【九州】“列車が見える絶景”の旅〜豊後大野市編〜

2021年2月9日

のどかな田園風景を列車が走り抜ける。トンネルの近くまで行き近距離での撮影も可能

九州内の7市を訪れ、“列車が見える絶景”をメインに、立ち寄りスポットやグルメなど周辺の観光を楽しむ春の列車旅シリーズ。第2弾となる豊後大野市では、多くの鉄道ファンを魅了する九州でも随一の撮影スポット「岩戸」を目指し、名瀑「原尻の滝」からスタートしよう。道すがらのランチは、全国的にも有名なブランド牛「豊後牛」の絶品丼。4月上旬に訪れれば、原尻の滝周辺を彩る30万本のチューリップの絶景も楽しめる。

1.まずは、豊後大野随一の名勝「原尻の滝」の迫力を体感

「日本の滝百選」のひとつにも数えられる名瀑「原尻の滝」

田園風景のなか突如現れる幅約120メートル、高さ20メートルの滝で、雄大な様子から“東洋のナイアガラ”と称されている。滝周辺をぐるりと散策することができ、下流の吊り橋から全景を見渡す、滝壺近くから見上げる、また滝上から見下ろすなど、さまざまな角度で観賞できる。

2.原尻の滝の春イベントにも注目!「チューリップフェスタ」

圧巻の規模で咲きそろう「チューリップフェスタ」

「原尻の滝」周辺で2021年4月上旬〜中旬に開催される春の花イベント。約100種30万本の色鮮やかなチューリップが滝周辺に咲き誇る。100種のチューリップの中から好きな花を持ち帰ることができるコーナーや、地元のグルメ屋台もあり。

3.「道の駅 あさじ」で朝地産豊後牛の絶品「あさじん丼」を堪能!

「道の駅 あさじ」の名物「絶品あさじん丼」

“豊後牛の中の豊後牛”と呼び声の高い「朝地産豊後牛」を手軽に味わえる丼が道の駅の名物。上質なサシが入り、とろける食感のサーロインがたっぷりと盛られる。そのほか、豊後牛のメンチカツなどテイクアウトグルメ、牛めしの素をはじめとする豊後牛関連の土産もある。

4.巨大な磨崖仏が迎えるパワースポット「普光寺磨崖仏」

別名「アジサイ寺」と呼ばれ、初夏には美しい紫陽花と磨崖仏を楽しめる

高さ11mを超える、全国でも最大級の磨崖仏(自然の岩肌を彫った仏像)。磨崖仏の左手には大きな仏龕(ぶつがん)と投込堂があり、間近で磨崖仏を見ることができる。また、懸造りの舞台で瞑想体験も可能。

5.鉄道ファンの聖地「岩戸の景観」を見に行こう!

のどかな田園風景を列車が走り抜ける。トンネルの近くまで行き近距離での撮影も可能

大野川の本流と奥岳川が合流する場所に、高さ50メートル、長さ500メートルにわたる大絶壁があり、「岩戸(いわど)」と呼ばれている。岩壁に掘られたトンネルが鉄橋に接続されていて、列車がトンネルから抜けて走ってくる様子を撮影することができる。見られる列車は、クルーズトレインななつ星in九州、特急 九州横断特急、特急 あそぼーい!、普通列車。

今回は、豊後大野市を巡ってきた。「原尻の滝」は“圧巻”のひと言。平地にぽっかりと空いた巨大な穴に勢いよく流れ込むという珍しい滝風景が楽しめる。また「岩戸の景観」は、鉄道写真を始めたばかりの人も比較的撮影しやすいスポット。トンネルから出てくる瞬間を狙うのは難しいが、田園地帯を走る様子は、障害物もなく余裕をもって撮影できる。

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写真提供=福島啓和(frap Inc.) / 情報提供=九州横断鉄道沿線都市観光協議会
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