夏の旅行はJRを使ってお得に楽しむ!関西から行けるおすすめエリアを紹介

2023年6月23日

列車の旅の楽しみといえば特急列車。車両デザインなど期間限定車両もあるので、事前にチェックしよう写真提供:西日本旅客鉄道株式会社

ようやくおでかけに関する規制も緩和され、今年の夏休みの旅行計画を立てている人も多いのでは? テーマパークや名所、旅先ならではのグルメに、思わず写真を撮りたくなるアートスポットまで、せっかく旅に行くなら、数ある観光スポットを少しでもお得に巡りたい! そんな人におすすめなのが、JRで行くお得な旅のプラン。今回はウォーカープラス編集部が、関西からJRで行けるおすすめの観光エリアをご紹介!

また、今回紹介するエリアは「日本旅行 赤い風船 関西版」にて、オプションをお得に購入できる旅行プランを用意。旅先で何しよう? これがあったら便利だな♪ そんな旅のわがままをかなえてくれるので、ぜひ利用してみよう。

大阪から乗り換えなし!特急列車ですぐに行ける「南紀白浜」

関西から気軽に行ける人気観光地といえば、和歌山・南紀白浜エリアは外せないだろう。JRなら特急列車「くろしお」号で乗り換えなしで新大阪駅から白浜駅まで約2時間15分とアクセスも便利だ。

南紀白浜へ行くなら特急列車「くろしお」号が便利。JR新大阪駅や大阪駅など大阪市内からのアクセスもいい


美しい海や山などの自然に恵まれたリゾート地で、日本三大古湯のひとつ、1350年以上の歴史を持つ温泉郷としても有名だ。美しい海や大自然の迫力を感じる国の名勝、日本一のパンダファミリーにあえるレジャースポットなど、観光スポットも目白押し。

季節を問わず人気のある南紀白浜エリアだが、やっぱり夏と言えば海水浴が大人気。関西屈指の海水浴場としても知られる白良浜海水浴場など、南国リゾート気分を楽しめるとあって、今年の夏も盛り上がること間違いない。

白良浜


600メートル以上にわたり、白い砂浜が続く白良浜海水浴場はその美しさからハワイ・ワイキキビーチの友好姉妹浜にもなっている。夏休みシーズンには花火大会などのイベントも実施され、連日多くの海水浴客でにぎわう。

■白良浜
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町864
電話:0739-43-6588(白浜町 観光課)

三段壁洞窟

潮が吹く瞬間は迫力満点! 満潮時はよりダイナミックな景色が望める


国の名勝にも指定された、長さ2キロメートル、高さ50メートルを越える断崖。柱状の大きな岸壁が直立する断崖には展望台が設置されていて、雄大な南紀の海を眺めることができる。

地下36メートルには海の波で侵食された海蝕洞窟の内部を見学できる「三段壁洞窟」がある。約200メートルの洞窟内歩道では、洞窟内に押し寄せる臨場感あふれる白波を間近に観ることもでき、白浜の人気観光スポットのひとつとなっている。

■三段壁洞窟
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
電話:0739-42-4495

アドベンチャーワールド

可愛いイルカたちのマリンライブ「Smiles」は迫力満点! 写真提供:アドベンチャーワールド


動物園、水族館、遊園地を併せ持つテーマパーク。4頭のジャイアントパンダファミリーをはじめ、ダイナミックなマリンライブ「Smiles」、草食・肉食動物と間近に出合える「サファリワールド」など、みどころが盛りだくさん。

■アドベンチャーワールド
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
電話:0570-06-4481(ナビダイヤル)

TETTI BAKERY&CAFE

地元の人にも人気のお店のため、パンの種類が多く並ぶオープン直後がねらい目だ


ホテル「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」内にある、ベーカリー&カフェ。毎朝焼きたてのパンや焼き菓子が種類豊富に並び、テイクアウトやイートインで楽しめる。挽きたての豆で淹れるコーヒーや地元素材を生かしたジュースなどと一緒に、南紀白浜の海を一望できるテラスやホテル内のラウンジ席などでいただこう。

■TETTI BAKERY&CAFE
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町1821 SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE1階
電話:0739-33-7845

