「六人の嘘つきな大学生」主題歌は緑黄色社会が担当!“嘘とは無縁のイメージが…”意外な起用に注目

2024年9月6日

2024年11月22日(金)、映画「六人の嘘つきな大学生」が公開される。この作品は、累計60万部を突破した浅倉秋成による大ヒット小説を原作とし、浜辺美波さん、赤楚衛二さん、佐野勇斗さんなど、今をときめく若手俳優たちが集結した豪華キャストで公開前から話題を呼んでいる。

エンドロールまで目が離せない!「六人の嘘つきな大学生」主題歌・最新予告映像・ポスター解禁


原作小説は、2021年の刊行以来、「2022年本屋大賞」にノミネートされるなど、さまざまなランキングを席巻し、現在までに累計60万部を突破する人気作品。映画化にあたっては、「キサラギ」や「ストロベリーナイト」などで知られる佐藤祐市監督が手腕を振るい、脚本は「毒島ゆり子のせきらら日記」などで高い評価を得ている矢島弘一さんが担当。この強力タッグが、原作の魅力を余すところなくスクリーンに映し出す。

キャストも豪華で、主人公・嶌衣織役に浜辺美波さん、そして波多野祥吾役に赤楚衛二さん、九賀蒼太役に佐野勇斗さん、矢代つばさ役に山下美月さん、森久保公彦役に倉悠貴さん、袴田亮役に西垣匠さんと、人気と実力を兼ね備えた若手俳優陣が集結している。彼らの演技の化学反応にも大いに期待が高まる。

緑黄色社会がもし"嘘"をテーマに曲を作ったら?

主題歌を担当する「緑黄色社会」

そして、このたび、主題歌の情報が解禁された。担当するのは、若い世代を中心に人気を博しているバンド・緑黄色社会。彼らが本作のために書き下ろした楽曲「馬鹿の一つ覚え」は、最終面接で“謎の告発文”を発見し、追い詰められていく六人を表現しているような歌詞と、ミステリー、サスペンス感を体現するような疾走感あふれるメロディーで映画の世界観を見事に表現している。

楽曲について、作詞・作曲を担当した緑黄色社会の長屋晴子さんは、「作品ではさまざまな角度で“嘘”が描かれていると思いますが、私が思う“嘘”に対しての気持ちを曲にしたいなと思い、そこから着色をしていきました」、編曲を担当した穴見真吾さんは「ハラハラしたり、振り回されるような映画のアミューズメント感みたいなものが曲に出るといいなと思い、フレーズやキリキリとした音色を取り入れるなどを意識して作りました。」とコメント。タイトルにもなっている"ばかのひとつおぼえ"など、耳に残るキャッチーなワードにも注目だ。

さらに、稲垣優プロデューサーは緑黄色社会の主題歌起用について、「"嘘"とは無縁のイメージがある緑黄色社会さんに、『もし"嘘"をテーマにした曲があったら、どんな楽曲になるのだろうか?』と思ったのが、本作の主題歌オファーのきっかけでした。これまでの皆さんのどの楽曲とも異なる新たな魅力溢れる歌詞、メロディに鳥肌が立ったと同時に、映画『六人の嘘つきな大学生』の最後の1ピースはこの主題歌によって埋まり、完成するという確かな手ごたえを感じました」と語った。この言葉からも、主題歌が物語の世界観にリンクした唯一無二の楽曲になっていることが伺える。

緑黄色社会 長屋晴子さんコメント
今回、「六人の嘘つきな大学生」の主題歌のお話をいただけて率直にうれしかったです。作品では様々な角度で“嘘”が描かれていると思いますが、私が思う“嘘”に対しての気持ちを曲にしたいなと思い、そこから着色をしていきました。

緑黄色社会 穴見真吾さんコメント
ハラハラしたり、振り回されるような映画のアミューズメント感みたいなものが曲に出るといいなと思い、フレーズやキリキリとした音色を取り入れるなどを意識して作りました。エンドロールで流れるのを観たらはまっていて良かったです! ぜひ映画館で聴いてほしいと強く思いました。

稲垣優プロデューサー コメント
これまでファンの一人として緑黄色社会さんの楽曲を聴き、ライブを拝見し、一つひとつの作品に籠められた真っすぐなメッセージとメンバー皆さんの真摯なパフォーマンスに、何度も心を打たれてきました。そんな“嘘”とは無縁のイメージがある緑黄色社会さんに、「もし“嘘”をテーマにした曲があったら、どんな楽曲になるのだろうか?」と思ったのが、本作の主題歌オファーのきっかけでした。そしてデモを聴いた瞬間、これまでの皆さんのどの楽曲とも異なる新たな魅力溢れる歌詞、メロディに鳥肌が立ったと同時に、映画『六人の嘘つきな大学生』の最後の1ピースはこの主題歌によって埋まり、完成するという確かな手ごたえを感じました。メンバー皆さんに原作、映画本編をご覧いただき書き下ろしていただいた、正真正銘の“嘘の無い”主題歌。是非エンドロールの最後までお楽しみください。

思わず伏線を探したくなる予告映像とポスター

映画「六人の嘘つきな大学生」ポスタービジュアル

さらに、最新の予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。予告映像では、仲の良かった六人の就活生が、謎の告発文によって関係性が崩れていく様子が90秒に凝縮されている。一方、ポスタービジュアルは「嘘」という文字の中に六人の姿が散りばめられた印象的なデザイン。懐疑的な表情をした彼らは、見れば見るほど全員が犯人に見えてきて、思わず伏線を探したくなるようなビジュアルに仕上がっている。

物語は、夢の企業「スピラリンクス」の新卒採用選考から始まる。最終選考まで勝ち残った六人の就活生は、全員での内定獲得を夢見て万全の準備を整えていたが、突如として「勝ち残るのは一人だけ」という過酷な状況に投げ込まれる。そこに追い打ちをかけるように、「×××は人殺し」という衝撃的な告発文が現れ、会議室という密室で彼らの嘘と罪が次々と暴かれていく。

誰が真犯人なのか?誰が仕組んだのか?疑心暗鬼に陥る六人の中から、一人の「犯人」と一人の「合格者」が選ばれ、一見幕を閉じたかに見えた事件。

しかし、8年後―。「犯人の死」を告げる一通の手紙が届き、事態は思わぬ展開をみせる。手紙には、あの日の真実を覆す衝撃の内容が記されていたのだ。残された5人は真犯人の正体をあぶりだすため、再びあの密室に集結する。果たして、8年前の「真実」とは何だったのか?そして、彼らが辿り着く「本当の結末」とは―?

複雑に絡み合う人間関係、次々と明かされる秘密、そして予想を裏切る展開の連続。緑黄色社会の書き下ろし主題歌と共に、2024年11月22日(金)の公開を今から心待ちにしたい。

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