替えて準備万端に。手袋、ゴーグル、帽子は貸し出していないそうなので自分で準備していこう。忘れた場合でも、現地のショップで販売されているのでご安心を。
リフトの運行がスタートしたら、さっそく山頂を目指してLet's go!「山頂付近のパウダーゾーンは同じ福島県内のほかのスキー場と比較しても、斜度もあり滑りやすい」とのこと。皆さんにもぜひ、モフモフの“たかつえパウダー”と、日本百名山が広がる絶景パノラマを体感してほしい。
そのほかにも、さまざまなアクティビティ&注目エリアが用意されているたかつえスキー場。ファーストランや写真撮影などの目的でも利用できる「たかつえスノーキャットツアー」(雪上車で移動できるツアー)や、スノーモービルを使用した便利なサービス「ゲレンデタクシー」、スノーボードソリ・スノーストライダー・ミニルージュソリといった乗り物が用意されている、子どものための「わいわいパーク」などが楽しめるので、要チェックだ。
昼食は、スキーセンタースペーシア内にあるメインレストラン「オーロラ」を利用し、スキー場の推しグルメである熱々の「焼きチーズカレー」(1200円)や、辛さとクリーミーさが同居する「会津じゅうねん担々麺」(1050円)、スパイシーでヤミツキになる「たかつえ黒カレー」(1000円)などを仲間といただいた。最近、ゲレンデで提供される食事“ゲレ食”が進化しているが、たかつえスキー場もご多分に漏れず。「オーロラ」専属のシェフが腕を振るったスタミナ満点のメニューを食べたら、午後も元気に滑れそうだと思えた。
温泉でリフレッシュ!送迎バスもあり
「スノーパル23:45」プランには、「たかつえ温泉 白樺の湯」の入浴券(通常500円)も付いているので、スキーやスノボで思い切り遊んだあとは、同所で体を癒やすのがおすすめだ。場所はスキー場&「会津アストリアホテル」の横。レストハウスからは歩いても行ける場所だが、レストハウス14時30分発、温泉15時30分発のシャトルバスもあって楽に移動できるので、小さな子ども連れにも安心だ。
もっとゆっくりしたいなら宿泊プランがおすすめ
1日だけでは物足りない人や、ゆっくりしたい人向けに、特急リバティを利用した宿泊プラン(1泊2食付き1人2万2200円~)も。会津高原たかつえの中心となるゲレンデサイドにある、会津アストリアホテルで泊まって朝から晩まで思う存分スキーやスノボを楽しめる。シック調で統一された館内、「たかつえスキー場」が一望できるゲストルーム、露天風呂も完備の大浴場が特徴となっている。
1日2本運行!帰りも駅までシャトルバスで
「スノーパル23:45」プランは、復路も会津高原尾瀬口駅までシャトルバス(「スノーパル」利用者は無料)を利用する。この連絡バスは、たかつえスキー場14時25分発と16時45分発の2通りの時間で運行されている。
列車は「特急リバティ会津」を利用するが、乗車には別途特急券が必要だ。東武鉄道駅窓口または東武鉄道サイト「トブチケ!(東武鉄道チケットレスサービス)」で、早めに購入しておこう(※東武鉄道窓口での当日購入は現地駅の営業時間によりできない場合があるので要注意。満席の場合もあり)。
夜発、朝イチで銀世界行き!週末、気軽に滑りに行くならぜひ「スノーパル」で(※今シーズンは2026年3月7日(土)まで)。弾丸スノボ旅で、楽しい思い出を作ってみてはいかが?
取材・文=平井あゆみ
撮影=樋口涼
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