白浜エネルギーランド

誰もが夢中になって遊べるアトラクションばかり。白良浜海水浴場からも徒歩すぐ


「人と自然とエネルギー」をテーマにした、体験型テーマパーク。おもしろ写真が撮れるトリックアートや平衡感覚や目の錯覚を利用した体験アトラクションなど、大人も子どもも夢中になって楽しめる。今年は関西初のフリーローム型VRアトラクション「VRコスモバルーン」がニューオープン。複数人で同時体験でき、気球に乗って世界中の空を旅するような没入感を体験できるぞ。

■白浜エネルギーランド
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3083
電話:0739-43-2666

天神崎

夕方頃は撮影する人たちで混雑することも多いので、譲り合って撮影しよう


白浜の中心地から車で約30分、田辺湾の北側にある岬。条件がそろうとウユニ塩湖のような、リフレクション撮影が楽しめると人気を集めている。オススメは天気がよく、水面が波立たない風のない日。引き潮のタイミングで潮位が140~150センチ程度になると、岩礁に潮だまりができるので、その水面を鏡にして撮影してみよう。南紀白浜と田辺市は美しい夕陽が望めるスポットも多く、「天神崎」も夕方から日没にかけ、より美しい写真が撮れるのでぜひチャレンジしてほしい。

■天神崎
住所:和歌山県田辺市目良19-7(天神崎元島第一駐車場)
電話:0739-26-9929(田辺観光協会)

大阪から2時間40分で行ける!伝統と歴史、グルメも楽しめる「金沢」

関西だけでなく、全国から人気を集める観光地のひとつといえば北陸エリア。なかでも、石川県・金沢は加賀藩の城下町として栄え、いまでも歴史的風情のある建物が多く残り、日本三名園のひとつ「兼六園」や、国内来場者全国一位にもなった「金沢21世紀美術館」など観光スポットも数多い。

北陸エリアへの列車の旅なら特急列車「サンダーバード」。ゆったりとした車内が特徴


金箔を用いた伝統工芸、日本海の海鮮や加賀野菜などを使ったグルメも充実。また、金沢市内の主だった観光スポットは街の中心地に集まっているので、アクセスも便利。関西からはJR大阪駅からなら、特急列車「サンダーバード」号で約2時間40分と、気軽に行けるのもうれしい。

金沢駅

目の前に大きく広がる鼓門。撮影は足元から撮るのがポイント


金沢の街の玄関口となるのがJR金沢駅。駅の東口には幾何学模様のガラス天井が広がる、大屋根つきの「もてなしドーム」が優しく迎えてくれる。さらにその先には、伝統芸能の能楽で使われる鼓をイメージした木製の大きな建造物「鼓門」がドーンと目の前に待ち構えている。高さ13.7m、2本の太い柱で支えられた門構えはとにかく圧巻!

「鼓門」は日没から24:00まで、ライトアップを実施中。毎時00分ごとに約2分間、「加賀五彩」という伝統色をイメージした5色の光が曜日ごとに色を変えて「鼓門」を照らし、より一層荘厳な景色を楽しむことができる。金沢に到着したら、まずはここで記念撮影をしよう。

■金沢駅(鼓門・もてなしドーム)
住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1

兼六園

「兼六園」のシンボルとして知られる「徽軫灯籠(ことじとうろう)」は撮影スポットとしても人気


日本三名園のひとつ、国宝と同等の特別名勝に指定されている「兼六園」。歴代の加賀藩主により、長い年月をかけて形作られた歴史的文化遺産で、春は桜、冬は「雪吊り」など四季折々の美しさを楽しめる。”歩いて楽しむ”「林泉回遊式庭園」で、園内の築山や池、茶屋などを巡りながら自然美を堪能しよう。

開園時間は時期によって異なるが、毎日早朝には「無料開放」を実施。開園時間前なら人も少なく、静かな場所で撮影することもできるので、人ごみを避けたいときなどにおすすめだ。

■兼六園
住所:石川県金沢市兼六町1
電話:076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所)

ショコラトリー「雨の詩」

フォトジェニックなスイーツがそろい、店内ではイートインもできる


「兼六園」の入口手前にある、ショコラトリー。有名ホテルやパティスリーのチョコレート製造・監修に携わってきたシェフが作るのは、地元・石川県の食材を生かしたボンボンショコラ。「金沢スイカ」や「五郎島金時」など、チョコレートとは合わせにくい食材も、ショコラティエの高い技術で唯一無二のショコラに変えてしまう。

