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「トーマスが本当に線路を走っている!!」――大井川鐵道に日本で初めて「きかんしゃトーマス号」が登場し、その姿に誰もが興奮したのは2014年のこと。毎年全国から多くのトーマスファンが訪れ、心をときめかせる人気のイベント「DAY OUT WITH THOMAS(TM) 2023」が現在開催中だ。特に2023年は、運行10年目の節目にふさわしく合計122日という過去最多の日数で開催されることが決定。さらにこれまでにない特別運転が実施されるということで、ゆきこさんとゆうのすけくん親子がその様子をチェックしてきました!
【2023年のポイントその1】GWから12月まで、史上最長の122日間開催!
「DAY OUT WITH THOMAS(TM)」が初めて開催された頃は夏休み中の運行だったが、その後GWから夏休みまでに拡大され、さらに2023年は4月29日~12月25日(月)まで、なんと122日間という過去最多で実施されるという。
トーマスが大好きで、取材したこの日もトーマスのおもちゃを持参してフェアに参加してくれたゆうのすけくん。新金谷駅のホームに汽笛を鳴らしながらトーマス号が入線してくると大興奮!「目がきょろきょろ動いているよ~!」とママに報告するシーンも。
【2023年のポイントその2】フェア会場が2カ所になり楽しみも倍増!
実は大井川鐵道は、2022年の台風15号で土砂の流出や倒木による大きな被害を受け、一部区間でいまだ運休が続いている。これまでトーマス号は新金谷駅~千頭駅間を走行していたが、残念ながら2023年はそれが叶わない…。
そこで、トーマス号は新金谷駅~家山駅まで、昨年登場した「きかんしゃトビー号」は千頭駅~奥泉駅を往復走行し、トーマスの世界観が楽しめるフェア会場をそれぞれの始発駅、新金谷駅と千頭駅の2カ所に設置することにしたのだ。
新金谷メイン会場
新金谷駅のきかんしゃトーマスフェア会場では、トーマス号の発車準備が見られる工場見学や、1日2回行われる転車台での転向作業などの見学コンテンツが充実。また、「バスのバーティ―」や「2かいだてバスのバルジ―」に加え、「とくしゅしょうぼうしゃ フリン」が初登場し、電車好きやトーマス好きにはたまらない内容となっている。
千頭サテライト会場
一方、きかんしゃトビー号が運行する大井川鐵道井川線の千頭駅にはサテライト会場が設けられ、ジェームス、ヒロ、パーシー、ウィンストンが大集合している。入場無料なので、思う存分遊んで記念写真をおさめよう。
【トーマス号】バスのバーティーや車内限定販売グッズに注目!
まず、トーマス号へ乗車したゆきこ&ゆうのすけ親子だが、初めての体験とあって二人とも車内の様子にびっくり!ファンにはおなじみの車内装飾は2023年も実施され、トーマスや仲間たちが描かれたフラッグや座席カバーが、旅の雰囲気をにぎやかに盛り上げてくれる。
トーマス号の魅力は、乗っている間もお楽しみがいろいろあるところ!そのひとつが、お弁当タイム。
子供連れファミリーにイチ押しなのは「きかんしゃトーマスランチボックス」(1200円)で、フタを開けると絵柄が飛び出す仕掛け付き。大井川沿いの豊かな自然を眺めながら、ほお張るチキンライスのおいしいこと!
また、トーマス号では乗車中にしか買えない限定グッズの車内販売も。さらに買い忘れた時にお役立ちのお弁当&飲み物の販売も頻繁に訪れてくれるので安心だ。
窓の外へ目を向けると、バスのバーティーがトーマス号の線路と並行して通る区間も!どのタイミングでバーティーが現れるのか楽しみに待っていよう。
【トビー号】貴重な折り返し作業の様子を間近で!トビーのクイズ大会も
続いて乗車したトビー号は、2022年に大井川鐵道井川線での運行が始まったキャラクターで、千頭駅を出発し、奥泉駅までの往復15キロを走り抜ける。1人掛けと2人掛けの座席が向かい合っていて、トーマス号よりもひと回りコンパクトなのが特徴だ。
トビー号も乗客を飽きさせない工夫があちこちに!千頭駅を出発してすぐの川根両国駅では、ディーゼル機関車のキャラクター「ラスティー」やいじわる・いたずら貨車たちがお出迎え。トビー号がゆっくり運転してくれるので、写真撮影もバッチリだ!
ほかにも、井川線沿いに設置されたキャラクターの看板を探したり、沿線の見どころを詳しく紹介してくれるトビーの車内アナウンスを聞いたり、茶畑が広がる車窓を眺めたり…。「トビー号に乗っている間もずっと楽しみが続きますね!」と、ゆきこママも充実した乗車時間に満足した様子。
奥泉駅では折り返し作業を行うため、先頭のトビー号を付け替える貴重な様子もバッチリ見ることができる。停車中にはトビーがクイズを出題してくれるので、ちょっとした待ち時間も楽しめること間違いなしだ。
子供連れに優しいサービスやお役立ちスポットがたくさん!
「DAY OUT WITH THOMAS(TM)」は子供たちに大人気のイベントなだけに、ファミリーに優しい内容が盛りだくさん。例えば、新金谷駅の目の前にある「プラザロコ」は、トーマス号の到着を待っている間も子供たちが退屈することなく楽しめる空間になっている。
【お土産】初お目見えの新作グッズが続々!
毎年続々と登場する大井川鐵道でしか買えない限定グッズも、プラザロコにはそろっている。幼児から着られるサイズ展開で人気の「OJICOトーマスTシャツ」は、トビー号をデザインしたタイプが新登場。親子おそろいで着たら写真映え間違いなしだ。
【イベント】10年目を記念した新企画も登場!
トーマス号の始発駅となる新金谷駅までは新幹線を利用しても都心から2時間ほどかかるが、今シーズンは遠方から訪れる人も乗車しやすい時間帯での行程に変更されたツアーも多くなった。さらに、10年目を記念した初の試みとして、7月14日(金)、8月4日(金)、9月1日(金)限定できかんしゃトーマス号とバスのバーティーのイブニング特別運転を行うことも決定!
利用客のリクエストに応えながら進化を続けている「DAY OUT WITH THOMAS(TM) 」。実際にトーマス号へ乗車できるイベントだからこそ味わえる、その年その年の楽しみ方を満喫しよう。【ウォーカープラス/PR】
取材・文=水島彩恵
撮影=島本絵梨佳
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