猫ちゃんは死んだらどこに行くのだろうか。「天国だったらいいな…」愛猫家なら誰もが願う共通の想いだ。この漫画は、死んだ猫ちゃんが転生するまでを描いた作品で、「めちゃコミクリエーターズ」で6月のランキング1位を獲得した
名エピソード
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もともと、「便利屋」をやっている白熊と、捨て子熊のお話「白熊便利軒」を描いている白熊便利軒ホセさん。
本作「猫の柄の話し」
はイベント用に描いた短編漫画なのだそう。愛猫家から「何度も読み返した」「感動した」といった数多くの声が届いたという本作について、制作の裏側を聞いた。
もう会えない、ではなく「いつか生まれ変わって帰ってきてくれる」
この漫画のストーリーは、猫ちゃんが死後の世界で選んだ瓶により、転生後の「自分の柄」を決められるというもの。読者からの声について白熊便利軒ホセさんは「世の中にたくさんのSNS漫画がある中で、見つけてくれてありがとうございます」とコメント。
「愛猫を亡くした方から『うちもいつか帰ってくるといいな』という書き込みをいただくと、『帰ってきますよ』と思いながらコメントを返しています」(白熊便利軒ホセさん)
この漫画を描いた理由については、「もう会えないと思っているより、いつか生まれ変わって帰ってくるかも、と思って暮らしていた方が楽しいじゃないですか」と、率直な想いを吐露。
「漫画の中に登場するセリフを気に入ってくれて、ご自身の愛猫のお気に入りダンボールにそのセリフが書いてある写真を送ってくださった方もいました」(白熊便利軒ホセさん)
取材協力:白熊便利軒ホセ(@sasadebris)