カラフルで見た目も可愛い、バータイプのショコラ「ポップショコラ」はSNSでも話題に。濃厚でいて口どけ滑らかなミルクチョコレートガナッシュは一本食べきっても重く感じることはなく、季節を問わず人気を集めている。ほかにもショコラ味のソフトクリームなど、ショコラ尽くしのスイーツがずらりとそろう。

■ショコラトリー 雨の詩
住所:石川県金沢市兼六町2-7
電話:076-204-8214

金沢21世紀美術館

うさぎの耳のような形をしたイス「ラビットチェア」など、フォトジェニックな作品が並ぶ


子どもから大人まで楽しめる、金沢のシンボルともいえる現代アート美術館。展覧会エリアは有料だが、敷地内は無料で入ることができるので、恒久展示作品の多くを気軽に鑑賞することができるのも魅力だ。特に有名なのが「スイミング・プール(レアンドロ・エルリッヒ作)」で、この作品を目当てに来場する人も多い。

ミュージアムショップやカフェレストランなども人気で、「まちの広場」としても地元の人に愛されているアート空間。金沢観光に来たらまずはここへ、という人も多い人気スポットだ。

■金沢21世紀美術館
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
電話:076-220-2800

アトリエHIMITO光水土

タンポポの綿毛で埋め尽くされたアトリエは幻想的で、フォトジェニックな写真が撮影できる


一万本を超えるタンポポの綿毛が吊り下げられた幻想的な空間が話題のアトリエ。奥の部屋にあるダイニングテーブルにはたくさんの綿毛が盛られ、まるでおとぎ話の世界に入り込んだよう。

ほかにも、フルーツや野菜の皮を素材にして作るピールアートというクラフトアートやドライフラワーなどもたくさん展示されていて、ほかにはないアート作品を間近に観ることができる。ピールアートは事前予約で体験もできるので、旅の記念にもオススメだ。

■アトリエHIMITO光水土
住所:石川県金沢市中川除町51
電話:076-224-3730

ひがし茶屋街

通り沿いには町家カフェや割烹料理店、金沢の人気和菓子店などが軒を連ねる



金沢市内には「ひがし」「にし」「主計町(かずえまち)」の3つの茶屋があり、江戸時代に加賀藩が城下に点在する茶屋を集めて作ったのがはじまりだ。河畔に成立した茶屋町の特徴を今に伝える「主計町茶屋街」や、最も規模が大きい「ひがし茶屋街」は国指定の重要伝統的建造物群保存地区に認定され、歴史あるお茶屋建築が数多く残っている。

風情ある街並みは観光地としても人気で、いまではお茶屋や町屋を改装したカフェや雑貨店などが数多く点在。レトロで趣ある雰囲気が味わえると、世代を問わず人気となっている。

■ひがし茶屋街
電話:076-232-5555(金沢市観光協会)※観光に関する問い合わせ

グルメチケット金沢美味

公式サイトではエリアやジャンル料金別でお店を検索することができる写真提供:金沢市観光協会


”美食のまち”として知られる金沢。地元グルメや甘味、バーなどをお得に楽しみたいなら「グルメチケット金沢美味」がおすすめ。金沢市観光協会が販売するグルメチケットで、限定の特別セットや通常価格よりもお得な割引メニューを注文できる。

寿司や日本料理、居酒屋にカフェ、夜も楽しめるようにと町屋バーやクラフトビールが飲めるバーなど選べるラインナップはかなり豊富。チケットは5種類の金額があり、行きたいお店や予算に応じて選べる。使い方も簡単で、行きたい店にチケット利用を伝えるだけ(一部店舗は要事前予約)。

チケットは金沢駅にある観光案内所などで購入できるほか、「日本旅行 赤い風船関西版」ではチケット付きのお得な宿泊プランなどもあるのでぜひチェックを。

■グルメチケット金沢美味
電話:076-232-5555(金沢市観光協会)

夏のお得な旅行プランを申し込むなら「日本旅行 赤い風船 関西版」で

今回紹介したエリアのほかにも、「北近畿」「山陽」「山陰」「四国」「九州」など、関西からJRで行けるおすすめエリアは盛りだくさん。どのエリアもすべて「日本旅行 赤い風船 関西版」より、お得な旅行プランを申し込むことができる。今年の夏休み、お得で快適な旅で最高の思い出作りをしよう。