愛知・蒲郡にある西浦温泉は、三河湾に突き出た西浦半島の南斜面に広がる温泉街。360度、海の絶景が楽しめるロケーションが魅力で、古くは万葉歌人にも愛された歴史ある景勝地でもある。「万葉の小径」や「俳句の道」など、文学に触れながら散策できる観光スポットも点在するほか、西浦漁港の新鮮な魚介類が並ぶ市場や海鮮系が看板メニューの店も多々あり、グルメ目的の観光にも最適だ。
冬の時期は、海水浴などで賑わう夏とは対照的に、静けさと澄んだ空気に包まれ、落ち着いた雰囲気が漂う。どこか幻想的でロマンチックにも感じる冬の海を眺めつつ楽しむ入浴は、海風が冷たくなる季節だからこそ、温泉の温もりがより一層心地よく感じられると評判も上々。観光客も比較的少なく、ゆったりした冬の癒やし旅を楽しむことができる。
今回は、YouTubeを中心にさばいどる(サバイバル×アイドル)として活動する、かほなんさん(以下かほなん)が西浦温泉の人気宿を訪問。冬の日帰り温泉を堪能してきたので、おすすめポイントなどをレポートする。
西浦温泉の一番の高台に立つ「天空海遊の宿 末広」
かほなんが訪れた宿は、三河湾を一望できる高台に立つ絶景の温泉宿「天空海遊の宿 末広」。その名のとおり、空と海を感じる開放感と眺望のよさが際立つ宿として知られ、すべての客室や露天風呂、足湯のほか、館内のいたる所でオーシャンビューを満喫できる。露天からの展望を含め、美肌効果のある温泉も評判だ。創作会席料理にも定評があり、西浦温泉のなかでも、日帰り入浴やランチのプランが充実し、景観と施設、料理の三拍子がそろう宿と国内外から高評価を受けている。
ここだけのオーシャンビュー!「天空露天風呂 天音の湯」
絶景の温泉宿らしく、風呂の目玉は屋上に設けた「天空露天風呂 天音の湯」。2024年春にリニューアルし、真新しくなった露天風呂で、眼前に遮るものが一切ない開放的な造りが特徴。半島や島々を望むパノラマビューが広がる、三河湾の絶景を最大限に活かした設計だ。「洗い場を設けず、掛け湯で入るスタイルは、景色を最大限に楽しむためだそう。訪れた日は快晴で、スカイブルーの空が広がるオーシャンビューに感動しました!」(かほなん)。
屋上には、服を着たまま楽しめる足湯も併設されており、そちらも人気。荒天時は利用不可の場合もあるので、天気が怪しい時などは訪れる前に確認するのがベストだ。
金曜から月曜にかけて楽しめる日帰り温泉は、タオル付きで気軽に楽しめる点も好評。前出の天空露天風呂のほかに、1階の大浴場も利用できる。大浴場にも露天風呂があるので、そちらもぜひ入っておきたい。「女性風呂にはジャグジーも併設され、リラックス効果抜群!」(かほなん)
※温泉は1階の露天風呂のみ。アルカリ性単純泉で肌に優しく、「美白泉」と名付けられた湯は、すべすべとした湯上がり感を体感できる。
このほか、プライベートな時間を過ごせる貸切露天風呂や岩盤浴を完備。宿泊者はもちろん、日帰り入浴でも利用可能だ。※利用には別途料金が必要
料理長が腕によりをかけたグルメの数々を満喫!
「地元市場で水揚げされた三河湾の幸を、いろんなお料理で楽しめます。華やかで上品な御膳は、お味も量も見た目も大満足!」と、かほなんも絶賛する通り、料理も自慢。三河湾の海の幸と季節の恵みをいかした本格和食だ。料理長厳選の旬の食材を用い、見た目の美しさと味の繊細さを両立させた献立の中で特に人気なのが、地元で水揚げされた新鮮な魚介を使ったお造りや煮魚、天ぷらなどの一品料理。冬には、脂の乗った寒ブリや根菜を使った温かみのある鍋物が登場し、体の芯から温まる味わいを堪能できる。
日帰り温泉付きランチプランにTW特別プランが登場!
同宿で評判の日帰り利用者向けランチ付き温泉プランは、三河湾の絶景温泉と旬の和食膳をセットで楽しめる、大充実の内容。食事は、「末広膳」または「和食膳」から選べ、季節の海の幸を中心としたメニュー構成。「新鮮なお造りに煮魚などはマストで付きます。どちらもおなかいっぱいになれますよ!」(かほなん)
「丁寧に煮付けてあるカサゴの煮付けが今日のイチオシ。甘くて濃い味付けの煮付けで、見た目の迫力も抜群!引き締まった身も、皮の甘みも、お魚の旨みをまるっと味わえる一品でした」(かほなん)
「宿は落ち着いた雰囲気で景観も最高!リッチな気分を味わえます。冬の三河湾を眺めながら入る温かい天空風呂と足湯、食事は格別でした。リフレッシュできて、本当に楽しかったです」(かほなん)
現在発売中の雑誌「東海ウォーカー2025-26冬」では、「天空海遊の宿 末広」の日帰り入浴とグルメがお得に楽しめる、TWコラボプランを2026年2月28日(土)まで実施中。和食膳がリーズナブルに味わえるほか、「貸切岩盤浴60分」、「貸切風呂45分」、「コーヒー1杯サービス」の3つから1つ選べる特典が付く、超お得な日帰り湯プランだ。
このプランを利用するには、同誌に掲載されているクーポンが必須!2日前までの要予約で希望日を電話予約し、当日は本誌クーポンを忘れずに持参しよう。
※岩盤浴、貸切風呂の利用は当日フロントにて予約受付
※2025年12月27日(土)~2026年1月3日(土)は利用不可
取材・文=内藤 恵
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