お笑いコンビ中川家の礼二が、東京・板橋区で行われたモスバーガー50周年イベント「なりもすへ行こう」に出席した。
中川家礼二が「なりもす駅」車掌になって車内アナウンス
今年で50周年を迎えるモスバーガーが東武鉄道とコラボ。1972(昭和47)年に誕生した1号店の最寄り駅・成増駅を、イベント当日の3月8日から4月3日(日)までの期間限定で「なりもす駅」に改称し、ホームの駅名表示や南口の看板を「なりもす駅」に変更した。芸能界きっての鉄道ファンの礼二は、それを見て「駅名を変えるなんて鉄道業界で聞いたことがない。東武鉄道さんはよく決断したなと。ほんま画期的でスゴイ」と興奮気味に話す。
さらに、モスバーガーのロゴ入りヘッドマークを東武東上線の車両に施し、車内はモスの広告にジャックされた特別列車「モス号」がお目見え(~4月3日(日)まで運行)。イベントでは東上線の車掌制服に身を包んだ礼二が、実際にモス号に乗り込み池袋から成増へ向かう間に、得意の車掌モノマネでスペシャルアナウンスを披露した。
「本日は東武東上線モス号にご乗車いただきましてありがとうございます。間もなく『なりもす、なりもす~』」など、ノリノリでマイクパフォーマンス。「実は東武さんの制服を着るのは今日を含めて3回目。そろそろこの制服をもらえんかな?」と冗談も飛び出した。
なりもす(成増)駅に到着すると、「もうちょっと乗っていたかった」と本気で残念がる礼二。ホーム上で行われた囲み取材では、記者からの「どんな時にモスバーガーを食べたくなるか?」の質問に、「土曜日の昼。子供の学校が休みで、嫁がご飯を作るのを面倒くさそうにしていると、『よし、モスに行こう』と僕が言って買いに行く」。最近のお気に入りメニューは「フィッシュバーガー。上品な感じがして好きなんです。子供はワイワイセット、嫁はロースカツバーガーとモスチキンをよく食べている」と、家族でファンであることを明かした。
モスバーガー創業の地・成増は50周年のお祝い一色に
なお、モスバーガー×東武のコラボでは、新コーポレートキャラクター「リルモス」がデザインされた50周年記念乗車券を3月12日(土)より東上線の17駅で限定販売するなど、さまざまな企画を展開。また、4月30日(土)まで「モスバーガー なりもす店」の愛称で呼ばれる成増店(1号店)では、50周年記念商品として創業当時のメニューを現代風にアレンジした「なりもす・ダブルバーガー」(660円)が登場。4月3日(日)まで食べられる限定バーガーを、ぜひ頬張ってほしい。(取材・文/小林智明)