九州内の7市を訪れ、“列車が見える絶景”をメインに、立ち寄りスポットやグルメなど周辺の観光を楽しむ春の列車旅シリーズ。第5弾の八代市では、新幹線が颯爽と走る様子を間近に見られる穴場スポットに注目。熊本を代表する人気駅弁「鮎屋三代弁当」を食べながら絶景を堪能すれば、また違った旅情が味わえるはず。例年3月下旬に見頃を迎えるサクラスポット、春イベントも合わせて紹介。
1.まずは地元養蜂場が手がけるNEWショップへ。新八代駅八代市観光物産案内所「 蜂蜜専門店にしおか」
JR新八代駅構内に2020年10月オープン。八代を拠点とする「西岡養蜂場」のアンテナショップで、加熱処理を行わず、自然の甘みを生かした“純粋はちみつ”約10種を販売する。そのほか、ハチミツ飴やギフト詰め合わせなど関連の商品もそろう。
2.激売れ駅弁をゲットして列車のビューポイントへ「頼藤商店」
九州の駅弁ランキングで3年連続1位を獲得した駅弁「鮎屋三代弁当」の製造元。焼アユのダシで炊いた炊き込みご飯の上に、柔らかく煮込んだアユの甘露煮が丸ごと1匹のる。彩りも美しく、竹籠を模した容器に入った弁当が旅情を盛り上げてくれること間違いなし。日本三急流のひとつ、球磨川の美味を存分に楽しみたい。
3.目の前を走り抜けるド迫力!「新幹線の見える憩いの広場」
県道219号から脇道に入り、2キロほど進んだところにある山中の列車ビューポイント、その名も「新幹線の見える憩いの広場」。新幹線の線路、トンネルが目の前にあり、上り、下りと行き交う新幹線を迫力の距離感で見ることができる。広場には“通過時刻表”も設置されているので便利。鉄道ファンはもちろん、子供連れでもにぎわう無料スポットだ。
4.見晴らし最高!春には桜も咲き誇る「日奈久温泉神社」
湯の神、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祭るために1420年に建立された日奈久(ひなぐ)温泉の神社。神殿にある見事な彫刻には、正面に「雲に龍」、東側に「桐に鳳凰」、西側に「雲に麒麟」、後ろに「波頭」が配置されている。見晴らしも抜群で、例年3月下旬には桜も咲き誇る。
5.【春イベント】2021年4月7日(水)開催!「印にゃく神社 春季大祭鮒取り神事」
毎年4月7日に開催。心身を神酒で清めた締め込み姿の若者たちが威勢よく鏡が池に飛び込み、鮒(フナ)や鯉(コイ)を手づかみで捕え、観客のいる池の周囲に投げつけるという珍しい祭り。泥がかかればその年は、無病息災と言われている。活気あふれる八代の祭りに、日程を合わせて出かけてみよう。
今回は、熊本県・八代市を巡ってきた。「新幹線の見える憩いの広場」は、ホームや街中で見る新幹線とは、また違ったロケーションで楽しめ、とにかく車両までが近い!ピクニック気分で過ごせる広場なので、ぜひ「鮎屋三代弁当」をゲットしてから訪れてほしい。桜の時期や春イベントが開催される日を狙って八代一帯を旅するのもおすすめだ。
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写真提供=福島啓和(frap Inc.) / 情報提供=九州横断鉄道沿線都市観光協議会
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