山下美月、20センチばっさりカットの新ヘアでサプライズ…「六人の嘘つきな大学生」出演陣が舞台挨拶で“嘘エピソード”を告白

2024年10月22日

『六人の嘘つきな大学生』完成披露舞台挨拶に登壇したキャスト陣と佐藤祐市監督撮影:ソムタム田井

オーディオブック化をはじめ、舞台(リーディングアクト)化や漫画化、ラジオドラマ化もされたことがある、大ヒットミステリー小説「六人の嘘つきな大学生」。その実写映画化作品が2024年11月22日(金)より全国公開されることとなり、これを記念した完成披露舞台挨拶が10月21日に都内にて開催。

劇中で“六人の嘘つきな大学生”を演じた浜辺美波さん、赤楚衛二さん、佐野勇斗さん、山下美月さん、倉悠貴さん、西垣匠さん、そしてメガホンを取った佐藤祐市監督が登壇し、映画の感想や見どころ、撮影秘話などを語った。

左より、佐野勇斗さん、浜辺美波さん、赤楚衛二さん、山下美月さん、西垣匠さん撮影:ソムタム田井


原作となるのは、2021年に刊行されるや「2022年本屋大賞」ノミネートをはじめ、さまざまなランキングを席巻。現在までに累計発行部数65万部を突破している、浅倉秋成による小説「六人の噓つきな大学生」(角川文庫刊)。

就職活動を舞台に6人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、その6人が暴かれた嘘と罪の真相を検証しながら、自らの人生と向き合っていく“青春ミステリー”要素を掛け合わせつつ、怒涛の伏線回収で最後まで一気読みしたくなる、圧倒的クオリティの第一級ミステリーだ。

左より、佐藤祐市監督、倉悠貴さん、佐野勇斗さん、浜辺美波さん撮影:ソムタム田井


こちらの映画版では、人気と実力を兼ね備えた6名のキャストが織り成す、極上のミステリーサスペンスが堪能できる……ということで、完成披露舞台挨拶には大勢の映画ファンが殺到。イベントは大盛り上がりとなった。

キャスト陣はタイトルにちなみ、“嘘にまつわるエピソード”トークで会場を沸かせた撮影:ソムタム田井


撮影時の思い出話や劇中で注目してほしいポイントなど、さまざまなテーマでトークがくり広げられるなか、イベント後半には「嘘つきミステリーである本作にちなみ、皆さんの忘れられない“嘘にまつわるエピソード”を教えて」という話題が振られ、それぞれが順番に答えていく流れに……。

トップバッターを買って出た赤楚さんは「エイプリルフールに、友だちに“1万円拾った”って嘘をついたんです。そしたら本当に、そのあと1万円を拾って……と、ここまで含めて全部嘘です」と話し、信じて聴き入っていたキャスト陣を驚かせた。他のメンバーの“嘘にまつわるエピソード”は以下の通り。

赤楚衛二さん撮影:ソムタム田井


【浜辺美波】私いま、右足にすごく大きい青あざがあるんです。他の現場では、最近転んじゃって……と言っているんですけど、実は最近、でんぐり返しをしまして。子どもの頃の感覚で「できる」と思ってやってみたら、だいぶ体が硬くなっていて、足がぜんぜん開かず、思いきりぶつけちゃったんです。でもそれを言うのが恥ずかしくて、嘘をついてしまいました。

浜辺美波さん撮影:ソムタム田井


【佐野勇斗】小学生のときにテストの答案用紙を隠したことですね。両親に見せるように言われても「先生が忙しいみたいで、まだ返ってきてない」と嘘をついて。机の中に20枚くらい隠していました。

佐野勇斗さん撮影:ソムタム田井


【山下美月】ファンの皆さんについていた嘘なんですけど、実は私、髪を20センチくらい切っていて。それをこの舞台挨拶までずっと隠していたんです。ファンの皆さんには、髪が長かったときに撮り溜めした写真を公開していたので、今日来てくださった皆さんには「急に短くなってる!」と驚いてもらえたんじゃないかと。ちょっとでも楽しんでもらえたらいいなと思ってついた、サプライズ嘘です。

山下美月さん撮影:ソムタム田井


【倉悠貴】僕、プロフィール欄には身長173センチと書いていますが、じつは171センチしかなくて。ずっとそれが後ろめたかったんですけど、この数年で徐々に背が伸びていたみたいで、今年に入って本当に173センチになりました。なのでプロフィールは書き換えず、これからもそのままで行かせていただきます。

倉悠貴さん撮影:ソムタム田井


【西垣匠】最近ゴルフを始めたんですけど、赤楚君から「一緒にラウンドを回ろうよ」と誘われまして。「始めたばかりだからうまくないよ」と伝えたら「僕も大したレベルじゃないから気にしないで」とのことだったので、言われるままについていったところ、ボコボコにされました。赤楚君の嘘に振り回された(!?)エピソードになります。

西垣匠さん撮影:ソムタム田井


そうして最後に締めの挨拶を振られた浜辺さんは「予告編でもわかるとおり、作中ではバチバチしている6人ですが、皆で協力し合って、監督やスタッフの皆さんにも支えていただきながら完成させた作品になります。最後の最後までドキドキする展開が続きますので、6人の嘘に振り回される感覚を楽しんでいただけると幸いです」と話し、舞台挨拶を締めくくった。


取材・文=ソムタム田井

ウォーカープラス編集部 Twitter